脳活日誌683号
- カテゴリ：日記
- 2017/01/05 12:05:09
逆風を追い風に。
日銀総裁の年頭のあいさつ。トランプが逆風らしい。この逆風を柔道ではないが、相手の力を利用して投げ飛ばす技を見せるならば、追い風になるということらしい。何度も言うように、デフレは悪ではない。給与が上がらない現状において物価が安定して安いことは、生活の糧になっているわけであり、デフレ大歓迎である。それなのに日銀総裁に就任以来、物価２％のアップばかり言っている黒田さんは国民生活の在り方について生活を困らせてやりたいと念願しているのだろうか。
うるさいほど繰り返すが、物価が上がって喜ぶのは財務省の役人ばかりである。庶民の苦しむのが政策目標というのもお寒い感じである。官という世界で生活していると大衆目線が無くなってくるのだろう。支配者というか、お上意識というものは、どうしても官の組織維持、官の安楽、官の安泰を願って知恵を出し合っているのである。官、お上意識は飛鳥時代から続いている。現代にあっても百官意識は連綿と脈打っているのである。
逆手にとって成果を挙げる。これは語呂もいい。聞く耳に爽やかな響きをもたせてくれるが、他面では理想的な言葉を掲げて空理空論に酔うことになる。言葉と実態の乖離は安倍政権が発足してから、一種の悪魔的な催眠によって国民意識を酔わせているように思えてならない。安倍さんには、そのつもりがないのかもしれないが、酔ってしまった国民の支持に支えられて、ご本人も乗せられているのかもしれない。安倍さんは案外に現実主義者なのかもしれない。支持がなければ、引退も辞さないのだろうと推察するが、不支持者が増えてこないところに安心感が増幅しているのかもしれない。安倍さんも逆手技法なのだろう。
もう製造は、無いと思う。次は、ＡＩだ。 で、介護、保育のいろは。
企業のキーは、「経理」だけで、仕事など、なにも、ないと、思う。