「春闘」ならぬ「夏闘」
- カテゴリ：仕事
- 2016/07/03 20:24:27
朝4時始業から、大忙しでした。
いや、「忙しいのはけっこう」なんてものではありません。
強風波浪で「会員制海洋レジャークラブ」、
小型ボートの出航は危ぶまれる…という中を、
たくさんのお客様がおいでくださり、
気象情報を提供し、出航回避をご理解いただくのに一苦労、
そこへ、新規入会希望者の方がまたまた乱入、
一時、鈴ちゃんとわたしの携帯電話が繋がらないというトラブルも。
だからさ。
みんなさ、
諦めてさ、
今日のところは、帰りましょう。
危ないって。
じゃ、今度は「キャンプ」
ワンデイキャンプで、BBQをするってお客様が・・・。
ああ。
こた、そこへ週末恒例の「魔の交差点」トラブル多発、
加えて、銃刀法違反になるヤスを持った密猟が、2グループ・・・。
応援で駆け付けた刑事課が、なんと少年課の役立たずで、
「ガキの使いをやっとるんか！」とブラックはなちゃん登場で、
もう・・・いや。
こんな生活。
昼過ぎ、鈴ちゃんが
「第2スロープに、外人のホームレスがいる～」と言ってきたので、
話を聞きに行くと、オーストラリア人で、
なんと、関西空港のエンジニアでした。
見るからに賢そうな顔をしたホームレス風でしたので、
「まあ、お茶でもいかがですか」と拾得し、保護。
激動の一日でしたが、
ニコ友のパゴットさんが「犬で癒される」みたいに、
英語で会話すると、わたしのMP回復いたしました。
頭のいい外人は、いいなあ。
話が哲学的で、なおかつマシンガンジョークについてきてくれるので、
大笑いできました。
オーストラリアの発音は「グッド デイ」（良い日）が、
「グッド ダイ」（良く死ね）になるのは有名ですが、
火曜日を「チューズダイ」といったので、もう大爆笑。
外人に向かって、容赦なく「あんた、発音悪いなあ」というので、
また、そのオーストラリア人が大爆笑。
はたから見てると、
海の家のおばはんが、
白人を捕まえて二人でしかわからないコントをやっているようなものです。
まあ、面白いサーファー野郎でした。
また、来るって。
ああ、しかし、しんどい仕事だわ。
今日，鈴ちゃんに提案しました。
「人、増やしてくれっ」て。
どうせ、いつかはこの事業を継承者に渡さなきゃいけないんだったら、
いまから10年かけて、次期社長（ここの継承者）を作ろうよって。
もう、わたしたちが特攻隊をやっている時代ではないと思うの。
鈴ちゃんが糖尿病で、わたしが傷害事件被害者で、
どっちが先に入院しなきゃならないかもしれない。
そんなとき、速攻、人手不足で窮地に陥るのは目に見えています。
そんな、ぎりぎりの綱渡り経営では、事故が起きたとき大変です。
鈴ちゃんは、人を雇うということに抵抗があるようですが、
「人を雇う」と考えるからいけないんです。
この「会員制海洋レジャークラブ」を委託できる人を作り、
その人に次期代表取締として、経営権を任せるんです。
わたしや鈴ちゃんは、永遠に生きられる人間ではありません。
そろそろリタイアを見据えて、動かなければならない年齢なのです。
そこのところを考えようって、
鈴ちゃんに提案しました。
社長以下、同一労働同一賃金。
将来、経営者。
うちは「弱小零細吹けば飛ぶよな将棋の駒・悪徳不動産株式会社」もやっていますから、
こちらも込みで、
将来の幹部候補生・一介の平社員を、なんとしても雇用していただきたい。
しかも2名。
これから遅ればせながら「春闘」に突入します。
「雇用を増やせー！」
労使交渉はよくやるでしょうが、
うちの場合は「使使交渉」です。
今から10年後を考えて、行動しよう！
「雇用を増やせーっ！」
・・・・
ダメみたい・・・。
きっと誰も来てくれないって・・・
・・・
え～ん。。。
幹部候補生＝ワタクシの中では「大変かっこいい魅惑の言葉」。
あまり意味はわかっていないと思われ。
鈴ちゃんがねえ、
人見知りで、雇用を嫌がるんですよねえ。
昨日、夜中まで話し合いました。
「人を雇う」んじゃない、
一緒にやってもらえるよう「仲間を作る」んだといいました。
鈴ちゃんに、わたしたちの10年後をイメージしてもらうのがたいへんです。
もしかしたら、自分は不老不死だと思ってんじゃないでしょうか。
うふふ♪
まあ、外人はさておいて。
心当たりが、5人います。
鈴ちゃんのOKが出たら、
まずその5人に、こちらから直接交渉します。
それで、ダメなら、求人をかけようと思っています。
うん、おおむねそういう感じですわ。
住み込みといっても「社員寮」にしようと思います。
漁村に家を一軒買います。
そこを改築して、住み込みです。
あと「家庭菜園」能力も必要です。
一緒にやってくれる人が良いなあ。
はなちゃんのお目にかなう人材が見つかるといいですね！
お疲れ様でした！
そのオーストラリア人を雇うっていうのはどーですか(笑)
大昔、新婚旅行でオーストラリアに行きましてオージー・イングリッシュについて
多少知識はありましたが、向こうのテレビをつけて「マンダイ・ニュース」とキャスターが
言ってたのを聞いて「本当にオーストラリアってこれなんだ」と笑った覚えがあります。
もちろんＭｏｎｄａｙ Ｎｅｗｓなんですけどね。それから名前のスペリングを言うのに”Ｉ”が
どうしても向こうでは”Ａ”と聞き取られてしまって、お手上げでした(笑)
２名てことは夫婦を募集？
船とキャンプと不動産と英語に強く
魔の交差点でも一歩も引かない根性と
和歌山県警とやり合う交渉力と
海洋レジャークラブのお客様との宴会能力と
いろんなスキルが要りそうだなあ・・・。