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つくしのつれづれノート


「魔女の宅急便」の原作者

「魔女の宅急便」といったら宮崎駿のジブリアニメでものすごく有名なアニメですが、その原作にあたる角野栄子の児童小説「魔女の宅急便」はジブリアニメ上映後さらに続刊が続き全6巻・別冊2巻の大長編となり、

数年前には実写映画になった大人気作であります。(他にもたびたび舞台化されている)
ジブリアニメは子供の頃から何度も見てその面白さは語るまでもないのですが、原作の方は中高生の頃以降に刊行された3巻以降読んでハマりました。
3巻以前と何が違うのかというと3巻からキキとトンボの恋愛要素がどんどん濃くなっていくのが特徴で、それがために私ミカサはジブリアニメよりも原作版の方が圧倒的に好きだったりするわけです。
物語としてはキキが大人になり結婚に至る当5巻で完結したかと思いきやさらに13歳になったキキの子供たちが旅立つ6巻で完結となります。しかも今回この記事を書くにあたって調べたらそのまたさらにここ2~3年の間に別冊が2巻刊行してるということが判明し、最初の刊行から33年経った今も物語が進行中という事実に改めて驚かされます。(別冊2冊も読まなければ…!)
大半を読んでいながら手元には一冊も置いておらず喉から手が出るほど欲しいのですがハードカバー版(文庫版だと挿絵の数有無があって物足りない!)が8冊ともなるともはや本でパンクしそうな私ミカサの部屋においておくのもままならず、図書館で時々借りてく感じになっています。


さて、前置きはここまでにしてここから本題。
その原作者角野栄子が今年春に「小さなノーベル賞」とまで呼ばれる国際アンデルセン賞を受賞したのは記憶に新しいのですが、
それがきっかけなのか先月私ミカサの住む鎌倉の広報で角野栄子が鎌倉市民栄誉賞を受賞したという記事を目の当たりにして腰を抜かしました。
この人も鎌倉在住なのかよ…!? 

とはいうものの実は
鎌倉文学館(旧加賀藩主前田家の別荘であった戦前の洋館を改装した鎌倉文士をメインに扱った文学資料館)において角野栄子が子供を集めて朗読会を定期的に行ったり「魔女の宅急便」の企画展示をやっていたり(企画展以降も「魔女の宅急便」の原作オリジナルグッズがおいてた印象も…)と何かと鎌倉文学館と縁のある人物だったためもしやと思わないでもなかったのですが、まさか本当に鎌倉の住人だったとは先月まで知りませんでした。
鎌倉文士という言葉自体今や死語になっているのですが歴史小説家の永井路子(大河「草燃える」(79)「毛利元就」(97)原作者。「草燃える」の原作「炎環」で直木賞受賞)や最近亡くなった大女優・原節子が鎌倉に住んでいたりと今でも文化人がすんでる傾向があるみたいですね。
詳しいことは知りませんが「ビブリア古書堂の事件手帖」の三上延や只今深夜アニメ放送中の「青春ブタ野郎」シリーズ・「Just Because‼」の鴨志田一も鎌倉在住なのか知りませんが鎌倉に相当縁の深い人物みたいですね。(上げた作品はどれも作中舞台が私ミカサの生活圏内にクリティカルヒットしており、作中の舞台描写が自分の尻がむずかゆくなるほど生々しい地元あるあるネタの塊だったりする。)
まあこのような著名人とプライベートで出くわしたためしは一度もありません。
そもそも顔を知りませんし…
(ただし自転車で鎌倉を散策してると時々テレビや映画の撮影に出くわすことはあるワケで…)

