Nicotto Town


つくしのつれづれノート


「七人の侍」「秒速5センチメートル」…


何度も見たくなる…って面白い映画はどれも繰り返し見てしまうので数えきれないですね。


その中で幾つ年を重ねても繰り返し見るだろう映画を特に挙げるとなると
黒澤映画「七人の侍」(54年)
新海アニメ「秒速5センチメートル」(07年)
なるかと思います。


「七人の侍」は言わずと知れた黒澤明の代名詞ともいえる日本映画の最高傑作。
白黒映画でしかも全編207分(3時間半・途中5分間の休憩あり)という大長編映画ながら、
画面を縦横無尽に駆け回り息をもつかせぬ手に汗握るハラハラドキドキの骨太ストーリーは、ガチで時が過ぎるのを忘れあっという間に平らげてしまう面白さです。
私ミカサは映画に対する最上級の誉め言葉として
「手に持ったパンフ(チラシ)を思わず握りつぶしてしまう面白さ」
と表現しているのですが、
(元ネタ特技監督・円谷英二の伝記漫画作中の「キングコング」の衝撃を受けた時のの感想による)
「七人の侍」はまさにそのその誉め言葉に元もふさわしい映画だと思っています。
本当に面白い映画というのは「七人の侍」のことを指すんだなとさえ思っています。
その為、ビデオ・DVDと持っていますが近隣でリバイバル上映があると必ず見に行ってます。
今年上旬に地元鎌倉で「七人の侍」の上映があり私ミカサは二度見に行きました。





…でもう一方の「秒速5センチメートル」
この映画については上記の「七人の侍」とは別の意味で私ミカサは憑りつかれている作品といえます。

この映画は観た人間から史上最凶の鬱アニメと言われてる作品。
元々新海アニメはこの手の引き裂かれの切ない展開が常套であり、その中でも「秒速」はSF・ファンタジー成分皆無の現実が舞台でシンプルなストーリーを展開する為、その鬱度は新海アニメ中最強クラス。
(それゆえに「君の名は。」のラストは衝撃的だったわけで…)
内容自体は子供の頃に両想いだった男女が親の転勤で引き裂かれてそれぞれの道を歩んでいく様を描くという、誰しも経験したことがあるであろう内容なのであり、
一応バッドエンドというつもりではないと新海監督は言っていますが、(アニメ他ノベライズなどを紐解くとそれがよくわかる)
その後二人が歩んだそれぞれの道の落差を映像を交錯させたラスト映像を見たら
さすがに誰でも心が折れます

特に私ミカサについては作中の主人公貴樹の体験が自分の子供時代とデジャブっており、自らの心の傷をえぐられる感じで初見時ショックののあまり寝込んでしまったというトラウマモノのアニメなんです。
ただそれ故に納得できないと「秒速」をはじめとする新海アニメにのめり込んで新海アニメの大ファンになったため、
「秒速」は良くも悪くも新海アニメとのファーストコンタクトなんですよねwww

まあトラウマモノの作品なので「七人の侍」ほど高い頻度でいてるわけではありませんが、節目ごとに必ず見返す大事な作品になっています。
見返すたびに新しい発見があり、自分の心境の変化にその都度気付かされます。





一応そんな感じ
「七人の侍」も「秒速」もそれぞれ個別に記事を書いていますのでもしよろしかったらご覧になってください。

「七人の侍」↓
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=63473997

「秒速5センチメートル」↓
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=1032798&aid=62702586





他にも映画はニコッとのアバターでよくやるコスプレである「男はつらいよ」や「インディ・ジョーンズ」をはじめ
ゴジラシリーズや時代劇・戦争映画…など好きなものをあげたらホントキリがありません。

アバター
2017/06/25 23:34
Masa様へ…コメントありがとうございます。
内容自体は誰しも経験したことがあるものなので鬱でも何でもないのですが、ラストのそれぞれ進んだ道の落差を交錯させる演出はさすがにエグイものがありましたwww

とはいえこれだけ強烈にトラウマになるものを観なければ新海アニメのファンになることはなかったと思います。

以前の記事にも書いていますが最近は鬱アニメという印象とはまた違った感想を持つようになっていたりと心境の変化が著しく垣間見れるため、好きか否かに関わらず自分にとって一番大切な作品となっています。
アバター
2017/06/25 19:23
広場から失礼します
「秒速」が「史上最凶の鬱アニメ」ということろに
酷く共感を得たのでwww

新海監督の作品を初めて見たのが「秒速」で
最終的に俺も見終わった後
鬱という表現が正しいのかは解らないんですけど かなり後引きました
こんな綺麗な画像で「なにすんねんっ」って感じです(ファンですw
ここにはほんまは ヤマトの記事で来たんですがw

ブログ楽しく読ませていただきました いきなり失礼しましたm(__)m




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