Nicotto Town


つくしのつれづれノート


宇宙戦艦ヤマト2202 第6章観てきました


只今深夜に細々と放送してる「宇宙戦艦ヤマト2202」の先行上映を水曜に観に行きました。

午前中に改修整備したランドナーの試運転も兼ねて鎌倉から横浜を往復しましたよ。
「ヤマト2202」は旧シリーズの「さらば宇宙戦艦ヤマト」及びテレビアニメ版の「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイクであり、今回の第6章は只今放送してるテレビ版の19話~22話に相当します。


ともあれ既に放送始まってるのでネタバレしない程度に第6章を要約するとこんなカンジ

・機能が完全停止し白色彗星に飲み込まれたヤマトの運命は!?
・ヤマト喪失と同時に登場したヤマトのそっくりさん(ニセヤマト!?)の正体とは!?
・2202の敵であるガトランティスはなぜ誕生したのか!?
・ヤマトにさらなるガトランティスのスパイが…一体誰!?
・毎度大変なトラブルに巻き込まれる森雪と「雪ーっ!」を連呼してるイメージしかない古代進はそろってハッピーエンドを迎えられるのか!?w
(ホント2199シリーズってこんなのばっかwwっていうか森雪を演じる桑島法子の演じるキャラっていつもこんなのばっかwwまさに死神声優の面目躍如ですなwww)



兎にも角にも第6章は2202におけるな謎の解決編に相当し、それを踏まえたうえで次の最終第7章で最終決戦へという流れになります。
一応艦隊決戦の映像はすごいのですが、これまでの章に比べて音響が抑えられている為か迫力に欠けるという感じでした。これはヤマトの観客が旧シリーズをリアルタイムで見てきた中高年が主流なため音響があまりにもやかましすぎるとクレームが来たからかもしれません。(実際自分も前章までは迫力を通り越してうるさすぎるとは思っていたが…)
それ故に前章までの落差が激しい…

内容自体は決して悪い感じではないのでしょうが、原作をベースにしておきながら緻密な伏線や次回へ含みを残すラスト展開で連続活劇さながら中毒性があった「2199」に比べると非常に大味でそれ以上の面白さを感じれないのはもはや恒例で相変わらず…
「2202」制作発表から微妙な雰囲気があって見るかどうか散々迷ってはいたのですが、見に行った一章で購入したパンフレットを購入してしまったため途中で辞めることもできず、ただパンフレットをコンプリートするためだけにもはや惰性で観に行っているという空しい状況がずっと続いています(泣)
(連続活劇さながらの中毒性を感じれる最近の作品としてはハン・ソロが凍結したまま連れ去られて終わった「スター・ウォーズ帝国の逆襲」(80)や、タイムマシンが消滅し現代に戻れないまま終わった「バック・トゥ・ザ・フューチャーPARTⅡ」(89)なんかが一番しっくりくると思います。)

それでいてキナ臭い軍事色はやけにリアルで今回第6章は個人的に特に胸糞悪い描写が多々ありました。そこは作中のヤマトクルーも同じ感情でありこの先展開的にそれが覆されるというのは誰もが予想できますが…

ともあれ色々複雑な思いが終止うごめく2202でしたが既にネタバレしてる名作のリメイクであるため2199同様最終回が近づくにつれて尻すぼみになってる感がありますね。
これはしょうがないことなのですが、2199が中盤まで中毒症状を起こすほどの激熱展開だったため落差でより残念度が高いです…
新旧比べて見ても「宇宙戦艦ヤマト」というアニメが本来続編を作るべき作品ではないのがよくわかります。
それなのにダラダラ続いた続編のネタがくだらないにもかかわらず感情を利用した泣き落としやあっと驚く超展開なであっという間に引き込まれる旧シリーズが本当に尋常じゃないですね。(特に「さらば」以降の映画版。全地球人の脳を都合よく破壊するハイペロン爆弾やハイパー放射ミサイルとか今のSFのイメージではもはやギャグネタにしか感じませんwwwだらだ続いてるのにあの面白さは異常)

っていうか「さらば宇宙戦艦ヤマト」ってネタバレしてない状態であのラストの絶望的展開だからこそシリーズ最高傑作だと思うのに
既にネタバレした状態でリメイク2202はどうラストをどう締めくくるつもりなのでしょうか?
作中でいろいろやってますけど2202最大の謎はこの一点のみにつきます。
これが大ゴケしたらこのアニメ全体が大失敗の烙印押された同然ですからね。ハッキリ言って「さらば」以上の衝撃的展開を用意しなきゃとても納得できないんですが、本当にそれをどうやって責任取るつもりなんでしょうか…?(「さらば」以上の展開なんてとても思い浮かばない。そもそも「さらば」のラスト展開自体が本来絶対やっちゃいけない究極の禁じ手だと思いますよ…)


まあ、制作側上層部は明らかに2199シリーズを旧シリーズ同様ダラダラ続けてがっぽり儲ける気満々ですけど、
私ミカサとしては本来2199の続編自体当初から大反対の立場だっただけに(名作と喧伝される「さらば」のラスト展開なら百歩譲って何とか許せる程度。2202は特に斉藤一について2199で構築されてた設定を台無しにした展開で内容以上に激怒してるわけで)
これ以上続編によって2199を汚すのをやめてほしいですね。
とは言いながらその続編が面白かったらと思うと「今後絶対にヤマトの続編は見ません」と断言することもできず…
この中途半端の未練がましさこそ「宇宙戦艦ヤマト」の本質なのかなあとため息をつくばかりです…(T_T)
ダラダラ続けて儲けようとする制作側の未練がましさもさることながら、自身が体感する見てる側のヤマトに期待する未練ぐるしさもあり、葛藤が著しいですね。


