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ごま塩ニシン


脳活『為ブログ』439

  信頼の神秘性。
 「信頼している」という言葉に含まれる神秘性。信頼と言うのは責任を取ってくれるという意味なのか。信頼はリアリズムなのか。信頼は保証なのか。それとも表現技法なのか。信頼は具体的なものを指すのか。個別的な事柄の保証なのか。実は抽象的な雰囲気を表現しているのか。じっくり考えてみると、信頼と言う言葉ほど分かっているようで非常に神秘的な内容であるように思えてくる。

 何となく信頼している。親が子供にいう場合もあるし、男女が相互に寄せる精神的な絆なのか。勤めている会社を信頼しているか。給料をもらっている限り、信頼している。病院に行く。信頼しているからAという医院に行くのか。それとも緊急処理としていくのか。困った事態に直面して救急車を呼ぶ。これは助けてほしいという緊急事態への要請であり、それだけ信頼している証拠である。

 暴力を受けたり、被害を受けたら警察に連絡する。これは犯罪の対応として信頼しているからだ。当然そうだろう。盗難に遭ったり、災害に遭遇すれば、公的な機関に連絡して助けを求める。信頼は人と人との関係だけではなく、社会の機構に対する信頼の意味も出てくる。これで信頼は充足されるのだろうか。なかなか難しい問題であることが分かる。

 信頼は具体的であり、同時に抽象的な神秘性も含まれているように思う。実際、言葉による信頼ほど曖昧な神秘性はない。信頼は愛と同じで抽象的な世界でしかない。

アバター
2016/04/25 21:00
確かに「愛」に似ているような気がしますね。
一瞬にして信頼がガラガラと音を立てて崩れ落ちることもあります・・
アバター
2016/04/25 16:11
では、逆の逆に、「信じらんな~い!」とは。

想定外???。(笑

銀行とかーーーー
飛行機とかーーー。



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