Nicotto Town


つくしのつれづれノート


クジラの刺身

鎌倉中心部の魚屋に行ったらクジラの刺身が売ってました。
鎌倉中心部は由比ヶ浜の漁港と目と鼻の先(さらにマグロの水揚げで有名な三崎漁港からも近い。)ということもあって売られている魚介類の種類は街中のスーパーの魚売り場と比べれば天と地ほどの差があり(生きた車海老や鎌倉海老(鎌倉産の伊勢海老)アワビが売っている)しかも安いということもあって私ミカサのお気に入りの店の一つなわけですが、
ここ最近クジラ関連の食品を見るのは珍しいかもしれません。

ちょうど私ミカサが魚の品定めをしてる目の前でその鯨の刺身の入ったパックに店のおじさんが100円値引きシールを貼った為、別に買うつもりじゃなかった私ミカサは気が付けばクジラの刺身を買い物かごに入れレジで精算を済ませていましたwww

さてその味は…
完全に赤身なのでトロやサーモンの様な脂っこさは全くなく、かといって魚の食感というよりも馬肉の様な感じ…(だって動物の肉だからねwwww)
個人的には火であぶった方が他の刺身や肉との違いがわかるって感じです。
(実はクジラ肉についてはこれが食べるのが初めてじゃないわけで…上記の魚屋で安く売ってるときに何度か購入してるんですよねwww)


クジラというとついこの間日本の南極の調査捕鯨が国際裁判所で違法判断がされたことが記憶に新しいですが(だからと言って日本の捕鯨がすぐにゼロにはならないだろうけど…)、クジラ類は非常に知能の高い動物だから友達だと言い張る欧米人と古来から続いてる伝統を絶やしてはならぬかたくなになる捕鯨推進国が争ってる様が
互いに歯をむき出しにした野蛮なケダモノの如く見えて非常に印象が悪いです。
あまつさえその争いに乗じてシーシェパードの様な過激な捕鯨妨害活動をショーにしてお金を儲ける輩まで現れる始末で…
(日本の捕鯨船ばかりに狙いを定めるのは日本側から自分に命に関るような攻撃をしないとたかをくくってるからだと思います。もし北方領土のロシア沿岸警備隊のように境界線に入ったら容赦なく射殺にかかる感じだったら絶対に手を出さないでしょうね。)



元々欧米人だってコルセットやバイオリンなどの弓の材料にクジラを根こそぎ狩り尽くしてたわけだし、捕鯨船の補給を口実にアメリカ太平洋艦隊のペリー提督が無力な幕末日本を大砲で脅して開国させたのを鑑みるに欧米人が野蛮という言葉を使うのは大変無理があるんですけどね。(武力で他国を次々に侵略して植民地化したうえに、植民地を取り合って二度の世界大戦をやったわけですから…日本も人のこと言える立場ではないですが…)


まあ日本人としてみれば近代以前から鯨漁はしていたものの、どっちかというと戦後の食糧難の解決策で牛豚鶏の食肉の他に鯨肉で代用したこともあって、食卓や給食に鯨肉の鯨カツや鯨肉のから揚げや鯨の大和煮など、戦後復興期のノスタルジックなメニューとなっている気持ちもよくわかります。(マンガ「三丁目の夕日」でも作中で鯨料理は出てきます。)
聞くところによると太平洋戦争を唯一生き残った日本海軍の戦艦長門を戦後の捕鯨船として活用(というよりも温存)しようという提案もあったらしいです。
(さすがに軍国主義の象徴になりえるシロモノを残してはおけず1947年にビキニ環礁の核実験で生涯を終えるわけですが…)



ただ私ミカサも含めて今の日本人にとっては鯨は日常の食材ではなく珍味といった印象でしかないので、クジラの刺身を食っておいて言うのもなんですが政府がクジラの捕鯨に向きになって固執するのもどうかと思うのです。
普通にスーパーで売ってるものを外国人の独断と偏見で食べるのを禁止されれば、槍刀にかけて断固反対すると言いたくもなりますが(この手で大戦争になったなった例もあるので自分の常識を他人に押し付けるのは厳禁です)、
もはや一般にあまり出回らいどころかクジラを食べるという概念も薄れてる中で、伝統の保護だと言うのもさすがに無理があるわけで…