ただ角野栄子については上記の通り今現在も鎌倉文学館で朗読会を定期的に行ってるみたいなので何かの何かの機会に一度行ってみてもいいかもしれないですね。

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2018/11/27 21:58
saki様へ…自分も同じです。まあ有名人が四六時中追い回されるのも大変でしょうからわからないようないで立ちをしてるのでしょうね。
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2018/11/27 00:00
鎌倉を中心に、湘南には著名人、それも文芸・美術・音楽など、
いわゆる文化人と言われる人たちがたくさんいるんですが、
私もお会いしたことがありません。
知らないうちにすれ違っているかもしれないですけどね。
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2018/11/25 20:08
Mt.かめ様へ…「ビブリア古書堂」の舞台が古書店がある設定の北鎌倉駅前や大船と自分の生活圏の立ち寄る先が細かいところまで出てくるため(栞子さんが当初入院してた大船中央病院や大船駅前のルミネとか大船仲通り商店街とか…)、とても他人事のように扱えない作品となってます。現状3巻までしか読んでませんが徐々に最終巻の7巻まで読み進めたいですね。
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2018/11/25 08:46
ビブリア古書堂は、読んだことがあります。
割と好きなミステリですね♪
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2018/11/24 20:43
ゆりか様へ…ジブリアニメになった前後はホントに立った一冊のみのどこにでもある一介の児童文学でしかなかったのですが(元は親子雑誌に連載されていたものらしい)、2000年に刊行された3巻でそれまで読んでも平坦で退屈に感じた自分が一気にハマる感じに物語の流れが変わった印象でした(読んだのは高校以降)
その内容がキキのライバルに相当するもう一人の魔女っ子が登場し失敗を繰り返して街で居場所を無くしてしまうキキが悩み苦しんだ末にの末にトンボへの好きを自覚するというもので、数ある原作シリーズで一番劇的な印象があります。

自分も30年近く鎌倉に住んでるため鎌倉人としての自覚は強いですが、鎌倉文士がもてはやされた時代に比べたら随分俗っぽくなった感じがあります。(自分自身鎌倉旧市街よりも大船や藤沢の利便性にどっぷり漬かっている身ですしw)鎌倉旧市街なんかは現在の観光客が乱造する有様から皮肉を込めて「鎌倉ディズニーランド」呼んでいる始末ですし…
ちなみに自分の家は当時の父親の職場に近い山城の郭の如く造成された一角にあるため買い物の時不便を感じることが多々あります。
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2018/11/24 08:55
おはようございます、みかささん。
魔女の宅急便ってそんな長編だったのですね~。
というか、原作があることすら知らなかったです。
キキが恋愛して結婚して子どもまでいたとは…!驚きです。
鎌倉在住の文士さんが多いのですね。それだけ鎌倉は魅力的な町だということでしょう。私も行ったのは1度か2度だったと思いますが、素敵な町でした。もう一度行きたいですね。
そして私も永井路子さんに偶然出会いたいですが、顔も存じ上げないので難しいなぁ~。
そのような所にお住まいのみかささんが羨ましいです(*^^*)
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2018/11/24 01:14
さっちゃん様へ…ジブリの「魔女の宅急便」って魔女のキキが別の街に一人移り住み宅急便をやるってプロットのみを拝借して大幅にアレンジした全くの別物として完成されてるのでジブリアニメの続編として原作3巻以降の内容をベースにするのは完全に不可能ですよ…(2巻の刊行でさえジブリアニメの4年後の93年ですし…)
アニメと原作とでは特にトンボ少年の人物像や設定がまるで違い(原作のトンボ少年はキキの父親に似た学者肌の不思議少年)、アニメのトンボで原作3巻以降をやったらものすごくしらけるような気がします。

一応宮崎監督は去年吉野源三郎の児童文学からタイトルを拝借した「君たちはどう生きるか」という長編アニメの制作に取り掛かっているということで話題になってはいるのですが、あれから音沙汰なくどうなってるのか微妙なところです。
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2018/11/24 00:33
魔女の宅急便の原作はそんな長編だったのですね。
好きな映画の一つなので、せっかくなら映画も続編をやってほしいなと
思います。ただ、宮崎駿監督はもう長編は作らないのでしょうけど。。。




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