秋から始まってるアニメの中で最後まで全部見ようと楽しんでいるアニメです。（他全部見るつもりでいるのは「京騒戯画」と合わせて二つのみ。）
なんといっても原作がアニメで大ヒットした「とらドラ!」の作者・竹宮ゆゆこによるライトノベルだったわけで（＾－＾）
アニメが始まる1月以上前に図書館で原作ライトノベルが置いてあったので短編集を除いて全部読みましたよ。

とりあえず現在まで進んでるストーリーは大学進学した主人公万里が最初に友達になったやなっさんを大学まで追っかけてきたストーカーお嬢様・香子のことが気になってて…
っていうカンジ

内容は「とらドラ!」で見せた学園ラブコメ雰囲気を残しているのだけれども、
舞台がなんと大学!!
そこで展開される出来事も大学に通ってた人なら誰もがあるあるとうなずけるネタばかりなわけで…
最近は内容・読者層共々ラノベと通常小説の垣根が曖昧になっていると言われているとはいえ、まだまだ読者層のメインが中高生というなかで大学のキャンパスライフを舞台にしたラブコメというのはラノベとして異色中の異色作だと思いますね。
これから大学進学!っていう高校生の方には大学のキャンパスライフ雰囲気を追体験できる参考書にはなると思いますが…


現在やってる1巻の内容も当初ラノベとしてよりも普通の恋愛小説の書き方で読みたかったって思って中々読み進めなかったんですよね。
（ラノベって結構漫画の画面展開を活字にしたものが多い為か同じ一冊の本でもストーリーの密度が通常小説よりも低くて通常小説より間延びしたように感じるときがあります。作品によっては一冊のストーリーの容量が通常小説の短編程度しかないものもあり、面白くない作品だと無駄に駄文を描き並べてる分通常小説よりも読み進めるのが苦痛に感じることがあります。）


…がこの「ゴールデンタイム」ってラノベだと各巻の末尾の展開が毎度衝撃的!!
私ミカサはこの巻末ラストの大どんでん返しみたいな展開の破壊力に惹きつけられて、ラストまで一気読みしてるというカンジです。
まるで冒険活劇のように次巻への惹きつけが強いです、このラノベ。
（まるでＳＦ映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズみたいな続きが気になる惹きつけの強さ!!）

原作の表紙もアニメのＯＰ・ＥＤのＣＶの順番などを見ると一見「ゴールデンタイム」はメインヒロイン・香子中心にストーリーが進んでいるように見えるのだけれど、
実は主人公万里が抱えてる内面の問題が軸になっていて、それがこの「ゴールデンタイム」一番の魅力だったりします。

まだアニメがそれが明らかになる1巻のラストまで進んでないのですがストーリーを簡単に説明すると
万里の内面問題を軸にした異種四角関係っていうのが「ゴールデンタイム」です。
一応この間の3回目で万里が事故で記憶喪失という過去になって今に至るということが明らかにされましたが、1巻ラストの衝撃事実発覚までにはあと2，3回くらいかかるかなあ～って感じなのでもうちょっと我慢しなければならないのですが…
兎にも角にも今後の展開が楽しみなアニメです（＾－＾）




それにしてもメインヒロイン・香子のＣＶを務める人気声優の堀江由衣さん。
この人がメインヒロインのアニメは何作か見てるのだけれど、
本放送で見るのは「人造人間キカイダー THE ANIMATION」以来、
実に十何年ぶりなんじゃないかなあ…
（当時中学生だよ!!「とらドラ!」とか「いぬかみっ!」もずいぶん後になって見たわけで…）
他の脇役の声を担当しているアニメとか結構観てたりして、好きな声優さんなんだけどね…（苦笑）