Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌921号

   防空頭巾を思い出す。
 北朝鮮がロケットを発射した後、Jアラートの報道を聞いていると、子供の頃の記憶が蘇ってきた。戦前、自宅の裏に防空壕が掘られていた。現在は住宅が建っているが、昔は畑であった。そこに土地を借りて防空壕を設置していた。要するに畑に穴を掘って、穴に丸太の柱を立て、上にトタンを貼って屋根にしていた。床は土のままだから、雨が降ると水が溜まった。酒好きのお爺さんが一升瓶を置いていたら、浮かんでいたのを覚えている。天井から竹籠を吊るして、食べるものを入れていたように思う。私は家の前の柵内で遊んでいたら、空襲警報が鳴って、頭巾を被って泣いていたことを思い出す。三歳頃の話である。

 今は防空壕を掘りなさいとか、シェルターを建設しなさいと言うようなことは言わないが、丈夫なコンクリートの建物の中に避難して下さいという。しかし、発射した瞬間、空中にロケットはあるわけだ。それをレーダーで確認、行政府が危機を認識した後、国民に避難および警戒をしなさいという手順で動いている。対応策が出た頃にロケットは海中に落下している。約15から20分でできる対策は知れている。むしろ、恐れずに無視する方がいいのではないかと思う。もし、日本の国土および日本国民の生命に危害が発生したならば、また、旅行中の観光客に被害がでたならば、これはもう異次元の対応しかない。ならず者国家に怯えている訳にはいかない。日米同盟の真価が問われる。アメリカに対応する気力がなければ、同盟を解消する、いい機会になるだろう。そうなれば自立防衛論が沸騰してくる。年金財政を削って、軍拡競争かよ!と言いたくなるが・・。では、どうすればいいのか。

 尖閣問題で中国と新しい視点で折衝し、日中協力を強化しながら、北朝鮮に核武装の放棄を積極的に働きかけるより方法はないように思う。そして、アメリカの力を借りずに北朝鮮を軍事国家から平和国家へと大転換させる。こうした外交視点を持つことが必要ではないだろうか。現状の持ち駒を頑なに握っているだけでは問題の解決にならない。今、必要なのは大胆な譲歩と切り込み外交である。肉を切らして骨を斬れと言いたい。日米地位協定の破棄なくして北方領土の返還もない。大胆な外交交渉が急務である。

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2017/09/16 08:08
北とトランプ大統領の問題らしい。
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2017/09/16 07:40


ぁぁ、朝からもう怖かったですよね・・・(´;ω;`)

戦争には、なってほしくないです。。;

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2017/09/15 19:16
朝娘たちのお弁当を作っているとJアラートが鳴り驚きました。
二人とも朝食を食べていましたが
学校は普通通りあるのかどうか心配になり
友達に連絡を取ったりとしていました。
なんだか朝から不安な気持ちでしたが
元気よく帰ってきてテスト勉強を頑張っていましたよw





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