兎にも角にも次の最終第7章は3月上映とのこと。がっぽり儲けるためにテレビ放送版の終盤と封切を合わせるみたいです。(これは2199の展開と同じ)
内容はともかくパンフをコンプリートするためだけに次回も絶対に見に行く予定です…(まさに不毛…)



※そういえば最近声優の石塚運昇が急死したことで、彼が担当していたヤマト土方艦長の声が代役の声(楠見尚己という人)に代わってましたね。ほとんど違和感なくいつの間にか声が変わっていたことに気付く有様だったのでビックリしましたが…

アバター
2018/11/11 23:24
とり合絵図様へ…古代進のコスモ朴念仁ですね。(ヤマトシリーズのコスモゼロやコスモタイガーやコスモクリーナーから派生したネタで、発生源は2199時のニコニコ動画みたいですww)
2199後半以降古代は「雪ーッ‼」を連呼してるイメージしかないんですよねwww
2202も頻度は2199ほどじゃないけどそれに漏れずw
ただ「愛の戦士たち」のサブタイ通り様々な愛を問いかける内容になってるので古代と雪の関係は格好のネタになっているとは思いますけどね。

やはりリアルなSFリメイクで2199の旧シリーズ続編は無理がありますよ。
特に各ヤマトクルーにスポットを当てた旧作以上の群像劇を展開した2199のファンである私ミカサとしては2199完結時点から続編に反対してることはニコッとの記事でもこれまで散々描いてますけど、ヤマト自体が人気コンテンツ故に旧シリーズの悪癖から逃れるのはミリなのかもしれませんね。

さらなる続編ができた場合ヤマトゆえに絶対見ないとは言い切れないんですが、少なくとも今回のようにパンフのコンプという鎖に繋がれたまま先行上映をダラダラ見に行くようなマネは二度とやりたくないですね。
アバター
2018/11/11 22:35
蛇足かも、ですが考えてみました。
主人公の古代進が人間的に成長し出世してしまうと森雪と結ばれないのは変です。
物語上、人間的に成長してしまった人物を主人公にしても人間ドラマとして、
話が転がって行かないという欠点も出て来ますし。
古代進が主人公だからこそ2199で終わるのが収まりがいいですね。

前回おしえて頂いた、古代進)スペース朴念仁、本当に言えて妙。
いろいろその意味は深いように感じます
アバター
2018/11/11 20:50
ジャッカル北上様へ…十中八九2202後もヤマトをダラダラ続ける腹積もりがあるんだろうなと思います。ヤマトファンの中にはそれを望まぬ人も旧シリーズからも結構いるみたいですね。
アバター
2018/11/11 20:46
夜桜 ラキ様へ…自分は小学校以来ポケモンのオーキド博士のイメージの強い声優さんだったのですが60代っていうあまりにも若すぎる最後は本当に残念ですね
アバター
2018/11/10 18:33
予想:コテンパンにやられて地球に帰還 ヤマト治さなきゃ!で最終回

次回作!2204で地球の運命が決まる!勝つのはどっちだ!?

2204 第1話 英雄の丘に来る古代(声優はキムタク)

古代 :(;゙゚'ω゚'): ちょ!マてよぉ!あ!あんたは!?←艦長相手になれなれしい態度

沖田 \\└('ω')」 // 死んでないぞい!

真田さん こんな事も有ろうかとクローンで200人作っておいたのだ

沖田 (*´ω`*) たぶん私は3人目 私が死んでも変わりはいるもの


これで、ちきうも安心だ! ヤマトは版権の問題が面倒だから、新型艦は まほろばとしてふっかーつ!
時の輪の接する所で再び相まみえましょう! 私はガンフロンティアと、戦場ロマンシリーズが好きです。

と言う流れを予想します。
アバター
2018/11/10 06:32
石塚運昇さんが亡くなってたなんて ビックびっくりです。。カウボーイビバップ思いだしました
アバター
2018/11/09 23:41
saki様へ…自分も同感で「宇宙戦艦ヤマト」って最初のやつオンリーという世界観じゃないといけないと思ってます。それを丁寧にアレンジしたからこそ2199が数多のリメイクアニメの中で別格と言われる所以だお思うのですよ。それでも「さらば」のリメイクならと万に一つの希望を持って見に行ったわけですが、それがものの見事に裏切られた感じです。
やはり「宇宙戦艦ヤマト」のような初めから大風呂敷を広げた作品が続編をダラダラ作っちゃ絶対にいけないと思いますよ。
あんな凄惨な宇宙戦争を「ドラゴンボール」のようなパワーインフレが半端ない格闘マンガのノリでやられたらそれこそギャグそのものだと思います。(今現在は特に…)

まあ松本零士自体もヤマトの原作の立場を巡って泥沼の裁判劇を繰り広げこともあって、2199までヤマトって非常に生臭い悪いイメージばかりが付きまとっていました。裁判で勝訴したプロデューサー自体がひと山当てた山師のような人間だったみたいですし…(まあ興行師というものはこういうのが典型なのかもしれませんが…)
アバター
2018/11/09 23:27
正直、最初の「宇宙戦艦ヤマト」が一番好きです。
最後に、戦うべきではないのだとがっつり結論を出していて、
松本零士氏が本当に心から言いたかったことは最初の作品で
言い切っているのでは、と思うのです。
戦い続けないで…と思うのです。
ただ、見ていないので何も言えないのですけどね。




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.