Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌536号

   今年も後半戦に。
 リオ・オリンピック後の世界経済がどうなるのか。日本は荒波を乗り切れるのか。この秋が転機になりそうである。9月から年末にかけて何か勃発しそうである。何の根拠もないが、アメリカの景気が転機を迎えたら、世界は不透明になる。クリントンかトランプか、アメリカ国民の選択で世界は大きく変わるだろう。もし、トランプが勝利するようであれば、本当に世界の中での日本の進路は不透明になって来る。

 中国は現在の習政権が維持されるかぎり、排外的孤立主義が強まるだろう。習とトランプは政策が似ていないのに性格が似ているような気がする。どちらも、他人の意見を聞かずに、自分の狭い視界で自国の利益のことばかり考えているようだ。安倍政治は国際的な成果が出てこないのが不思議である。あれだけ、あちこち政府専用機で地球を飛び回ったのに目立った成果が現れてこない。トランプが勝てば、TPPの風船は破裂する。

 問題はどこかの企業の破たんが引き金となって世界経済が頓挫することである。喧しく騒がれたブリスク経済圏が今や停滞の足かせになってきた。また、世界の金融市場を席捲してきたファンドマネーが有力な投資対象を見失いつつあるということである。世界の商品生産が過剰になり、整理統合しない限り解決策が無くなってきた。例えば、石油などの資源価格が下がって、少々先物を買い占めたところで価格が上がらない。むしろ、日本は原油が安く手に入って幸いしているが、鉄鋼や自動車、機械などは過剰となっているから拡大どころか、現状維持が精一杯だろう。本当にどう流れていくのだろうか。とんでもない事態が起こらないことを祈る。




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