Nicotto Town


つくしのつれづれノート


宇宙戦艦ヤマト2202第二章を観てきたよ


限定上映が開始された昨日早速見てきましたよ


ヤマト2202は一応旧シリーズの「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」及びおそのテレビ版「宇宙戦艦ヤマト2」を原作にしてるのですが、完全なリメイクではなく「さらば」「2」それぞれとも全く異なる新しいストーリー展開になるとのこと。

今回の第二章は復興した地球の傲慢さに愛想をつかした古代たちヤマトクルーがテレサからのメッセージを受けて地球艦隊の制止を振り切ってヤマトを発進、途中ガトランティス(原作の彗星帝国)の襲撃を受けた太陽系11番惑星の救助に向かうという
筋書きは今のところ原作と特に変わらないかと思います。



とはいえ
基本原作順守だった2199と対照的に踏み込んだ過激なものになってる気がします。
ガトランティスを表現するため11番惑星襲撃がより残虐なものになっていたり、
(原作は斉藤始が駐屯する宇宙基地だけだったのが本作では植民惑星となってる為民間人が虐殺されるなど凄惨なことになっています。)
音楽も旧シリーズや2199とは違う新曲の比率もアップしてる感じで
一応旧シリーズを原作としながらも全く新しいヤマトを描こうとしてるんだなということがうかがえる気がします。


何と言っても今作のミソはSF設定
原作でもずっと疑問に思っていたヤマトの地球帰還からたった3年で宇宙戦艦アンドロメダなどの強大な地球艦隊が量産されていた仕掛けとして
時間断層という新設定が登場します。
いわゆる「ドラゴンボール」における「精神と時の部屋」的なもので、
通常空間で1年のうちに10年が経過する時間断層内で大量に兵器を量産してるという非常にきな臭い設定。(皮肉なことに地球を救ったコスモリバースシステム(旧ヤマトのコスモクリーナー)の副作用で手にしたものという設定)
私ミカサとしてはおそらく敵ガトランティスの側(白色彗星内の都市帝国)にも同様の物があるとみており
それが本作2202のストーリーのカギになるのではないかと思っています。

原作の白色彗星内の都市帝国については有名なサブカル本「空想科学読本」でもネタにされてましたが、
そもそも「スター・ウォーズ」のデススター(直径120キロ)の1/8しかないのに(都市帝国は直径15キロ。)
ちっぽけな図体のくせして夢はでっかく全宇宙の支配www
(デススターの銀河帝国ですら1銀河の支配に過ぎないのにwww)
そんなむ無理ゲー状態なのにどうしてあんな狭い世界からバカスカ大艦隊を繰り出せるか、再編成された地球艦隊と同レベルで長年の謎だったんですよねwww
(しかも2202では地球ガトランティス双方とも艦隊規模が桁違いにエスカレートしてるわけでwww)
その秘密が時間断層による物量作戦だったすれば納得できるんですよね。


そしておまけとして
岩盤をヤマトに装着して偽装防備とするアステロイドシップがついに登場しました!
見た目はカッコ悪いですが、同様のネタが「銀河英雄伝説」をはじめとする数々のSF物でも登場するほど秀逸な設定だったので、本来登場しなければならない2199で未登場を失望していただけに感激しました(^_^)
他にもヤマト発進までのいきさつで退役した宇宙戦艦キリシマ(原作における沖田艦)が活躍するなど見どころ満載です。



そういいながらも残念な点もあるワケで…
それがヤマト発進時に山崎・星名・岬・桐生がクルーから離脱せざるを得なくなっていしまったこと…
特にヤマトガール桐生美影の離脱は痛い…
劇場版2199でメインヒロインを務めた美影と彼女と肉親同然の関係にある2202(及び「さらば」「2」)の花形となる空間騎兵隊・斉藤始との絡みを今回の2202で最も楽しみにしていただけにすごい残念です…

半面加藤三郎のヤマト合流までのいきさつは涙腺崩壊ものでした。ヤマトクルーとしての使命感と余命いくばくもない息子ら家族寄り添わねばならないジレンマに苦しむ中、妻真琴ちゃんの後押しを受けて出撃する様は東日本大震災で派遣された自衛隊とそれを見送る家族の逸話を彷彿とさせホロリとました。
展開的に原作の美しい死に顔がピッタリなんですけど、サブちゃんには本当に生きて家族のもとに帰ってきてほしいものです。

そして11番惑星で救助された人物の中に中の人的に明らかに敵ガトランティスの回し者と思われる人物がいるため今後ますます目が離せなくなるヤマト2202
2199同様続きが気になって仕方ない連続活劇の様相を呈してきた2202第3章は10月半ば公開とのことです。
楽しみです!








