Nicotto Town


つくしのつれづれノート


鎌倉~徳島原付横断旅行

昨日の朝、船で東京港に上陸し鎌倉に帰ってきました。

結論からして大変な旅行でしたが何とか生還することができました。
概要は鎌倉から紀伊半島ど真ん中を横断して自分も含む一族の故郷徳島へ到達し紀伊半島の100名城スタンプを総なめにするというものであり、使った原付は「ベンリ丸」の愛称で呼んでいるベンリィ50S。

旅の内容は
・月曜日早朝に鎌倉を出発し初日は静岡県浜松で一泊(255㎞)
・二日目の火曜は渥美半島の伊良子から伊勢湾を越えて紀伊半島入りし、鳥羽・松坂・津・伊賀上野を経て奈良で一泊(232㎞)
・三日目の水曜は奈良から南下して高取・千早赤阪村(大阪府)を経て和歌山入りし、和歌山から船で一族の故郷・徳島に到達し親戚の所で一泊(168㎞)
・四日目の木曜は徳島から船で1日かけて東京へ向かい5日目早朝に東京から鎌倉に帰宅(72㎞)
という感じで
総距離727kmになりました。

距離自体は昨年GWの南信州縦断・昨年8月の東関東+甲信1周(Aプラン改)・正月の鎌倉名古屋往復の800km越えに比べると短いのですが、
今回は雨雲がかかりやすい紀伊半島横断に伊勢湾・紀伊水道・徳島東京間と船を三つ乗り継ぐ原付ワープの連続、そして東京都心部ど真ん中を通過するというそれまでの原付旅行と比べても難易度が飛躍的にアップした大旅行となりました。



一番大変だったのは3日目の奈良~徳島。
和歌山入りした途端、気を抜いたらあっという間に意識が飛びかねない火を付けたストーブのような熱風が真正面から吹きすさび、過酷を極めた道中となりました。
元々出発前の豪雨で西国に甚大な被害が出たにも関わらず、旅行のルートには都合よく災害に見舞われず天候にも恵まれるなどラッキーが続いたのですが(被害の出た地域の方々に対して申し訳なくは思うのですが…)、
その恵まれた天候によって現出した紀伊半島の灼熱地獄が今回私ミカサを最も苦しめることになったわけです。
この3連休暑い暑いと巷で騒いでますが、はっきり言って旅先での灼熱地獄に比べれば天と地ほどの差があります。

しかも3日目の早朝に「せっかく奈良に来たならバカでも奈良に来たと自覚する大仏を見なきゃ」という軽いノリで平城京宮殿跡や東大寺を散策したことは裏目に出て、当初予定してた和歌山徳島間の船の便を逃して徳島への到着が3時間遅れる羽目に…
宿泊先の親戚には本当に申し訳なかったです(苦笑)
(ちなみに他にも初日に道を間違えて御前崎最先端まで到達するトラブルがあったものの3日目に比べれば大したことないわけで…)




…兎にも角にも自分の原付旅行としてはこれが現時点で距離に関係なく限界点だと思っています。
旅の計画自体は去年8月の東関東+甲信一周旅行直後に立案し構想期間約1年・具体的準備期間が約半年と文字通りの集大成なわけで…(3月末の川越・GWの諏訪・先月の南東北の各旅行も今回の旅の為の試行錯誤的性格が強い)
これを超える規模となるとさらなるスキルを身に付ける必要があり、計画自体はあるものの当分実現はムリでしょうね。
原付・ベンリ丸については1昨年購入して以来度重なる長距離ツーリングであっという間に1万キロを走破したため各所に消耗が見られるようになっており、今後は数か月かけて補修したのちにまた何かしらの形で適当な原付旅行ができればと思います




なお旅自体は昨日の午前鎌倉に帰還したことで終了したわけですが
今回の旅の計画自体はまだ続行中であり、
今日・明日・明後日の仕事を問題なく全うして初めて完了したということにしています。
元々体への負担が大きい旅行であるため旅行後の仕事に支障をきたさないようするというのが旅のコンセプトの1つなわけで…
そんなわけできちんと睡眠をとって疲労を凌ぎながらこの3連休の仕事を全うして旅を締めくくりたいと思います。



あと今回の旅行については100名城・宿・船の三分野に分けてまた振り返ろうと思います。






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