Nicotto Town


つくしのつれづれノート


選挙に行こう‼

参議院選挙の投票が明日に迫りました。
今回から選挙の投票権が20歳から18歳にに引き下げられ、高校生も政治の場に参加することになります。
これは年々低下する選挙投票率の低下と特に若年層の深刻な政治離れに対するてこ入れのは意味合いが強いのはみんなも知っての通り。
それに合わせて国の方針で高校の方でも選挙投票に対する授業などの教育を多少なりとも受けていることと思いますが、
そうはいっても
一体だれに投票すればいいのかさっぱり分からない。
そういう人が多いんじゃないかと思います。

安心してください。
自分もはじめとして誰もが最初そうだったわけです。
私ミカサの初体験(ちょっとエロい表現だなwww)はちょうど小泉政権時代の小泉劇場と言われた郵政解散選挙のときでした。
一応あの時の投票に対して今も大した悔いは残っていないのですが、あの選挙は劇場型選挙といわれた煽動的なものでもあったため、昨今のイギリスのスコットランド独立可否やEU離脱可否を問う国民投票のことを考えれば、一歩間違えれば日本だって明日は我が身なんだなと首筋が寒くなる思いを改めていたしました。

そんな後悔をしないためにも結果がどうあれ納得のできる投票をしたいものです。
そのため私もまだ三十路を過ぎて間もない若年者に過ぎませんが伝えたいことがあります。

・まず選ぶ基準について
一番勘違いしてはいけないのが
選挙は人気投票ではないということ
特に参議院選挙は知名度がものをいう選挙という側面もあるので、有名人が選挙出馬するケースが多いのでそうなってしまう状況が多いのかもしれませんが、
人気者の主張をすべて真に受けて投票することって場合によっては非常に恐ろしいことなんだと思っています。
上記のイギリスの国民投票の煽動的な雰囲気の結果の短慮な選択や、今真っ最中のアメリカ大統領選挙でのトランプ候補の暴言の人気などを見るとそう思う方も少なくないのではないでしょうか。(もちろんそれがすべてではないんですけどね。)
なので選ぶ基準をただの人気投票ではなくどの候補者や政党が自分の思い描く日本の未来像に合致してるかにしてほしいものです。
とはいっても何を基準に選んでいいかわからないとよくいうわけで…
同感です。
なのでよく言われるのがTVニュースや新聞記事・選挙前に新聞に挟まれてたりする選挙公報などを参考にすることなんですが、普段から習慣にしていない人はこれすらめんどくさいわけです。
当然です。
そのために私ミカサとしては単純にウィキペディアみたいなサイトで各候補者や政党の記事を参考にしてもいいかもしれないと思っています。
あれにはすべてとは言いませんが各政治家・政党の主張・来歴・賞罰が一応書かれていますからね。
まあ大学生の方は教授などから情報の出どころの怪しいウィキペディアから直接レポートや論文に引用するなと言われた人はいるかもしれません。それは正論なんで当然のことなんですが、正体不明のものを調べる際の理解のとっかかりとしては大変便利な代物なわけで、もしよろしければ試してみてはいかがでしょうか?
それでもどの候補者・政党がベストか判断がつかないのであれば、
絶対に投票してはならないという候補者・政党を探してそこに入れないようにしてはどうでしょうか
そもそも選挙は独裁者を生み出さないための不人気投票であるギリシャのオストラコン(陶片追放)が起源と言われているので
最悪の政治家・政党を排除する目的の選挙投票も十分にありだと思いますよ。
(むしろ私ミカサの選挙投票の考え方はこちらに近い)





そして私ミカサの考えとしてやってはいけないと思うことが
選挙投票に行かないこと
これかなと思います。
選挙というのはこの国を国民全員が動かすため自由主義の民主国家の最も重要なイベントな為、
投票を放棄することはその国の未来の選択だけではなく自分がその国の人間であること自体を放棄しているに等しい愚かな行為なんだと思っています。
オーストラリアなんかは国民の義務として選挙投票を強制してますが、場合によってはそれくらいやってもいいのかもしれませんね。

なお私ミカサがこの手の政治論でやたら受け売りにしているのが田中芳樹の「銀河英雄伝説」という宇宙戦争を舞台にした政治劇を描いた小説なんですが、
(宇宙戦争を扱ってるがゆえにSFと勘違いされる方も多いのでしょうが、部隊が宇宙なだけでやっていることは今の世界で行われてるような軍事・政治における駆け引きを描いた歴史小説に近い。アニメ化もされており(さらにリメイクの話もあるとか)各登場人物に熱狂的なファンがいることでも有名なんですがこの際それはどうでもいいわけで
これは銀河帝国(強健な独裁国家)と自由惑星同盟(民主国家)の宇宙戦争を描いた話なのですが、
作中で国民が選挙などの基本的な政治手段をを放棄して独裁者を生む土壌を作りだしたり、
民主国家内の私腹を肥やす政治家が自らの支持率アップのために煽動的な政治活動した結果国自体がとんでもない方向に傾くなど、
現実の世界において起こりうる政治現象を作中にリアルに描いていることが最大の特徴であり
この小説からまなぶべきことは大変多いと思っているのです。
(ちなみにこの小説は若き勤勉な独裁者が帝国を復興させ・逆に煽動などの腐敗し衰退した民主主義によって自由惑星同盟が自滅していくという皮肉な展開を遂げ、政治とは何かを考えるには最高の教材だと思っています。)

自分がこの小説でも最も引用したいことが上記の
国民が政治を放棄して結果独裁者を出したり国がとんでもないことに傾いて自分が後悔する目に絶対に遭ってはならないこと
これに付きます。
結局自分がしでかした不始末は後で返ってくるのは世の常であり、
一般人の政治権限である選挙投票の放棄はその結果として国はおろか自分にどんな危害が降りかかってくるか考えただけでも恐ろしく感じます。
特これらによる社会の激変で最もダメージを真っ先に受けるのは我々一般庶民なわけでこれだけは一番覚えておいてほしいと思います。
そのためこれから未来ある皆さんにはぜひともよく考えて選挙投票に参加すること願ってやみません。



各政党に候補者に関する個人的論表はここでは避けます。
それは各個人がそれぞれの考え判断で決めることだからです。




兎にも角にも
初めて18歳以上に選挙権が引き下げられた最初の国政選挙である参議院選は明日です。
皆さん、ぜひ選挙投票に行きましょう‼







ちなみに私は期日前投票でもう済ませました。
期日前投票は今回が初めて
私ミカサの初体験です‼なんちゃってwww





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