…作中とうとうヤマトの艦長席の後ろに沖田艦長のレリーフが掲げられました。
旧シリーズで第三艦橋に続きヤマト艦内で最も死亡率が高いと評判の魔の艦長席www
(第三艦橋について2199以降バリアに相当する波動防壁の要として不死身の第三艦橋となっていますが…)
その死因は艦橋が攻撃された振動で落ちてきたレリーフに歴代艦長が撲殺されたのではないかというウワサがネタになっていますが、
果たして2202ではどうなるのでしょうか?
(しかもヤマト艦内では沖田艦長の魂がフリーダムに徘徊してるみたいだしwww)
わたし、気になりますwww

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2017/06/28 07:17
Masa様へ…この手のトラブルも莫大な利権になる大人気作品の宿命ともいえるものなんですけどね。(ただ原作者たる西崎義展については山師みたいに見えて印象は良くないです。)

いつも訪問ありがとうございます、活動に村がありますがそれでもよろしければ大変うれしいです(^_^)
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2017/06/28 07:16
翔(うさぎ)様へ…さすがに2199時点で時間断層の設定はアットとは思いませんが、あれだけ地球を激変させたシステムに副作用がないはずはないので続編を構想する際に真っ先ネタの矛先になりますよね。
やっぱり時間断層今回の2202のカギになるはずだと思います。
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2017/06/27 23:47
あー ありましたね 泥沼化
大人の事情が盛りだくさんで それだけ大作って事かと
考えるようにしていましたが 残念なことです

また ちょくちょくお邪魔させていただきます
困るようなら お知らせください(^_^;)
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2017/06/27 18:30
思えば「コスモクリーナー」ではなく「コスモリバース」であった時点で、
そういう設定を組んでいたんでしょうね~。
この時間断層が今後どういう風に影響してくるか興味津々です。
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2017/06/27 17:33
もみじ様へ…コメントありがとうございます(^_^)
ヤマト2199に始まるリメイクヤマトシリーズは原作をベースにしつつその作り込みの細かさから2199や今回の2202の限定上映の観客の多くが旧ヤマトシリーズをリアルで見ていた世代が占めている印象を毎度限定上映に行くたびに受けています。
リメイクによってよりSFらしく軍組織としてリアルかつスマートになったヤマトですが、旧ヤマトの濃くアツい展開も捨てがたく、特にヤマトの発進や地球帰還場面なんかはCGでディティーアップされた映像が未だに手書きの旧シリーズに完全に力負けしてる印象があります。(今回の2章で登場した「さらば」における有名な海からの発進シーンのリメイクは本当に歴然としていました)
とはいえこのリメイクヤマト旧世代を中心に人気なのでお勧めできますよ(^O^)



最初のヤマトからもう40年以上たっているので健在の声優さんは本当にめっきり減りましたね。古代進役の富山敬さんなんかは「タイムボカン」シリーズのナレーションや「銀河英雄伝説」で本当に好きだったので若くして亡くなったのが本当に残念です。
森雪の声優である麻上洋子さんは講談師として活躍しているそうですね。(しかも真打ち!)
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2017/06/27 07:35
おはようございます^_^
私は初期のヤマト世代でして最近のは見ていないんですよ^_^;
「さらば〜」はロードショーを渋谷まで見に行ったのですけどねw
その当時はヤマトの時代設定がいつかなんて気にしてみてはいませんでした。
ですから「2199」の存在を知って???となってしまったわけです^_^;
余談ですが初期シリーズの声優さんはかなり鬼籍に入られましたね。
中心人物でご存命は森さんとアナライザーさんくらいですかしら。
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2017/06/27 00:01
Masa様へ…コメントありがとうございます。私ミカサは結構浮き沈みの激しいちゃらんぽらんな人間故、丁寧なコメという言葉に大変恐縮いたします(苦笑)

