Nicotto Town



パーキンソン

 土曜の19時からの研修会行ってきました。
 内容は、過去の歴史から最新の治療、ついでに民間療法も。
 発症を遅らせる保護因子として、抗酸化作用があるビタミン。
 他にカフェインも良いそうで、1日4~5杯のコーヒーを飲んでいる人には八章が少なかったとか。
 あとは非ステロイド抗炎症剤にも保護作用があるそうですが、はっきりと報告があるのはイブプロフェンくらいで、アスピリンとアセトアミノフェンは否定的な報告しかないとか。

 症状の内振戦が片側から始まった場合はパーキンソン病である可能性が高いと。
 薬剤性パーキンソン病を起こしやすい薬にファモチジンやカルシウム拮抗薬も入っていてビックリ!
 運動障害以外の症状も最近注目されてきていて、パーキンソン病発症の20年前から運動障害以外の症状が出ているそうです。
 自律神経障害に始まり嗅覚異常、レム睡眠行動異常(大声での寝言とか)、そしてパーキンソンの発病。
 更に進行すると認知機能が低下し、精神症状も出てくると。

 薬は減少しているドパミンを補う薬がメインで、抗コリン剤は最小限にする方向になってきていると。
 海外ではドパミン分解酵素阻害剤が第1選択なっているそうですが、国内ではまだ治験中。

 管理が面倒な、麻薬に指定されている物や覚醒剤原料に指定されている薬もありますが、同じ効果分類で分子構造が指定対象外の薬も開発されて治験中なので、数年後に廃棄手続きに押しかけてきそうな予感。

 最後に民間療法の紹介も有り、食べ物飲み物を使っている患者には注意。
 運動療法として太極拳、その他のリハビリ運動の紹介で締め。
 かなり面白い講演でした。




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