Nicotto Town


たかゆきの徒然日記(ニコタ版)


中央リニアは直線ルートで事実上決着

ひさしぶりに鉄道ネタです。

JR東海が計画しているリニア中央新幹線(東京-大阪)について、これまで①南アルプスをトンネルで直進する『南アルプス直進ルート』、諏訪から伊那谷を経由(迂回)『伊那谷ルート』、さらに大きく木曾谷を経由(迂回)する『木曾谷ルート』の3つのルートが検討されてきました。

今回、ルートのあり方を検討していた交通政策審議会中央新幹線小委員会(国土交通相の諮問機関)は、3ルートのうちほぼ直線の「南アルプスルート」が費用対効果などの面で「優位」とする報告を取りまとめたようで、事実上、直進ルートで決着がつきそうである。

リニア中央新幹線:「直線」で決着へ 建設費最少で優位 (毎日jp)

まぁ、普通考えたらこうなるわな。
JR東海が全額自己負担するわけだから、ここに政治的意図が働くのは良くない。
最大の難関は「南アルプスに長大トンネルを建設できるか」ということでるが、「現在の技術なら問題ない」とすでに調査結果が出されている。
この、長大トンネルを建設しても、建設費は最小になるのだから、今回の報告は当然と言えば当然であると思う。
リニアの最大のライバルは航空機。
リニアのスピードや航空機との競争を考えるのなら、直線ルートにしないと様々な意味で巨額の資金を投資して建設する意味が薄れてしまう。

残りは、リニアの通らなくなった伊那谷、木曾谷の交通手段をどう改善・強化していくか、また自治体を納得させられるかである。

しかし、これでリニア建設が1歩進んだと言えよう。

JR東海の計画では、第一段階として東京-名古屋間を開通させ、第2段階として名古屋-大阪間の建設をするとしている。
私は、東京-大阪間を一気に開通させなければ、存在意義が中途半端になってしまうのではないかと心配している。




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