昨日女優の淡路恵子が食道がんで80歳で亡くなりました。
淡路恵子というと戦後最大級の時代劇スターだった萬屋錦之助(中村錦之助時代の｢宮本武蔵」五部作は戦後チャンバラ時代劇の最高傑作!!)の元妻であり、重病の萬屋錦之助が背負った１３億の借金の返済に奔走したり、萬屋との間に設けた息子二人に先立たれたりと(ほかにも前夫との間に息子二人いるとのこと。)、とにかく波乱万丈な人生を送ったことで知られる女優さんです。
女優としての仕事については１９６０年代初頭のテレビドラマ「若い季節」｢男嫌い」で大人気となったということですが私ミカサ自身は若年ということで馴染が薄く、
黒澤明の映画｢野良犬」(４９年)のヒロインとして女優デビューしたくらいしか知らなかったりします。(ちなみに「野良犬」は現在の二時間サスペンスのスタイルを確立した刑事ものであり、大変面白いです。)



…で前置きはここまでにして
この淡路恵子のもう一つの顔が芸能界屈指のゲーマーであり、
ＲＰＧの代名詞「ドラゴンクエスト」の熱烈なファンだったということ。

淡路恵子のドラクエ歴はファミコンのドラクエⅠからの２６年!!
（ファミコン世代の方々からのファンはみんなそうだと思うのですが…）
その愛好ぶりも半端ではなく舞台やロケで長く家を空ける際には携帯ゲーム機だけでなく、
なんと据え置き型のゲーム機を滞在先のホテルに持ち込むほどだったのだとかｗｗｗｗ
(ドラクエをプレイできる据え置き型というとファミコン・スーファミ・Ｗｉｉ・ＰＳ１と２といったところか…)
他にもラスボスダンジョンまでたどり着いたところでデータを消して初めから進めたりというのを何十回も繰り返したり（Ⅸでプレイ時間３００時間というデータロムを持っていたという）、
ドラクエのプロデューサー堀井雄二にドラクエの開発スパンをもっと短くしてくれと頼んだりしたとか、
ゲームキャラがしゃべったりオンラインゲームに関しては否定的だったもののオンライン版ドラクエⅩの為に自分でインターネットを整備してしまうなど、
ドラクエファンの中でも特にコアなファンとしての逸話に富んだ人物だったようです。
「ドラクエは(ファンを)裏切らない。」
それが淡路恵子のドラクエへの信条だったようです。
(ほかにもＦＦシリーズをはじめとして他にもＲＰＧをプレイしていたそうですが、ＦＦはキャラがしゃべり始めてからやらなくなったとのこと。対してドラクエは進化するもののゲームシステムは保守的でフルからのファンを過度に裏切りませんよね。)


淡路恵子はガンで入院中の病床でもドラクエⅨを持ち込んでプレイしてたとのこと。

ドラクエに生きドラクエに死す…
まさにドラクエ愛!!

私ミカサはいちドラクエプレイ経験者として
ドラクエクイーンともいうべき淡路恵子に対して敬意を表し
心からご冥福をお祈りしたいと思います。









…ちなみに私ミカサのドラクエ歴は中学校の時に友達から借りたスーファミ版のⅤを最初にして、
クリアしたのがⅠ～Ⅵ、事情により途中までプレイしたⅧというカンジです。
少なくともファミコン・スーファミのドラクエソフトはすべてそろえています。(今でも時々やります。)
特に好きなのがⅢとⅤ

Ⅲ…特にバラモス倒してから真のボス・ゾーマが登場し闇の世界アレフガルトへさらなる冒険を繰り広げる流れはもはや伝説!(シリーズの異世界の冒険密度は一番高いと思います。)キャラデザ的に最もドラクエらしい!!スーファミ版リメイクがビジュアル的にドラクエシリーズで最も好きで今もプレイしてます。コレもし今Ⅷのシステムでリメイクしたらでぜひともやってみたいです。

Ⅴ…やっぱり主人公の波乱万丈の人生を体感できるストーリーが魅力！選ぶ嫁はストーリー的にビアンカ一筋です!!(スーファミ版は基本的やまびこ帽子とメラゾーマを組み合わせれば誰でもクリアできるのでｗｗｗ)
ただ石になった嫁を助けた以降急激にストーリが盛り下がる為、Ⅴが一番好きとは言えないわけで…

キャラ的に好きなのはⅢの勇者(勇者のイメージはこれしかない!!)とⅡのムーンブルク王女(通称犬姫。ビジュアル的に赤ずきんちゃんはマジかわいい!!)です。

私ミカサは現役ファンというには程遠いですがこんなカンジです。