さびしいとも思いますが時代と共に日本の捕鯨も自然となくなっていくのでしょうね…
(それが嫌なら大々的に普及するほかないだろうし…)

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2014/05/24 23:39
ザトウクジラが群れで狩りをしている様子を見ると 
根こそぎ食べつくす感じ
鯨を保護して やりたい放題にさせとくと
海のお魚はみんな鯨の腹の中
人の食べるぶんはなくなったりして
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2014/05/23 22:19
私の子どもの頃には、鯨肉は、学校給食に出ていました。
その名も「鯨のオーロラ煮」「オーロラ鯨」とも呼ばれていました。

鯨肉を食べる食べないというよりも。
日本人ほど、鯨に感謝して命をいただいていた民族はいないのではないかと。
肉も骨も内臓もヒゲクジラのヒゲと呼ばれる部分さえ大切に使い。
(人形浄瑠璃のお人形のからくりなどは、他の物では代用できないそうです)
最後には鯨塚をつくって、供養しているんです。

今、捕鯨に反対している諸外国の多くは、その昔、鯨の脂を搾るためだけに捕鯨をしていたとききます。

なんだか、反対するために反対しているような気がしてなりません。

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2014/05/23 05:51
旧世界での人口調節は確かに戦争であったかもしれませんが、戦争後には人口爆発するのですよね・・・。
ある程度の知識層になると、繁殖欲は抑制されるので、人類が高次になれば、自然減していくと思います。
現に自然減している状態を「悪い」と言っているメディアがおかしいと思いますよ・・・。
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2014/05/21 23:27
なぎさ 様へ…そうなんですよ。もっとも最後に戦ったレイテ海戦で艦橋に攻撃をモロに食らってメイン幕僚が全員戦死し、再び動き出せる燃料持尽きた浮かべるスクラップ状態という痛ましい姿を横須賀港でさらしていたそうですが…

鯨肉は堅いとよく聞きますがこの間食べた鯨の刺身は牛刺し馬刺しなんかよりも柔らかく感じました。焼いたら変わるのかな?
ちなみにお値段は100引きの498円でした。
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2014/05/21 23:21
家主(≡▽≡)Z 様へ…何を食べる食べないにしても人間の身勝手さが現れて印象が悪いですよね。飢饉で本当にヤバい時は食人行為だってすることさえあるのに…
ネズミなどは数が増え過ぎると本能的に川に飛び込む自殺行為をして数を抑制するなんて話を聞いたことがありますが(元ネタのディズニー映画のドキュメントはレミングと呼ばれる鼠の大軍をスタッフが追い立てて川に突き落としてたらしいですが…)、もしかした人口の自主抑制の手段は戦争なのかなと恐ろしいことを考えてしまいます。
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2014/05/21 23:14
大潮様へ…おお食べ方がいろいろ!海豚や鯨料理も伝統が長いこともあって料理の仕方もいろいろなんですね(^-^)
給食で鯨を食べたことは無いのでビックリです。最近は地域の特産物を特別に給食に出すろ頃もあるそうですね(^-^)
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2014/05/21 20:05
唯一残った戦艦は長門だけなんだね~

駆逐艦の響がロシアに行って最後は練習艦として最後迎えたとかも印象が強い!

なぎさはみかささんより年上だからかうちの家計事情だかはわからないけど
子どものときに食卓に鯨肉よくあがったよ~^^

なぎさはあの噛み切れない感じと、独特のにおいが好きだな~+.(*ノェノ)゚+
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2014/05/21 04:49
肉好き、赤身好きとしては、鯨は美味しい!!
でも、高校の修学旅行で食べたきりです・・・。
今では高価なため、やはり躊躇します。

日本食がブームになり、全世界で寿司・刺身が食べられるようになるにつれ、刺身にされる魚は激減しています。
鯨は小魚を大量に食べるため、鯨が増えすぎると魚が減るとも言われていますね。 ←今この状態

魚肉は喰らっても平気で、知能のある生き物の肉はダメという定義も意味不明。
お魚だから食べてもいいって、生き物を知能で差別されているように感じてしまいます。
肉(生き物)を喰らうのは、命の格闘の末ですよ。 崇高な血肉を戴くのは、悪い事ではありません。
飼い犬に牛肉を食わせているのはどうなんでしょう? 食物連鎖に外れているのでは?

