一昨年前の放送で大ウケした中年のヘタレ男女のラブコメディのパートⅡが先週から始まりました。
ないような内容でありながら登場人物のセリフ回しが大変面白く
なんたって舞台が地元鎌倉ということもあるので、普段ゴールデンタイムの現代ドラマに全く無関心なわたしミカサも前回に引き続きはりきって楽しんでいますｗｗｗ

とりあえずあらすじは失恋で鎌倉に引っ越してきたテレビマンの千明（ヒロインなのにテレビマンはさすがにひどいかな…）とお隣の娘・弟妹と暮らすやもめの鎌倉市役所の公務員の和平が、喧嘩友達のようなところから微妙に発展していく関係を、ひとくせもふたくせもある周辺人物とややこしく絡み合わせて描かれるラブコメディです。

簡単に言ってしまうと
無心で鼻くそほじりながら観て笑えるドラマです。
（要するに理屈抜きで面白いってこと。）

メインキャストは
・野千明（48歳）…演：小泉今日子
・永倉和平（52歳）…演：中井貴一
二人合わせて100歳コンビ!!

・飯島直子
・内田有紀
・坂口憲二
その他…

の豪華キャスト
（っていうかその他のキャストが豪華なんですがｗｗｗ）




…ただこのドラマ、
わたしミカサは別に豪華キャストだからとか、舞台が地元鎌倉だからと必死に観てるわけではなく（たとえ地元が舞台でもつまらなきゃ見ません。昨年の「ビブリア古書堂の事件手帖」も原作の舞台がモロ自分の生活圏内でしたが挫折しました…）、
中井貴一のヘタレ演技があまりにも衝撃的過ぎて密続けている次第です。

中井貴一といえば夭折した名優・佐田啓二（初代大河ドラマ「花の生涯」の準主役。主役の53～54年の「君の名は」三部作は現在世界的に有名な邦画である同年の「七人の侍」や「ゴジラ」を圧倒的に上回るその年最大のヒット作となった。）を父に持ち、
デビュー作の「連合艦隊」（81年）以来、88年「武田信玄」をはじめとするいくつもの大河ドラマをはじめ沢山のヒットドラマ・映画で存在感を見せつけて知らない者などいないと思うくらいの大物俳優なわけですが、
作品のジャンルを問わずどの役も、クールな役ばっかりの印象しかなかった為（大河ドラマなんか「武田信玄」以来「吉宗」「武蔵」「義経」「清盛」のどの配役もオーバーですが同じ役を名前を変えて演じてるようにしか見えないときがあります。）、
それまで180度違った「最後から二番目の恋」での中井貴一によるヘタレ中年のコントの様な演技は腰を抜かすほど衝撃的だったのです。
それまでがクール過ぎた為ギャップが凄まじくて腹がよじれますｗｗｗ

この以外こそこのドラマの人気の秘訣なんだと思います。



…で、そんな今回の「最後から二番目の恋」第二期。とにかく紆余曲折あってとりあえず両想いの悪友な関係になった千明と和平なわけですが、互いにそれぞれ男と女の影が…ｗｗｗｗ
さらに脇役たちがそれぞれ変なトラブルを絡めてきそうな感じで、前作同様カオスな展開になりそうですｗｗｗ

初回放送を逃したのは大変残念ですが、以降は欠かさずみたいところです。
だって面白いんだもん!!







ちなみに貴一演じる和平の鎌倉市役所での担当部署は観光推進課の課長（今回の第二期では秘書課の課長も兼任して柴田理恵演じる鎌倉市長の秘書もやってるｗｗｗ）であり、1期では鎌倉の世界遺産登録に力を入れている様子が描かれていました。

実際の鎌倉の世界遺産登録運動は他の登録運動に比べて順序は素人目に観てデタラメであり、しかも公文書改竄をやってしまったりと市の対応の印象が悪く、
結果として世界遺産登録はダメになってしまいました。
そんなこともあってか今回の和平は結構所々ばつが悪そうな顔をする場面がありますね。

実際の鎌倉市はもっとしっかり市の行政を進めてほしいものです。
マジで…