Nicotto Town


すずき はなこ


「Hawaiiの歩き方」って、通学路のこと?

まず、H,I,Sで一番安いHawaiiパック3泊5日のツアーを申し込んで、
ホノルル空港に着いたその足で、
居住用のコンドミニアム探しです。
とりあえず、パックツアーなので、ホテルは付いているのですが、
この3泊5日の日程で、家が見つからなければ即・帰国。
もう観光どころではありません。

まだ、Hawaiiのハの字も分からない身分、
ただ片っ端からコンドミニアムを探して歩きました。
タイムリミットぎりぎりで、なんとか見つけることはできましたが、
ほんと、首の皮一枚って感じでした。
で、家が決まった!
さあこれからが本題です。

自分の住所を書いた紙を握りしめると、
その足で、また、まっすぐに向かったのは…。

学校です。

アメリカには、ESLという教育システムがあって、
USA全土の州に、州立の「第二外語を英語以外とする」人のための、
アダルトスクールがあります。
18歳以上のアメリカ人以外なら、
誰でも試験を受けて入学が認められるのです。
もちろん、公立ですから授業料は無料、
教科書代だけ、補助金以外の実費で買えます。
わたしの目的は、ここに入学することでした。

住所は決まった、滞在ビザはある!
学校にさえ,入校できれば、
あとはどんなことでも辛抱するさー!と、
勇んでMcKinleyに飛び込みました。

アメリカって、凄い国ですね。
H,I,Sの格安チケットできた外国人に、
「入学試験を受けたい!」と言われたら、
「はいよ」と、速攻で試験を受けさせてくれるんです。
基礎語学力試験でした。
そこで、どの語学レベルで授業を受けられるか、
class1から最高レベル6まで分けられます。

授業は、morning(朝)day(昼)night(夜)、
それぞれ、8:00~11:00、11:00~2:00、6:00~9:00です。
わたしの試験結果は、レベル4でした。
classは朝、昼、晩どれを取ったと思います?
うふふ♪
全部です!
レベル4の朝から、レベル4の昼と、夜。
つまり、朝のクラスで予習をやって、
昼のクラスで,本番の授業、夜のクラスでその復習、
全部、先生は違うので、
同じ内容の授業をそれぞれ違う先生で、勉強することにしたのです。

朝7時半に、家を出て、学校が終わって家へ帰るのは、夜の10時。
ね、これを4年間やっていました。
アメリカには、恩義があります。
そのすべての授業料は、無料でした。
言語は英語ですが、授業の内容は、法律から政治、経済、医学まで、
およそ大学の一般教養学科すべてを網羅していたのです。

いまでも、ニュースでアメリカのことを見聞きすると、
思わず「わが祖国」とまで言いそうな、
胸に熱いものがこみ上げてきます。
アメリカが、わたしに教えてくれたのは、
ただの教養ばかりではなく、
いかに生きるかという生きる本質を教えてくれたように思います。

うふふ♪
Hawaiiには長く住んでいましたが、
そのほとんどを学校に行くことに費やしました。
あ、そうそう、明日はわたしのクラスメイトたちのことも、
ご紹介しなくてはね。

アバター
2014/08/23 12:31
あ、クラスメイトたちのこと、書き飛ばしています、ごめんなさい。
ESLは、「English as Second Language」の略で、
「英語が第二外語」つまり母国語を英語としない人の、
教育プログラムです。

だから、クラスメイトは、フランス人、ロシア人、イタリア人、インドのお坊さん、韓国人、中国人、
もう、アメリカ人以外全部です。
たとえると、「学歴の低い、国連会議」かな?え、例えが悪い?
インドのお坊さんたちは、とても興味深かったです。
黄色いカーテンのような袈裟を、3枚持っているって自慢してくるんです。
だから、衛生的なんだと。
え、服、たった3枚?
でも、お坊さん仲間では、オシャレで通ってるんだと。
黄色いカーテンは、3枚同じタイプなのに。
オシャレって?言葉、間違ってないかって思いましたねえ。

