Nicotto Town


つくしのつれづれノート


宣戦布告した「Just Because!」

7話目です。先週が声優陣が作中舞台である鎌倉西部の聖地巡りの特番状態になってしまったため2週ぶりです。

(聖地巡礼に登場した瑛太訳の声優がアニメの瑛太と激似だったのはさすがに笑いましたがwww)

7話目のタイトルは「Snow day」
とある雪の降った1日を舞台に話が大きく動き出します。

センター試験前日の帰り道に美緒が瑛太と写真部2年の小宮がじゃれついている(実は違うのだが)ところへ遭遇してしまったのが前回のラスト。
互いにモヤモヤしたまま一夜明けたセンター試験当日は大雪によって交通が混乱。最寄りの駅で足止めを食らい受験をあきらめざる得ないと憔悴する美緒。そこへ瑛太が駆けつけてセンター試験の会場まで付き添ってくれて試験に間に合うことができた。
自分を気にかけてくれた瑛太の優しさに改めて気付かされた美緒の気持ちは大きく動き始めるのだったが、その矢先に小宮が立ちはだかり…


7話はセンター試験の話。
なぜかセンター試験の日に限って雪が降ってダイヤが大混乱するんですよねwww
私ミカサも申し訳程度にセンター試験を受けましたが(結果は散々でしたが…)、この時も雪であり父親に会場付近まで車で送ってもらったことを思い出します。(ちなみにその日はちょうど「仮面ライダー555」の最終回がやっており、車の中ですさまじい雑音の音声越しで最終回をなんとなく聞いていたのを思い出します。)

その作中でのセンター試験の会場は神奈川大学。私ミカサは戸塚の明治学院大学で受けたのですが、神大は大学模試で何度か行き来しているところだっただけにすごく懐かしい光景でしたね。


そして7話は瑛太・美緒・小宮の心が大きく揺れ動いた回。間違いなく作中のターニングポイントといったところでしょうか。

瑛太としてはいつも一生懸命頑張っても本番でコケる美緒を中学の時からずっと横で見ているだけに理屈抜きで美緒を助けに駆けつけてきたのは本当にカッコイイですよね(^_^)
作中見てもわかる通りセンターの日は大雪の交通の混乱で遅れた受験生のために試験開始時間が繰り上がるのは毎年恒例なので、きちんと落ち着いていれば一人で対処して会場まで行くことも不可能ではないと思うのですが、それさえもできないくらいに美緒が落ち込んでるだろうと美緒の性格を知り尽くしてるからこそできる瑛太のフォローに脱帽ですね。
本当に愛がなければできません。

美緒の方は前回陽斗に返した長年燻り続けた片思いの象徴だった陽斗の消しゴムの代わりに試験会場に付き添った瑛太が渡した受験御守が登場。確実に想いが陽斗から瑛太の方に移っているのが見て取れます。

そして特筆すべきは小宮恵那。写真部の存続のためにがむしゃらに主要登場人物の間を引っ掻き回していた恵那は今回晴れて瑛太から写真の出品を許可して貰って万々歳なのですが、ずっと一緒にいたにもかかわらず相変わらずつれない態度の瑛太に対する気持ちが変化しとうとう美緒に真っ向から宣戦布告しました。
自分の思う方向にまっしぐらな行動はまさに恵那らしいといえるのですが果たしてこの宣戦布告がどう転ぶのか…

現状瑛太と美緒が徐々に両想いになってる状態なのですが、ずっと「Just Because!」(なんとなく)のまま気持ちをハッキリさせなければ、いくら両想いでも確実に恵那に瑛太を掻っ攫われかねないんじゃないかと思います。下手したら誤解が誤解を招いていい雰囲気で展開している陽斗と葉月にまで悪影響が出かねないんじゃないかと冷や汗交じりに固唾を飲んで観ています。
ハッキリ言って今度は陽斗の時みたい瑛太のことを曖昧に片づけることが絶対にできない正念場。
この状況下で美緒は果たしてどうするつもりなのか…
次回が待ち遠しいです(^_^)








今日刊行された小説版「Just Because!」を早速購入して読みました。
「ジャスビコ!」の作者がラノベアニメ共に楽しんだ「さくら荘のペットな彼女」の鴨志田一だったので大変楽しみだったのですが、
大きく期待を裏切られる結果となりました。
アニメの群像劇型の恋愛を小説1巻分に押し込めるのは無理があるためか陽斗と葉月扱いが空気同然に薄くなっています…
そして結末に近づけば近づくほどあらすじみたいに薄くなっていく文章量…
これを本屋で売り出すのはさすがにどうかと思うのですが…
(どうせならアニメ完結後にもっと充実した形で本にしてほしかったわけで…)

まあその粗のすさまじさゆえに既読の状態でも半分以上未知の状態で次回を楽しみに待つことができるのは怪我の功名というべきか…





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.