うなぎもどき
- カテゴリ:グルメ
- 2017/07/26 07:02:08
うなぎの代用品の一つを食べてみました。
近年暴騰を続けるうなぎのかば焼きの代わりになればとナマズや豆腐など様々など様々なうなぎのかば焼きもどきが登場しているのはテレビでニュースでも散々知っていたのですがその多くが微妙な印象があって胡散臭い…
ちなみによくうなぎの代わりにあなごだ!っていう人がいるんですが
あなごは肉厚が薄い上に食感もあっさりしているため、うまいんだけどあれをうなぎの代わりにはとてもできないですね。
あなごはあなごとして食べたい。
しかもあなごの方も最近うなぎの代わりに注目されたせいか地味に値段が上がっているように見えるし…
そんな気持ちだったのですが、今回食べたうなぎもどきはそんな中途半端な印象を吹き飛ばす代物でした。
今回食べたうなぎもどきは「うな次郎」という魚のすり身で作ったもの
見た目も味も完全にうなぎのかば焼き!
驚くべきはうなぎのぬるっとした皮の部分まで再現されており(ここが脂が乗ってて一番おいしいのよ。どうもこの部分はゼラチンで再現してるっぽい)
もどき食品でもここまできっちり再現されると本当にびっくりします。
一つ残念だったうなぎもどきの肉質。
味は完全にうなぎのかば焼きなんだけど
肉の食感としてはうなぎのすり身を固めた印象が強くてややぼそぼそする気がする…
…といいながらも実は一般のスーパーで売っているレベルのウナギのかば焼き(国産・中国産問わず)と比べても実は紙一重の差程度。
これはおそらくスーパー等のうなぎのかば焼きもしくは素材のうなぎ本体の冷凍保存の関係で組織が大分傷んでいることに起因してるものと思われ、恐らくその場でさばいて焼いた老舗の一級品でない限り明らかにわかる肉質の圧倒的な差はわからないのではないかと思います。
リアルカニカマの例を見ても今後食感の方もおそらく格段に進化する可能性が高いのではないでしょうか…
それほどうな次郎の完成度は高いと思います。
そして味がうなぎなのでうまい!(うなぎじゃないけどねw)
驚くべきことはその値段
なんと約300円‼
一つの量がうなぎ半身程度のものであり
ちょうど同じ容量の中国産のうなぎと比べても半額程度で食べられる代物だと思います。
こういったものが登場してくれると非常にありがたいです。
なにせうなぎは最近めっぽう値段が上がりましたから…
近年うなぎが絶滅危惧種っていわれて何かと騒がれているのに
それを売り文句に煽ってうなぎの売り上げを伸ばそうとする矛盾と食文化の自滅につながりかねないとち狂ったようなこの有様。
本当に呆れてものがいえません。
そもそも土用の丑の日のうなぎが年二度あるなんて今まで聞いたことなかったぞ!
まあ土用の丑の日というのは他の季節にもあるだろうからそのうち年がら年中土用の丑の日にウナギなどとぬかしてうなぎのかば焼きの販促をエスカレートさせるのだろうか…
そうまでして絶滅危惧種のうなぎを執拗に食い尽くしたいのか!?
私ミカサもうなぎ大好きで仕方ないのですがここ数年の高騰で年一回のご馳走状態になっています。
そんななかでのうなぎもどきうな次郎は救いの神かもしれませんね。
さすがに年に一度は本物が食べたいけれど普段はこの手のうなぎもどきで十分ですね。そう思える代物だったので今回本当にびっくりしました。
他のうなぎもどきも案外侮れないかもしれませんね。ナマズのかば焼きなんかはユースでも話題になっていましたが実際にどんなものなのか非常に気なるところがあり、機械があれば食べてみたいですね。
こういうのがもっと普及してればここまでバカ騒ぎする必要もないだろうに…
それにしても今回のうなぎもどきにしても昨今話題になっているうなぎの完全養殖プロジェクトにしても日本人のうなぎに対する執念はすさまじいものがあります。
完全養殖の方も一応すでに成功しており商業展開にまで実用化させるまであと数年かかるというところまで来てるそうです。何でも2020年までには実現させたいとか…
…うっかり忘れていました!
私ミカサは今回うな次郎たまたまスーパーの土用の丑の日のウナギコーナーで見つけたのですが、常時おいてるわけではなかったので購入したうな次郎のパックのラベルをもとに製造元のサイトを探り出しました。
何でも通販でも買えるそうです(^_^)
以下がうな次郎の製造元のサイト
↓
https://www.ichimasa.co.jp/item_unajirou.asp
個人的にはナマズのかば焼きが食べてみたいです。
それでもうなぎの食感が独特なのでなかなかごまかせないのが悲しいところで、
それゆえ代用品がなかなか定着しない由縁なんだと思います。
↓
http://www.maruha-nichiro.co.jp/products/product.php?j=4902165264463
うなぎはなかなか高くて手が出せないですからね~
ぶっちゃけ、うなぎのタレをかけちゃえば全部うなぎっぽくなるのではと思い込むことにします。
たぶんまだまだ上があるんだろうな…
このうなぎもどきもそうですが日本人って料理によってはその執心ぶりが良くも悪くも海外がドン引きするレベルで変態レベルになっていると思います。
それを考えると間違いなくうな次郎の食感も克服されると思いますね。
代用品でここまで再現できるものとは思わなかったのでびっくりです。
土用の丑の日のうなぎの販売熱は近年異常だと思います。
今回初めて食べてそのクオリティの高さに驚かされました。
うな次郎は上手く出来ているようですね。
2,000円越えのうな重が食べたいなあ~
カニカマも最初はかまぼこでしたが、最近のものはほとんどカニですからね。
うな次郎もさらなる進化を期待できそう。
皮まで再現してあるのですか、見た目も良く出来てますね。
先週食べました。2.3年ぶりですかねー(笑)
うなぎは美味しいけど、別に土用の丑の日だからって
若い頃は家でも食べてなかったと思うんですけどねー。
ウナギよりクジラがもっと食べれるようにしてほしい♪
教えてくれてありがとうです。
スーパーでは、買うもののところしか行かないので、
新商品が出ても気が付かないのです。
うなぎも数年食べていないような気が・・あー食べたい本物。