Nicotto Town


つくしのつれづれノート


大河ドラマ・秀吉Ⅱ!  心配御無用!!

「軍師官兵衛」のブログなのであしからず。
ついに竹中秀吉が本格的に登場してきたため嬉しくてこのようなタイトルと相成りました。
(私ミカサのベスト大河は91年「太平記」ですが、最も面白い大河は竹中秀吉の96年「秀吉」なわけで大フィーバー状態ですwww)


主家小寺家の命運を天下統一に邁進する織田勢に託すため、黒田官兵衛はついに織田信長と対面しました。織田勢の中国攻めに無関心な織田家臣団に対して、信長は官兵衛の高い戦略眼を買って中国攻めの総大将に任命された羽柴秀吉と引き合わせます。
その秀吉に招かれて秀吉の治める北近江・長浜城に向うが…
っていうのが今週のお話。


画面に登場するなり秀吉が発したのが
「心配御無用!!」

これ大河「秀吉」の竹中秀吉の決めゼリフなわけで、
18年前に「秀吉」に熱中していた竹中秀吉ファンに対する祝儀みたく感じられて大変嬉しく思いました。
(当時私ミカサは小学生…そんな年頃でも十分ハマる大ヒットドラマだったんです。当時本能寺の回にちょうどアトランタ五輪で日本中が注目女子マラソン(有森裕子が銀メダルとったやつ)とカブって視聴率を奪い合ったことは今や伝説になっています。)
竹中さん
ありがとうございます!!


…といいながらあれから18年が経過してるために竹中秀吉の演技が何もかも当時と同じというわけではなく、ハイテンションの高い動の演技やたら目立ったかつての「秀吉」とは反対に、今回の「官兵衛」ではしみじみとした静の演技が「秀吉」の時よりも魅力的になったように感じました。昨年正月時代劇から連続ドラマに格上げさせた「酔いどれ小藤次」シリーズみてもそうだったんですが、情に訴える演技が一段とレベルアップしてます。
やはり竹中直人が積み重ねた18年の芸の結果なんだと思います。
ホントにスゴイ!!

…がしかし!
とりあえず今回のブログのタイトルを「秀吉Ⅱ」と茶化しましたが、
現時点での信長家臣時代の秀吉にさほど注目しておらず、むしろ本能寺の変の後の天下人に昇った秀吉の影の部分をどう演じるか期待を懸けています。
なにせ前の「秀吉」では竹中秀吉が主人公だったため悪逆非道の暴君・豊臣秀吉が大分割愛されているわけでして…(主人公故いたしかたないのでしょうが)
竹中自身は暴君として堕ちた秀吉を演じたかったそうで(実際「秀吉」でも暴君としての秀吉の演技にチャレンジしようとしている意気込みが見えます。)、今回の「官兵衛」で脇役としてたがが外れた竹中秀吉が天下人としてどのように暴走していくことになるか…
その演技次第で初めてこの「軍師官兵衛」を「秀吉Ⅱ」にふさわしい大河と認めることになるのだろうと思っています。
18年間の沈黙を破り(といっても大河の総決算である「坂の上の雲」で外務大臣・小村寿太郎を熱演してましたが…)
果たして竹中秀吉は低迷する大河の救世主となれるのでしょうか…
ガンバレ!竹中秀吉!!








…とすみません。「軍師官兵衛」なのに秀吉ばっかりでwww
(秀吉は竹中直人以外あり得ないってくらい大河「秀吉」が大好きなものでwww)

さて、こうして主家小寺家を織田方に導くことに成功した主人公・黒田官兵衛。
しかし官兵衛が支える秀吉の中国計略の冒頭・播磨攻めは苦難を極めます。
その中で官兵衛は死ぬよりもつらい過酷な試練をいくつも乗り越えねばならなくなります。
早速次回、秀吉の軍師・竹中半兵衛が黒田官兵衛を試そうと罠を仕掛けて試すようで…
数々の乗り越え、後に「二兵衛」称される秀吉の第三の軍師として成長していくか、スゴイ楽しみですね!!








