Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌1063号

   職業の選択と人生
 この社会で生きていくには、何らかの仕事つまり職業を選択しなければならない。どの職業につくか。これを選択するのは自由である。しかし、自由な割には手軽に確保できるものではない。議員になるには選挙という試練がある。比例代表という方法もあるが、これは特定の政党に対する得票数で決まってくるために上位にランクされるためには。それなりの実績がなければならない。組織の中で苦渋の選択をしているより、思い切って無所属で打って出るという博打もある。決断と勇気の問題である。何かの情勢があれば、絶対に不可能なことでもない。しかし、ハードルは相当にあること間違いなしである。初めて消費税が導入された時に消費税反対を訴えて友人が市会議員に当選した。地盤も金もなかったが、消費税に反対と街頭演説しただけであったが当選した。彼は5期20年市会議員を務めて、自主引退した。今年に入って、居酒屋で酒を酌み交わした。

 ところが、今時、消費税の税率アップに反対と言っても当選しない。何故なのか理解に苦しむが、時代にマッチしたスローガンではないらしい。多くの人が年金の財源不足という政府・マスコミの宣伝に影響されているから、消費税の税率アップに反対していたら、年金が貰えないのではないかという危惧を抱いているからである。時代の視点が変わって来たと言えば、それまでだが、政治の解決策に行き詰まっている。まあ、正解はどこにあるのかは別にして、議員に限らず、職業の選択は自由であるようで必ずしも自由ではない。例えば、上級公務員になろうとすれば、試験に合格しなければならない。試験でも十位以内に入らないと、出世は難しい。ようやく、合格点に達して役人になるのなら、止めた方がいいという見方もある。試験で職業を決めていくのは資格社会の基本である。医者、薬剤師、弁護士、外交官、公認会計士、税理士、義務教育の先生、司法書士など、すべて資格を獲得してからの職業になる。では試験に合格できなかったら、どうなるか。どうにもならない。発明家で一発、当てるという手もある。商売をして、愉快な商品をヒットさせる策略もある。いずれにしても、生きていくための職業選びは大変である。資格があっても、老齢化すれば、貴重な資格も役立たなくなってしまう。人生は迷いだ。

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2018/03/13 06:26
う~ん。全体のレベルが上がりすぎなのかも。
行政、国家公務員は、もっと、「基本」で、いいのです。
で、資格は、自信と、視野が、変わるし、幅がでる。
家族で、お子を最低でも、3人欲しがるのは、、、
やはりすべて、「社会性」です。



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