Nicotto Town


すずき はなこ


「去っていった友人たちのこと」

・・・と、さっきは良い子ちゃんのホワイトはなこさんのブログでしたが、
ブラックまで行かないまでも、
グレーくらいのダークサイドはなこさんの「最近考えていること」を、
言葉にしておこうかと思いました。

今、巷をにぎわしている「ゲスの不倫」関連で
書こうかどうしようか、ずいぶん迷ったのですが・・・

不倫関係にある人たちは、「二人の世界」がすべてですから、
表向き(記者会見)で何と言おうが、
lineやSkypeでは、恋人たちの会話に浸るのは仕方のないことでしょう。
要は,バレなければ幸せな不倫関係です。
それは、「二人の世界」以外の人が、何を言おうがまったく関係ない、
全世界を敵に回そうが、
「二人の世界」は鉄壁のシェルターに守られているものだと思っています。

わたしは男性の方のゲスの人のことはよく知りませんが、
ゲスの人の奥さんのことを考えると、
どうにもこうにも「かつての自分」を思い出して、
「ああ、辛かったなあ」と喉の奥に詰まったような熱いモノを感じてしまうのです。
そんなとき、
「ああ、まだ痛みが残っていたのかあ」と、
ちょっと今の旦那さんの鈴ちゃんに対しても、申し訳なく思います。

わたしの前の夫も、ミュージシャンでした。
長い間、あんまり売れずに、コンサートの手伝いや衣装作りも、
わたしが手伝っていました。
大手のレコード会社からアルバムが発売されるようになり、
「最初で最後の一枚だろうね」と笑って言っていた頃はまだ貧乏で、
日本でも有数のプロダクションに移籍したころから、
CMやテレビの番組を持つようになり、ラジオのパーソナリティなど、
いわば予想外の「売れっ子」になるようになったのです。
「売れっ子」になった途端、
メイクさんがつき衣装は事務所が用意するようになり、
大きなスピーカーや楽器運びなどでも、わたしの出番はなくなり、
コンサート会場や、局の控室に居るだけでスタッフの皆さんが気を遣われるので、
あまりそういう世界へ、出入りすることは少なくなっていきました。

でも、わたし、準備していたんです。
世の中の浮き沈みは激しく、
あの美空ひばりさんや、加山雄三さんでも、
まるでいないかのように扱われる時期があること。
ましてや、はずみでちょっと売れたミュージシャンが、
「まだ生きてたんか」といわれる時代が必ず来ることを予想していました。
だから、そのときになって、
「お金が無くなってきたわ」
「お米も味噌も、もうないの」と言わないで良いように、
それまでのわたしの稼ぎも含めて、不動産投資に乗り出しました。
でも、それは天狗になりつつあった前夫をこれ以上うぬぼれさせないためにも、
わたしがひそかにやっていた準備だったのですけどね。
売れなくなったら、
世界一周の船旅にでも出かけて、
世界中の民族音楽や、文化に触れて、
また新しい世界観を持ってもらいたいと思っていたからです。

ところが、妻のこころ夫知らずと申しましょうか、
前夫は、あっさり30も歳の若いファンの女の子と浮気をし、
トロフィー・ワイフさながらに、いまは彼女が妻になっています。

皮肉なものですが、
前夫のために始めた投資は、
前夫が居なくても順調に推移し、
株式会社になりました。
世界一周の旅行も、外国生活も結局わたしが一人でしました。
(そのころ前夫の音楽がテレビやラジオでかかるものですから、
一人で日本に居るのが辛かったのです)

そして、堂より下された糟糠の妻は、以外に世の中には五万といたのを知りました。
不倫で離婚する家庭は多いですから、
その半分の配偶者は、お払い箱になったのでしょう。
わたし一人が、世界中の悲しみを背負ったのではなく、
割合けっこうな数の人が、
不倫のなれの果てで放り出されていたことも知りました。
(渦中にいるときは、自分だけがこんな辛い目にあっていると思ってしまう)

今から、12年も前の話しなんです。
すみません、古い話で。

わたし、いま、思うんですが・・・
前夫が浮気をしてくれて、わたしと離婚してくれて良かったと。
何の役にも立たない古女房でいるより、
わたしを必要としてくれる鈴ちゃんと一緒の仕事、一緒の生活があり、
華々しいスポットライトやパーティはないけど、
サカナを釣って嬉しそうなお客さんの顔を見られて、
新たな投資先や、事業の拡大計画を練っているときの今の生活が大好きです。

信じていた人に裏切られるのは辛いけど、
裏切られたからといって、それで人生が終わるわけではありません。
要求される芸能人の妻を演じることもなく、
自分らしく充実した生き方を手に入れることもできます。
(ブラックはなこさんは、ずっと押し込められていました)