何でも喰らい、ただし、喰らい尽くさないように、という、そこだけを守っていればいいのではないでしょうかね^^
それよりも人間増えすぎな気がします・・・もっと減っていい。
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2014/05/21 00:35
わたしが食べたのは
生肉はステーキで食べました
干肉・みりん漬け・醤油漬けを炭火で焼く
などです

小学校のとき、給食でクジラがでました
いろいろお世話になってきました
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2014/05/21 00:17
大潮様へ…う~ん、生態系の確保で保護というのはわらんでもないんですが(それが狩り尽くされて食べられなくなってはかなわないですからね)、それを関係なしに自分の食のタブーを他人に押し付ける行為自体が非常に自分勝手と思うんです。
(実際インドの植民地時代にヒンドゥー・イスラムで牛豚食べるのを禁じてるインド人に牛豚のラード塗った弾薬を口にして発射する新式銃の使用を強要されたのをきっかけにセポイの反乱という大反乱がおきてますから…)
もし自分が普段口食べてるものを他人の勝手で禁じられたり、嫌のものを無理矢理強要されたら槍刀にかけて反対したくもなります。
これはどこに住んでる人間も同じだと思うんですけどね…



ちなみにこのブログの魚屋さんは鎌倉のメインストリート若宮大路にある鎌万というお店で横須賀線の高架橋くぐってすぐのところで大きく看板出してるので(由比ヶ浜方向で鎌倉駅から歩いてすぐ)すぐわかりますよ。恐らく漁港からじかに仕入れてるということもあってか安いし、メバルやカサゴなど普段内陸のスーパーでは見かけない魚も置いてあるので見るだけでも楽しみです(^-^)


ところで私ミカサはクジラは大型サイズ(調査捕鯨でとったヤツでしょうね)のものしか食べたことないのですが、いるかなどの小型鯨はどんな風にして食べてるのかすごく気になります。
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2014/05/20 23:46
う~んn
小さい時からイルカを食べてきた大潮は複雑な思いです
自分も人間の頭骸骨を家の前に飾ってある文化を見ると
ぞっとするのですが
クジラを食べている
イルカを食べているというと
こんなふうにぞっとするのでしょうか
頭蓋骨を飾るのは倒した相手の魂への敬意で神聖な行為だと聞くと
殺して埋めちゃうよりは
命を奪った行為をわが身のこととして忘れない
魂への寄り添い方が真摯だと感心してしまったのですが
クジラの肉を食べるのも倒した相手への敬意と見て
「いただきます」「ごちそうさま」をすることで許されないものでしょうか

鎌倉駅の近くの市場しか知らない
いいなああ 新鮮な魚が食べられることは
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2014/05/20 23:45
saki 様へ…調査捕鯨というお題目もセコイ話ですよね。クジラはに捨てるところがないということは聞いたことありますがそこまでとは…
確かに調査捕鯨というお題目を述べるよりもという伝統という意味で捕鯨を続けていく主張の方が正当ですね。
ただもはや捕鯨禁止か否かは科学的とか生態系保護を通り越してただ感情論のぶつけ合いで無意味というほかありませんね。
サメ(これも規制対象に入るか否かでもめてるそうです)の他にもフォアグラが残酷だということでどんどん規制がかけられてフランスが激怒してるそうですが、「いただきます」の名の如く他の動植物を食べることで命をつないでいる人間がこんな矛盾だらけのことをして感情的になるのもどうかしてると思います。
殺生するからにはそれに見合った使い方をして、キチンと資源管理しなければならないんですけどね。
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2014/05/20 23:20
くじらは、もともと肉を食べるだけじゃなかったんです。
日本では、クジラは捨てるところがない、と言われていたんですよね。
実は私はうるしの勉強をしていたのですが、漆芸の道具の中にも
うるしのひげを使った道具があるのです。
そういう伝統的なものがなくなってしまうのはやはり惜しいと思います。
でも、そもそも、調査捕鯨、などという嘘で捕鯨を続けようとするから摩擦が大きいのだと思う。
そうでなく、伝統文化なのだときちっと説明すべき。そしてすべてむだなく使うべき。
日本の捕鯨などより、ひれだけ切り取って残りを捨ててる中国のサメ漁の方がよほど残酷ですけど、
相手がサメだとみくんな騒がないのもどうかと思います。




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