Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌847号

   今日は父の月命日。
 昭和19年9月9日に召集になって昭和20年11月29日中国で病死。中国に渡る輸送船が襲撃され沈没したが、助けられて中国に渡り、病死した。享年31歳であった。ブロブでも書いたが、父は耳が聞こえにくかった。障害を持っていたに拘わらず、当時の日本軍は兵員不足のために誰彼なしに召集し、戦地へ駆り出し、無駄な戦死をさせた。戦争責任を明確にしないまま戦後の保守政治が復活してきている。

 明治維新による時代転換で西郷隆盛や坂本龍馬を英雄のように称えているが、むしろ大政奉還し、江戸無血開城した幕府側の判断をもっと高く評価するべきだろう。戦争は負けるために戦うのではない。負けることが見通せるならば、白旗を掲げて降伏し、捲土重来を目指すのが、心ある軍人のケジメではないだろうか。装備もなく、死を覚悟で突撃命令を出すのが指揮者ではない。敗北も認められない指揮者に国家の再建はない。戦後日本の政治は反省民主主義社会であった。

 ひどい目に遭った苦しみを忘れて、経済を中心に国力の復興を成し遂げ、今日の状況が生れている。こうした戦後の経過を知らない人々が、今や社会の中心で活躍する時代になっている。過去にいろいろあったけれども、目先の繁栄を求めるようになってきている。現状がよければいい。要因は問わない。少しでも明るい見通しがあればいいという表層真理で動いているように思えてならない。見た感触で明日を捉えようとしていないだろうか。今日と明日の動向で現状を認識していこうとしている。それは一種の相場社会観である。確固とした理念で動いているわけではない。当面乗り切れたらいいという刹那思考がありはしないだろうか。こう思う。

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2017/06/30 09:20
久しぶりです。PCを、バージョン10に、したので、全部、消えちゃった。

で、ここも、やり直し。

「ごま塩ニシン」で、さがした。

ニックネームと、「島番号」なのね。

ピンチは、チャンスだ。

私の父の命日は、4月11日。祖母も、月は忘れたが、11日。

なにか、あるのか?。



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