Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌540号

  宴は終わった。苦い酒に酔う。
 今年は何かと転機の年である。ユーロからのイギリスの離脱内閣。一方でポーズ
だけで復帰するのではないかという説あり。アメリカの大統領選がどうなるのか。
 リオ五輪後の世界経済の行方が不透明。アベノミクスが花火から単なるアドバルーンになった。つまり、日銀の黒田バズーカ砲が効力を無くした。ドル・円の為替相場が100円を切りそうである。

 赤字国債が金融機関の保有から日銀の手元に移し替えられ、約400兆円もの金額が日銀の管理下にある。こんな異常事態に拘わらず政府は赤字国債を増発していくという姿勢に変化なしである。これからオリンッピク向けの経費が水増しされていくのも必至である。借金は返済されなければならない。いずれ徳政令でも出すつもりなのだろうか。借金棒引き、そんなことできるのか。今の政策が何の齟齬(そご)なく平和裏に完遂され、経済成長に繋がっていくとすれば、安倍首相はノーベル賞を受賞できる。世界の金融政策の常識を覆した成功例となれば、確かに賞がもらえる。

 本当にどうなるのか、これほど興味津々のことはない。物事は成功か失敗かのどちらかである。中間はない。借金のために借金を重ねて泥沼に転落するか、債務を減らす成果をあげて凱旋するかである。年金生活者や安い給料で精いっぱい働く勤労者の生活が豊かに充実できるかどうかである。もし、これ以上悪化すれば、与党政治の終焉を迎えるかもしれない。それでは野党が表舞台に顔を出すのか。これも難しいのではないか。既成の政党が分裂して、ゆりこ現象が進むことを期待する。

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2016/08/04 12:53
麻生大臣が、留任でやんす。(笑い。

経済評論家の三橋貴明氏を、御存知かい?。



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