ヤマト自体は小学生以来あらかた見てはいるんですけど中高生にの時に泥沼化した西崎義展プロヂューサーと松本零士のヤマトの原作を巡る裁判のせいで非常に印象が悪く、
ファンになったのは原作を踏襲しながらメカニックのディティールアップ(特に斬られ役の地球艦隊LOVEwww)し新キャラも含めた登場人物掘り下げ・繊細なSF設定に様々な伏線を張り巡らせて常に続きが気になる演出などで夢中になった前作ヤマト2199の影響が大です。

私ミカサが一番好きな場面は2199のメ二号作戦(冥王星攻略戦)とバラン星突破戦がアツい展開で大好きです。
自分は旧シリーズ完結後に生まれた世代故どうしても2199を贔屓してしまうのですが、
ヤマトの発進や地球帰還のシーンはだけは手書きの旧シリーズのほうが今のCGよりも圧倒的に迫力があって好きですね(^_^)
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2017/06/26 21:37
あー コメ返すの 遅くなってすみません 何度も来てもらうのも悪いんで
コメントこっちに書きにきました
俺のとこにまで 丁寧なコメント恐縮です

もともと大和も好きなのでヤマトも好きなんですが
みかささんは凄いですね 俺は評価して見るような事はあまりないので(^_^;)

この前の第一弾も ヤマトが他よりやたらと綺麗に作画されていたので
みんなヤマト愛半端ないなーって 微笑ましく見ていたぐらいですw

特に好きなのは ヤマトが土まみれで復活するところと 
沖田艦長の人や生き方 責任に対する姿勢
何度みても泣けますw
ほんまに あんな男になれたら世話要らんのですがね(^_^;)
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2017/06/26 19:18
翔(うさぎ)様へ…時間断層は上記の通りイスカンダルから持ち帰ったコスモリバース(旧作のコスモクリーナー)で地球を再生した副作用でできた負の遺産で人間は1時間も生存できない設定らしいです。
それを地球とガミラスが結託して互いの兵器量産をやって軍拡路線を進むというリアルにきな臭い展開な為、地球を救うために大航海をしたヤマトクルーからしたら「さらば」や「2」以上に本当にたまったものではないワケで…

なんとなくクライマックスは原作の都市帝国内の白兵戦が時間断層内の白兵戦というより凄惨な展開になりそうな予感が…
2199で愛着がわきすぎたヤマトクルーを旧作のように簡単に殺さないことを願うばかりです…
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2017/06/26 18:46
うわ~。なんという過激な内容!
これは一度見て見なければなりません。
時間断層、これは怖いですね。
まあ色々な説明はつくけれど、人為的にそんなものが作れるというのは。
なんでもできそうです!
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2017/06/25 23:23
とり合絵図様へ・saki様へ…ヤマトファンにも全滅エンドの「さらば」のテレビ版2の生存エンドに続くシリーズ続行は邪道とか、いろんな人がいるのでしょうがないと思いますよ(^_^)
2199も含めリメイク版ヤマトの上映に足を運ぶ観客の年齢層は旧シリーズをリアルタイムで見ていた世代が結構多いです。

2199は名作アニメのリメイクとしては最高峰と評価してもいいアニメで
「スタートレック」のようなSF色・新キャラも含めた登場人物のドラマの強化・伏線やラストの引き付けの巧みさでまるで連続活劇のように続きが気になって仕方がない中毒性で「宇宙戦艦ヤマト」というブランドに関わらずホントに熱中しましたww

2202は迫力こそ2199を凌駕していますが原作におけるメインキャラのほぼ全滅やリメイクによる虐殺描写の過激化でドン引きしそうな気がします。果たしてどうなることやら…
ちなみに私ミカサは初代のリメイクたる2199に続編は要らないと思っていたファンです
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2017/06/25 22:39
新しいシリーズは結局全然見ていないんですけど、
旧シリーズをテレビで見ていた時は夢中でしたよ。
イメージ壊したくなくて見てないけど、面白そうですよね。
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2017/06/25 18:34
いまだ、再アニメシリーズは観てませんが、(これでヤマトファンを名のるとか暴挙なのですが、、、)
(個人的にテレビの1stのイスカンダルまでの旅路以外はどう改変されても良いかもしれないと思う爺です。)
乱暴ですいません。
しかしヤマトの乗務員主メンバー以外も良いキャラ沢山いますよね。個人的にブラックタイガー隊のメンバー等等。
PS. 第3環境は直ぐ復元されるのでも定評ありますね。




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