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ごま塩ニシン


脳活『為ブログ』239

  気になる『国家信用』
 国家信用という言葉の意味には二つの側面がある。第一は国そのものの国際的な
『信用』である。たとえば、ドイツと日本の財政面での違いである。今のドイツは黒字
財政である。これに反して日本の財政は赤字財政だ。年末に向け、すでに始まって
いる予算獲得運動だ。財務省が窓口になり、裏で与党が睨みを利かせて予算案が
出来上がっていく。日本は必要な金額を先に決めて、次に収入はいくら位、入ってくる
のかと考える。普通は、収入がいくら入ってくるから、まず、借りている借金を返済し、
残った資金の範囲内で経費の内訳を考える。

 ところが、支出を先に考えるという逆さまなのだ。収入は半分しかありません。不足
分は新規国債を発行して借金しましょう、である。

 難民の国際支援が消極的なのは国の財政に余裕がないからだ。ここでも赤字財政の
国と黒字財政の国との差が出てくる。積極的外交と言っても、積極的になれる財政が
崩壊してきている。信頼できる国になれないのだ。
 
 もう一つの信用は経済信用である。財政の崩壊は背後で支える中央銀行の危機で
ある。日本銀行は野放図に発行される国債を数百兆円も抱え込んでいる。金融緩和
で金融市場に万円札をばらまいている。この結果、五割超の円安となったが、景気が
よくなったとはいえない。たまたま、石油景気に押し上げられたアメリカが成長している
から、おこぼれにあやかって日本が多少良くなっただけだ。自力で経済の活力が出て
来たのではなく、他力本願でしかない。日本の持つポテンシャルな力量が低下してきて
いる。国民総生産の順位が低くても、これからは余裕のある小金持ちの国に成長して
いかなければ、ならないのに国の『信用力』が急速に低下してきたことだ。

 ギリシャの運命と日本が似てきた、とされる。ギリシャはユーロ圏の圧力に従って、
財政再建に政権が取り組んでいる。日本の政府は取り組む姿勢すら示していない。
こんなことでいいのだろうか。サラ金地獄国家に転落するぞ。この後始末は、どう
なるのだろうか。通貨切り下げ。デノミ政策をやるかもしれない。千円が十円になる。
通貨の価値が百分の一になれば、借金も百分の一になる。物価は百倍だ!

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2015/09/24 19:40
こんばんは~♥

連休前も忙しかったですけれど、連休明けも忙しいです~(>_<)
病院が忙しいって、いいことじゃないですよね。

ともあれ、明日は金曜日です。
雨っぽいですけれど(^^;)
街は既にハロウィンの飾りつけです。
早すぎて追いつけません(笑)
ステキな週末を・・・♪
アバター
2015/09/24 14:20
読みましたよ。 私、DMの配達と訪問介護を、週3で、勤務している。



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