…えっ、第三の軍師!?
官兵衛は三人目なの!?
実は秀吉には最古参の先任軍師格の重臣が存在するんです。本人は手柄よりも自身が男惚れした主君秀吉の側近でいることへの関心が強くて、あまり「二兵衛」の陰に隠れて軍師として歴史の表で注目されることはありませんが…
…で今週の回でその三人が全員登場しております。
(ひと画面にそろうことは無かったものの…)
その先任軍師と官兵衛もかなり深い関係で結ばれていくのでいずれ記事で特集していくつもりです。

(なお軍師という役職自体実在はするもののドラマや物語で展開される参謀職とはかけ離れたほとんどフィクションであり、軍師とされる人物のほとんどは近現代戦争の中核たる参謀の視点で智将ととして目立った人物を軍師に称してるようなものにすぎません。それもいずれ記事にします。それでも秀吉は武勇知力に恵まれた家臣に恵まれていますよね。)

以上!!



あ、そういや官兵衛のお供として栗山・母里と一緒に同行した重臣・井上九郎右衛門を高橋一生がひょうひょうと演じていましたね。
かつてスタジオジブリのピュア恋名作「耳をすませば」の雫の恋の相手・天澤聖司のCVを務めていましたが、
井上九郎右衛門が聖司みたいなクールな役柄になるか否かは未知数ですね。
(官兵衛と同じ軍師が主役の07年「風林火山」でも信玄の側近駒井政武をクールに演じていた。)
っていうか現時点では周囲にビッグネームが多すぎて影の薄いネクラにしか見えないぞ!!wwww

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2014/03/02 20:54
クレア様へ…確かに竹中秀吉ハイテンションですよね。
しかし、あれでも96年「秀吉」に比べたらかなり抑えられているんですよねwww
それでも他の役者さんを喰うほどの迫力なので、官兵衛と対面以前の竹中秀吉のセリフが意図的に音声小さくなってるような気がします。


NHK時代劇の小道具は本当に細かいです。
自分も大河ドラマをはじめNHK時代劇のエキストラを幾つかやっていますが、使い古された衣装、煙草一箱に至る小道具、戦国ものでは南蛮渡来という設定の西洋の調度品などの小道具などのクオリティが半端ではなく、しかも違和感なく溶け込んでいるんですよね。
水戸黄門の様な民放の勧善懲悪シリーズだとコスプレのコントになりやすく本当に比べ物になりません。
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2014/03/02 00:13
軍師官兵衛、最近見ています。本当竹中秀吉さんはいいキャラですね!
主役より目立っているような・・・?でも誠実で控えめな官兵衛も素敵です。

つい、セットの屏風とか、ふすまとか、調度品とか、着物の柄とかをよく見てしまいます。
割とアンティーク好きなんで。なんでも鑑定団も好きですw
小寺家って、素敵ですね。黄金の茶室もそのうち出てくるんでしょうね~^^
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2014/02/27 23:39
みいこ様へ…まああれはドラマですからねwww
ちなみに史実だと初恋の相手のポジションに相当する人物は官兵衛の実の妹になるので、ドラマで描いた場合は描き方によっては後々までトラウマになる出来事だったかもしれませんね。
子役の場面がよかったので初恋のシーンはもっとじっくり見たかったのが本音です。
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2014/02/27 21:00
「軍師官兵衛」は初夜に昔好きだった女の人の話を妻にした場面から嫌いになりました。。
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2014/02/25 21:36
大潮様へ…「秀吉」を当時見ていた人は、そのあまりにも強烈な面白さから秀吉役は竹中直人以外あり得ないと思ってる人が絶対にいるが多いと思います。(過去にも「独眼竜政宗」の勝新太郎みたいにより強烈な奴もありますが…)
主役のⅤ6岡田には竹中秀吉に喰われず黒田官兵衛をがんばってほしいですね。
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2014/02/25 20:15
「酔いどれ小藤次」久しぶりに見ごたえのある時代劇です。
竹中いいぞ~!!と拍手喝采です




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