Nicotto Town


つくしのつれづれノート


ガンを患った父と帰ってきた次弟

最近体調を崩していたわたしミカサの父がガンを患っているとことが昨日の病院の診断結果で判明し、家族に衝撃が走っています。



ことは二週間くらい前にさかのぼります。
突然父が腰痛を訴えぎっくり腰などを疑って接骨院などに行ったのですが、原因は判らずじまい。とりあえず痛み止めをもらったのですが、薬を服用したら収まるどころかかえって痛みが悪化。
仕方がないので別の病院(ちなみにこの病院は人気推理小説「ビブリア古書堂の事件手帖」のヒロイン栞子さんが当初入院しているという設定の鎌倉北部の総合病院です。)で改めて診断してもらったところ、どうも通常の腰痛ではないということで先週金曜日から内科で精密検査を行うことになったわけです。
ところが・・・

その先週金曜の精密検査第一日目を終えた直後から父は足のしびれを訴え始め、その日の夜から下半身不随になってしまったのです。引き金になったのは精密検査中に投与した薬品だということなのですが、どうもそれはきっかけに過ぎず原因は父の患ってる病気が原因らしい・・・
事態は日に日に劇的に変化しここ2・3日は家族総出で父の介護状態に陥り、それまで平穏だった我が家はの光景はさながら野戦病院の戦場状態に・・・
そして昨日の精密検査の結果、病気の大元の原因が前立腺がんだということが判明したのです。
しかもがんが骨やリンパ腺などにも転移しているそうで状況は厳しいということです。


この前立腺がん、最近は天皇さんも患って治療したことで知られていますが(天皇さんを治療した外科医がどこぞの地方選挙で担ぎ出されそうになってましたよね。)、実を言うとわたしミカサの父方の祖父もこの前立腺がんを起点とするがんが原因でわたしミカサが中学の時に亡くなっていおり、どうもわが家系に遺伝するがんということでわたしミカサ自身も重々気をつけないといけないということです。



・・・
正直この記事はいつも通り淡々と描いているわけですが(なんせわたしミカサの文章は大ファンの小説家・司馬遼太郎の文章の影響を受けているもので・・・)、実際のところかなり動揺しております。
実を言うと父が内科の精密検査を受けることになった時、重度のがんを疑い始めており、人前では飄々としているものの、一人でいるときとかで最悪の展開とか自分や家族の今後のこととかが頭の中でグルグルと回っている状態でした。
昨日改めて父からその事を家族会議で知らされたとき人前で流すまいとしていた涙が流れてしまいました。
覚悟はしていたもののやはり大変ショックが大きいです。


そしてここ2・3日下半身不随になった父の介護で家が荒れていく中で家族みんなが精神的ショックと介護による疲労で父を含めて疲労がたまっていき、正直よくニュース等で聞く介護疲れによる一家心中などというあらぬ考えが頭によぎり、本当に一家総崩れの展開が現実味を帯びてかなりしんどかったです。(病名も判明してない不安もありますが、たった2・3日の介護でこの有様です。正直介護の大変さを生まれて初めて思い知った次第です。)
特に母の疲労状態ははた目から見てもかなりひどくとても見ていられない状態でした。


…と、
家族がそんな状態の中一番の助けになったのがすでに結婚をし夫婦共々名古屋で働いている次弟の帰郷でした。昨日父の病のことを電話で聞き急きょその日のうちに名古屋から鎌倉まで駆けつけてきてくれたのです。
突然のことで正直驚いたのですが、次弟の帰郷はここ2・3日の激動で精神的に参っていた家族にとってどれだけ勇気づけられたか計りしれません。
とくに自閉症や発達障害を患っているわたしミカサにとって順調に就職し結婚をした次弟に引け目を感じてここ何年も顔も合わせられなかったこともあり、大変申し訳なく思いながらも感謝の思いでいっぱいである次第であります。


…で今現在、
父は早速転移したがんの駆逐の為に放射線治療をする為、今日から精密検査を行った病院で入院と相成り、これまでの激動の数日はいったん落ち着き、今後の父の闘病に向けた覚悟を決め、とりあえず一息ついています。


…さて、
そんな中で現在のわたしミカサの近況はといいますと、
父の病状が急展開したこの2・3日前からそれまで母が中心にやっていた料理・買い物などの家事を自分が代わってやっております。
そして自分の抱えている自閉症・発達障害というハンデを抱えながらも普通に仕事に付けるようこの9月から就業訓練を受けております。
当初は就職よりも当座の生活リズムの正常化をめざしてぼんやりと活動していたわけですが、父の病気をきっかけに確実描く安定的な就職をモノにする為に気持ちを切り替えて日々活動していこうと考えております。


父の病気については今後父の命ある限り付き合っていくことになりますが、とりあえずその展開については天命に任せるとして、自分はやれることはできるだけ頑張っていきたいと思います。


…兎にも角にも
ここ数日激動の日々が続き大変でしたが、
それでも私ミカサは元気です。

そんな私ミカサの近況です。

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2016/01/06 00:14
家族が 癌などの病気にかかると大変ですよね
日常が変わってしまって
みかささんが必死に状況に慣れようとしてる様子が伝わってきます

けど どうしたって仕方ないのだから
これはこれと受け止めるだけなんですよね
すごく前向きに頑張ろうとしてるみかささん
無理は禁物ですからね
ゆっくり お父様や家族との時間も楽しんでくださいね




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