わたし、本当に、今、前夫が若い奥様と幸せに暮らしているのなら、
それを心から祝福し、喜んで上げることが出来るようになりました。
わたしが、今、本当に幸せだからそう言えるのです。

予想もしなかったオマケは、
「芸能人の妻」だったわたしを、「友達」と言っていた人たちは、
みんな去って行きました。
「夫に捨てられた哀れな女」と言った人も、かつては友だちでした。
だけど、当時の友人たちは、
誰もわたしの側に残ってくれず、前夫の周りに残りました。
マネージャーもスタッフたちもです。

今は純粋に、わたしのことを好きでいてくれる友人たちに囲まれています。
前夫のことは、ほとんどみんな知りませんから。

ゲスの奥さんの人も、
今はとてもお辛いでしょうが、
それだけが生きる道ではありません。
芸能界では、よくあることです。
(わたし、そこいら辺の芸能レポーターより、多くのスキャンダルを知っています)
そんなエラそうなことも、
12年も経ったから、今になって言えることなんですけどね。
ふっとね、
テレビを見ると、思い出してしまうのです。

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2016/02/01 15:24
損得だけでくっついてる友人などエセだと思います
今の鈴ちゃんや周りの人たちは本物ではないでしょうか?

価値ある本物を手に入れるために、
あえて偽物を味わうことで、反面教師として過去の人たちはあったのかもしれませんね

はなこさんが今、これからも幸せで良かったです
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2016/01/30 16:38
はなこさんが今幸せでよかった^^
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2016/01/30 08:17
(ノ_・、)一所懸命サポートしてきたのに…切なすぎる… 。・゚・(ノд`)・゚・。

そんなアーティストの作品ってどんなものでしょうね… 激しく疑問が沸いてきます。
はなこさんの気持ちを尊重して、酷評したりはしませんが…
少なくとも、自分の心に届くものではないだろうなという気はします。
世界に羽ばたいて、世界の人達の心を鷲掴みにしたかもしれないチャンスを逃したんじゃなかろうか…
そんな風にも感じます。
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2016/01/30 00:10
この先の糧として読ませていただきました。
ありがとうございました。
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2016/01/29 22:24
辛い気持ちも、哀しい思いも、悔しさも絶望もをも、すべてを糧として前へ進んできたはなちゃんでこその、今現在の充実した、幸福を得られたのでしょう。
ゲスの極み野郎はその名のごとく「ゲス」なんでしょう。んな野郎のために立ち止まってないで、明日に向かって進んでほしいな。不倫なんて最低。誰かの不幸のうえに成り立つシアワセなんて嘘だよ。
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2016/01/29 22:24
はなこさんは、当時夫中心の交友関係だったのでは?周りの人が去って行った理由はそこじゃないかなって。
はなこさんが悪いわけじゃなく、周りの人が悪いわけではなく、人間関係の土台が夫だったから。
上のブログを読んだ時ふと思いました。

奥さんを捨てられるタイプの男性が土台の人間関係だから、変わった人が多いのかも。



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2016/01/29 20:23
不倫かあ

仮にですけど、あくまで仮にですけど、
アルコールが入らなければ
二人だけでランチを食べるくらいならいいよね。家族には内緒でも。

思うのだけど、子供が、それも娘がいたから、
浮気とか不倫をせずにやってこれたのかもしれない。
育児やってりゃロリコンにはなりにくいだろうし、
娘にも不倫なんてして欲しくないし、ましてや病気をもらってくる訳にはいかないもの。

ニョーボの方は 信じましょう でしょうかね
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2016/01/29 20:13
去年の夏、売れてから籍を入れたということでしょうね・・・
べ○○ーとかぶって付き合ってたのかも?と勘ぐると、
せめて、籍入れなければ良かったのに・・・って思います!

個人的には、このグループの歌も態度も嫌いなのでww

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2016/01/29 19:08
まあ、週刊誌情報ですから正確なものではありませんが、ゲスの方、
ルックスはよくありませんが、よくないからなのでしょう、かえって女が
「この人なら」と思って近寄ってしまうタイプなのか、奥さん、べ○○ーさん、の他に
元彼女も現在進行形らしいです。

しかも奥様、両親に紹介してない上に両親は息子が籍を入れてた事も知らなかったらしいです。



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2016/01/29 18:55
そうだったのですか~

その女性タレントさんと アンネの日記の アンネ・フランク
イメージがダブってしまう 私です。

潜伏生活以前の 他人の痛みを分からない天真爛漫さ・・・みたいなところで・・・ 
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2016/01/29 18:19
辛いとき、苦しいときの友が本当の友といいますもんね。
わたしのような友人の少ないタイプが言うことでは
ないですけど(^_^;)



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