「中二病でも恋がしたい!」がまた映画化
- カテゴリ:映画
- 2017/05/21 02:11:11
京アニ作品で有名な「中二病でも恋がしたい!」がまた映画化するそうです。
タイトルは
「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」
来年の年明けに公開予定だとか…
大分久しいのでまずは「中二病でも恋がしたい!」の説明について
この作品は京アニがアニメ原作を自給自足するために設立したKAエスマ文庫で最初に敢行されたライトノベルをアニメ化した作品であり、
内容は高校を舞台に中二病の黒歴史がある富樫勇太と現役中二病の小鳥遊六花の関係を描いたドタバタ要素満載の(というよりハチャメチャ?)恋愛ものです。
(この手の京アニの自給自足アニメは他に「free!」・「境界の彼方」・「交際無限のファントム・ワールド」があるんですが、ぶっちゃけ「free!」と「中二病」1期以外は内容が微妙であり必ずしも自給自足体制が成功しているとは言い難い…)
アニメは2012年に1期・2014年に2期と二回アニメ化されており、
原作の方もアニメ終了後も刊行されて現在の既刊は3巻。
さらに1期と2期の間に映画「小鳥遊六花・改 〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜」(13年)が上映されるなど京アニ作品の中でも特に人気の高い作品として知られています。
私ミカサも「中二病でも恋がしたい!」のアニメは見ているのですが、
特に1期については上記の中二病のヒロイン・六花が巻き起こすドタバタ騒動の連続の前半から勇太と六花の恋愛の進展と共に六花が抱える闇の部分が明らかになるという一気にシリアスなジェットコースターアニメと化す様が非常に印象に残っており、
原作からかなり逸脱してるものの原作の要素をさらに踏み込んだ内容に大変魅了されたのを未だに覚えています。
大変面白かったです。
2期については1期のシリアス要素が無くなったうえに恋が成就しちゃったタイトルとは矛盾する内容で微妙に感じたのですが(付き合っちゃったのに「恋がしたい!」ですからねえwww)、
この「中二病でも恋がしたい!」は確かにおすすめできるアニメです。
おススメできるんですけど
今度の映画については以前の映画ですさまじいトラウマを植え付けられたため非常に心配なわけで…
そのトラウマの原因が上記の
「小鳥遊六花・改 〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜」
このタイトルの為多くのファンがアニメ1期の内容をヒロイン・六花の視点で描くのだろうと期待して観に行ったようですが(テレビ放送版を再編集した上に新作映像を追加するつもりなのだろうと誰もが思ったわけで)、
上映されるや否やすさまじい罵詈雑言が殺到するクソ映画として話題になりました。
私ミカサはそのあまりにも悪評すさまじい映画がどんなものかと怖いもの見たさという非常にひねくれた動機でこの映画を当時観に行ったわけなんですが、
結果は最悪でしたwww
確かに新作映像込みの総集編なんですけど
新作映像は総集編とは全く関係のない内容であり(しかもそこだけ異様に力が入っている有様)
総集編として支離滅裂
初見殺しと悪評になるのも当然なうえに
テレビアニメ版を見た側からもなまじ内容を知ってるが故に支離滅裂に編集した映像を観てて苦痛しか感じない…
苦し紛れで映像オンリーで見てはとも考えたのですが、なまじストーリー性の強いシーンが総集編に中途半端に組み込まれているから集中して見れない!!
初見殺しと悪評になるのも当然なうえに
テレビアニメ版を見た側からもなまじ内容を知ってるが故に支離滅裂に編集した映像を観てて苦痛しか感じない…
苦し紛れで映像オンリーで見てはとも考えたのですが、なまじストーリー性の強いシーンが総集編に中途半端に組み込まれているから集中して見れない!!
ファンムービーだという意見がありますが、そのファンが拷問並みの苦痛を感じるこの映画をファンムービーと呼んで果たしていいものであろうか?
そう思えるレベルの代物であり上映の終止苦痛しか感じない最悪の映画でした。
正直言ってお金を払ってみる映画ではない!
私ミカサが映画館で見た作品の中でここまで最低評価をしたものは未だかつてありません。
そんなトラウマレベルの苦痛を与えられているため、
今度の2度目の映画化についても
あの惨劇の悪夢の再来か!?
…と嫌が応にも不安になってしまいます。
何でも今度の「 映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」については
まだ映画の特報が流れただけで他は一切不明という状態であり、どんな内容になるのかはっきり言って未知数としか言いようがありません。
もしかしたら今度の映画を皮切りに3期アニメ化をも目論んでいるのかもしれません。
いずれにしろどんな内容かわからない限り評価のしようがないのですが
ハッキリ言えることはただ一つ
今度はこの前の様な変なモノは絶対に作るなよ!
(これは2014年のハリウッド版「ゴジラ」の制作中に監督ギャレス・エドワースがその海外ロケ先の税関を通る際、入国審査官から釘を刺された際のセリフ。ゴジラにおける変なモノとは大変不評だったローランド・エメリッヒ監督の最初のハリウッド版「ゴジラ」(98年)のこと)
この一言に尽きます…
この「小鳥遊六花・改 〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜」については当時映画館で見た時の罵詈雑言を書き並べたブログ記事を投稿しているので気になった方はどうぞ。
↓
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=52538612
氷菓以降、映画も含めて監督は4人だけ。外部の監督は使いません。
若手は独立して東京へ行ってしまうんでしょうかね。
メイドラゴンは中々良かったですね。ああいう京アニもいいもんです。
「中二病」の売りである中二病的バトルシーンも1期の六花の生い立ちに比べると微妙なんですよね…
そんな中3月まで放送してた「小林さんちのメイドラゴン」は久々にすごく面白かった京アニ作品でした。
個人的には、京アニだから3本作って1本当たりがあれば良いくらいにしか考えてなかったw
中二病なら3期よりも違うアニメを見たいですね