韓国の人たち、みんな徒党を組んでくるんですが、
お弁当を分けてくれて、うれしかったです。
「キムチのジャムサンドイッチ」は、理解できなかったけど。
アバター
2014/08/23 10:51
アメリカのESLという教育システムを初めて知りました!
これは、素晴らしい!!
アメリカって凄い国ですねえ!
私もそう思います

朝、昼、晩の授業を3つとも取ったというのは賛同します
一外国人に、「わが祖国(第2の故郷?)」と言わせるような
アメリカの懐の深さ

逆さ読みしてる私も我ながら変わっていますが
ん?
>明日はわたしのクラスメイトたちのことも、
>ご紹介しなくてはね。
???読み飛ばしたかな?
アバター
2014/08/22 20:36
はなちゃんのバイタリティには敬服していましたが、10代で既に身につけられたものなのですね!
ほんと、画面の前で、思わず「すげぇ~!」ってつぶやいてしまいました^^;
アバター
2014/08/22 07:13
泪珠さんは、本物のお嬢様ですね~。
Hawaiiに住んでいる外国人は、ほとんどがお金持ち、
現地人は、その観光業か家政婦で働くしか、産業らしいものはないのです。
だから、ハワイアンで金持ちって人は、見たことがありませんでした。
あ、カメハメハ系の親族は別ですよ、あの方たちは王族だから。

お祖父さま、凄いプレゼントを残してくださったんですね。
相続争いは嫌なものですが、
それは付き物です。
相続で、血で血を洗うようなケンカを、
何件も見てきました。

何かしら残されると、争いは付いてくるものなのだと、
あきらめた方が、心は平和ですねえ。
アバター
2014/08/22 07:04
にこるさん、おはようございます。

お昼ゴハンは、セロリかキュウリの棒切り。(あ、スティックサラダとかいうのか)
ハンバーガーを買えるのは、肉体労働者で現金収入の多い人たちだけです。
(日本で言うマクドナルドのイメージは、アメリカではちょっと違うの、吉野屋って感じかなあ)
お昼休みはちょっと長いので、
格安映画館で、字幕なしの映画を見ながらヒヤリングの練習でした。
1ドルで、けっこう新しい映画が見られるの!
アバター
2014/08/21 21:14
わたしには出来ない…朝7時から夜10時まで…!
…お昼ご飯はハンバーガーとコーラ(ペプシ?)なのかしら?
アバター
2014/08/21 19:48
私は祖父の遺産蔵族を巡る親族から逃げただけなんです~

日本にいたら、責め立てられますから~

相続しただけなのに責められるって、理不尽じゃないですか~

祖父がくれたご褒美だと思って、思う存分のんびりしました。
アバター
2014/08/21 17:46
泪珠さんもHawaiiだったんですねえ~。

だって!もったいないですよ、タダなんだもの、タダ!
ちなみに、コンドミニアムといっても安いとこです。
1700ドル/月でした。
バス定期券が30ドル、携帯電話100ドルくらい、
わたしは、ハワイアンの人の地元スーパー専門でしたので、
生活費は安かったです。

わたしには、じつは、「ぼーーーー」っとしていられない理由があったんですわ。
元夫との離婚でかなりのダメージを受けましたから、
アタマの中を切り替えなければ、やっていけなかったのです。
それには、言語を変え、思考回路を変え、余計なものが一切入らないように、
気が狂ったように、他のことを頭に詰め込む作業が、必要だったのです。
自分の生活を一度に変えるには、
立ち位置から、息の仕方から、食べ物、見るもの、通りがかりの人の会話まで、
日本流では、ダメだったのです。
わたし自身の「サバイバル」が、Hawaiiだったのです。
アバター
2014/08/21 17:08
はなこさんもコンドミニアムだったんですね~
私もですよ~

でも語学教室に通うなんてすごいです~
私はただ「ぼーーー」っと過ごしていましたよ~



カテゴリ

>>カテゴリ一覧を開く

月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.