Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌1062号

   母親の月命日。
 振り返れば、苦労して育ててもらったのだと感じます。子供の頃は貧乏で何もなかったから、母親は内職を夜遅くまでしていました。ある時、こんなことをしていても苦しいだけで何も良くならないと言って、書道を習いに出掛けるようになりました。まあ、熱心に習っていました。教えられる師範の免許を取得したかったようです。この目的が達成できて、自宅で書道を教えるようになりました。この頃は町内に子供が沢山いて、書道を習いに来ていたようです。私の高校生の頃でした。多少、生活にも余裕ができてきたのか、母親は団体旅行にも出かけるようになりました。父親は戦死していましたから、戦没者の遺族会での旅行が多かったようです。

 生活史というのは時代背景があります。今は今の時代という中で生きている訳ですが、十年二十年が経過して、過去を振り返ると、ああ、こんな時代を生き抜いてきたのだと理解できるようになります。距離を置かないと、自分の影を見ることができません。どうしても、働いていると、明日の予定ばかりが迫ってきます。はっきり言って、何かをしたいと思っていても、なかなかできないで、時間が経過していく可能性がありますね。決断の時というのは常にあります。

 特に、これからは高齢化社会に突入していきますから、老後のことを常に考えて生活していかないと、自分を見失ってしまいます。私の場合は老後のことを考えずに今日まで来ましたから、行き当たりばったりの生活になっています。計画性がありません。毎日、老化と向き合っているといえましょう。これからの人は老齢化にも計画性を導入して生活しているでしょうから、理知的に年齢を重ねて行けるのではないでしょうか。ちょっと、楽観手過ぎるかな?!若い皆さんが、老化していく時期には私は、おそらく、この世にいないでしょう。日本は21世紀の中ごろには、どのようになっているのだろうか??

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2018/03/11 08:29
ごま塩ニシンさん、おはようございます。

そうですね、毎日が「今」を生きるだけで精いっぱい。
私もそうです。
よく、「学生は時間はあるけれどお金がない。社会人はお金はあるけれど時間がない。」なんていいますけれど。
・・・私はどっちもないです(笑)
でも、時間は作るもの、なのかもしれないですけれど。
言うのは簡単なんですけれどね(^^;)

実際問題、そろそろ老後のことも考えています。
病院はお給料がどうしても安くて(一般の人に信じてもらえないくらい、安いです)、これからの現実の生活のことを考えて、調剤薬局に移ろうかな、って検討しています。



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