Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌956号

   国家とは何か?
 今日は雨の中、選挙へ行ってきた。国政に参加したことになるのか。実感なし。国家とは何かを考えてみたことはないですか。いろんな考え方があるようですが、国家はどこにあるのか、と場所を尋ねると、皆さんはどこを指さすでしょうか。国会議事堂?建物が国家ですか。国の象徴として国会議事堂がある。国家とは国政に意見を述べるることのできる議員なのでしょうか。間接民主主義だから、国民は直接、国家とは接触できない。議員を通じてしか、意見は反映されない。いや、政党政治だから議員を束ねる政党に意見を言うべきだ。いろいろな考え方がありますね。

 では、日本で国家は、いつ頃できたのでしょうか。国の称号を「日本」としたのは飛鳥時代の天武天皇の時代からだと言われていますから、日本の国は飛鳥時代から始まったのでしょうか。当時は天皇が支配していたから、天皇が国家だったと言えないことはありません。朕は国家なりという言葉もあります。もし、天皇が国家であるならば、天武天皇は皇統でいえば、第40代の天皇ですから、国の始めは神武天皇からということになります。戦前までは神武天皇の即位を国の始まりとして、皇紀何年という考え方もありました。

 しかし、日本が日本という称号を名乗るまでは「倭国」という称号で呼ばれていたのです。倭はヤマトと読まれたりします。古事記、日本書紀によりますと神武天皇が大和で政権を確立するまで、神武東征の過程を踏まなければならない筋書きになっています。逆読みすれば、大和の地に政権があって、この政権を倒さなければ、国の統一支配ができないから、神武は九州から大和に入ったということになります。それでは大和に以前から存在した国は、どんな国だったのでしょうか。卑弥呼と呼ばれた女王が支配する国が近畿を中心として地域国家を形成していたのか。国家とは必要条件として地域の土地と人民の支配権を意味します。この意味から国土という場合、国境線が大切になります。領土内の人民と土地(すべての資源)の支配です。支配とは反乱する人民がないように治安が重要になります。違反者の刑罰、逮捕拘束(刑務所の設置など)、言論思想の統一などです。続きは機会があれば書くつもりです。

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2017/10/22 11:14
ごま塩ニシンさん、こんにちは~。

難しい質問ですね。
国家。
そうですね、私なら、「その土地に住む人々の集合体」と答えます。
国家があって人がいるのではなくて、人々がいて初めて国家が形成される。

国家とか祖国などというと、なんだか近寄りがたい印象をうけてしまいますけれど、本当は故郷とか、ふるさとと同じものなのかもしれないです。

それでは、今週もよろしくお願いいたしますm(_ _)m



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