昨年のテレビシリーズの終了直後の特報で多くの人を驚かせた劇場版「宇宙戦艦ヤマト2199」の謎に包まれたベールが明らかになりました。
タイトルは
「宇宙戦艦ヤマト2199　星巡る方舟」

おお!なんか神々しいサブタイトル!!
…で今明らかになってるストーリーが以下の如し

話は宇宙戦艦ヤマトがコスモリバースシステム（旧のコスモクリーナーですな）を受け取ってイスカンダルから地球に帰るさなかでのこと。
マゼラン銀河出ようとするヤマトに突如謎の宇宙艦隊が襲い掛かる。
彼らの目的はガミラスを下したヤマトそのものらしい…
早く地球に帰還するためワープで逃げるヤマトだったが、ワープしたその先で異空間に浮かぶ謎の薄鈍色の惑星が立ちはだかって…




時系列はヤマトの1年間の航海の中で暇そうにしてそうな復路中に起こったということらしいです。
こういうメインストーリーにチョイ付け足して観れる番外編的な劇場版って「ドラゴンボール」や「ワンピース」をはじめジャンプ系アニメでは定番なので、旧ヤマトシリーズのように1年おきに宇宙や地球の危機に巻き込まれるよう続編よりはずっとマシな気がします。（私ミカサが旧シリーズを苦々しく思う原因がコレ。ジャンプ漫画も似たようなもんだけど宇宙戦艦ヤマトのようなスケールのでか過ぎる題材でバトル漫画同様に強敵が間髪いれずに次々出てくるとさすがに安っぽく感じます…）


…しかしそんな番外編的作品なのにもかかわらずヤマトに挑んでくる新たなる敵の正体にビックリ!!
なんとガトランティス
旧シリーズ「さらば宇宙戦艦ヤマト」（及びＴＶ版2）で白色彗星やそこから出てきた超巨大戦艦と圧倒的絶望感を見せつけたアレ

「さらば」ではその絶望的な戦いの中で徳川のじいちゃん・佐渡先生・土方艦長・山本明・真田さん・加藤三郎・真田さんなどヤマトクルー主要メンバーが容赦なく倒れ（土方艦長は死亡率の高い艦長席の後ろに飾られた沖田艦長のレリーフが後頭部に落ちたいわゆる「沖田の呪」が原因ともっぱらの評判ｗｗｗ）、最後に古代が森雪の亡骸を抱きながらヤマトで超巨大戦艦に特攻していったのに涙を誘ったわけですが…


それを知ってるだけに私ミカサが気になるのは私ミカサ贔屓のヤマトヒロイン山本玲・篠原（山本明に相当する）とサブちゃん（加藤三郎）が「さらば」同様戦死しないかという不安…
（墜落時山本明の腕がコックピットからはみ出してるのは笑えましたがｗｗｗ）
っていうか2199でヤマト一のラブラブカップルとしてサブちゃんと艦内出来ちゃった結婚をしたまこっちゃん（原田真琴）を未亡人にしないで!!ｗｗｗ
（「禁書」でいつも想いを寄せる上条さんにスルーされている御坂美琴とは対照的に着実にさぶちゃんへの愛をを勝ち取ったまこっちゃんから幸せを奪わないで!!（中の人ネタ））


でもちょっと待てよ…
一応時系列は復路のイスカンダルから地球に帰還するまでに起こったという設定なので、もしさらば同様に根こそぎメインキャラを殺したら最終回の地球を前に張り付いているヤマトクルー一同の光景とまるっきり矛盾するわけなのでさすがにそれはあり得ないかと思うわけでｗｗｗ
一応総監督の出渕裕によれば続編を作る意思はないということを明確にしてることもあり、この新作2199「星巡る方舟」も「さらば」とも２ともまったく違う展開になるということらしいです。



とにもかくにもハッキリ言って未知数というほかがない劇場版「宇宙戦艦ヤマト2199」。
公開は12月6日とのこと。10月には新作映像を30分以上追加したＴＶ版の総集編「追憶の航海」（なんでもガミラス視点との話も…）のイベント上映もあるということで、まだまだ「宇宙戦艦ヤマト2199」楽しみでいっぱいです。
（ただ個人的には2199以上に「宇宙戦艦ヤマト復活編」の続編が具体的に行われているのかが気になる。赤字覚悟でちゃんと完結させて尻拭いをしなければなにをやってもヤマトファンへの背信行為だと思います。）



…そういえばせっかっくガトランティスが出てくるのだから「星巡る方舟」で
「さらば」や2および実写版で登場した空間騎兵隊の斉藤始は登場するのでしょうか？
（一応2199の設定上でも空間奇兵隊は存在するみたいなので…）