Nicotto Town


すずき はなこ


思案中(その3)

取調室で、向き合った刑事の第一声は・・・
「口は、禍の元ということが、分かったか」。

この一言で、
わたしの全戦闘能力がONになった。

・・・

あれから2年。
検察庁で不起訴になった(当然!)が、
そのままでは、終わらせなかった。
民事裁判を起こし、
1審で「完全勝訴」
2審高等裁判でも「全面勝訴」を勝ち取った。

裁判で、わたしに殴られたという男は、
「警察が、あいつ(わたし)を、どうするかは、
こっちに任せてくれんかな」と言ってきたと答えた。
これが、嘘なら「法廷偽証罪」だ。

わたしの暴行容疑は、「虚偽の告訴」で、
刑法172条の「虚偽告訴罪」にあたるとまで判決に出た。

涙がでたわ。

・・・

神経を痛めつける取り調べに耐え、
処分保留で長期間処分保留にされ、
それからは、弁護士を捜し、
裁判で、徹底的に戦ってきた。

勝った・・・けど。

警察は、まだシラをきっている。
わたしを取り調べた刑事は、休職中。
当時の関係した警官は、配置転換でいない。
もうすんだことだ。

さ・て。

この高裁判決をもって、
どうしてくれようかな。

ただいま、思案中。

アバター
2013/08/16 15:24
まぎまぎちゃん、ありがとうございます。
えへへ、大変でしたよ。

今でも大変だけど。

アバター
2013/08/16 15:12
う・・・わぁ。凄い。強いんですね。毅然と生き続けるって並大抵ではないと想像します。



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