Nicotto Town


koshiのお部屋分家


Adue,Aylton・・・2

  (前日より続く・・・)

私の周りでF1を見ていた者は,殆どがセナを応援していたし,ホンダユーザーは勿論同様だったが,アンチを標榜していた私ですらショックだったのであるから,熱心なファンの方にとってはどれ程の衝撃であったか計り知れないものがある。
その日の中継はレースの模様が殆ど映されず,セナの容態と死を伝えるに終始した。
モータージャーナリストの草分けとして,我々にF1の素晴らしさを伝え続けてきた実況の今宮純さんも人目を憚らずTVカメラの前で涙を流していた。
勿論,私にそれを咎める気持ちは無かった。
前日のローランドの死には涙してくれなかった(多分)と思いつつも・・・。


アンチであった私としては,生前のセナの良からぬエピソードの数々はいろいろと知っている。
有名なプロストとの確執やマンセルとの殴り合いの喧嘩以外にも・・・。
しかし,ここでは敢えて出すまい。
それよりも何よりも,アイルトン・セナという不世出のドライバーと時代を同じくしたことを感謝すべきなのかもしれない。
そして,時代が移ろい,当時を知るドライバーはシューマッハーと上述のバリチェッロぐらいしか居なくなった今でも,ファンとしてF1の灯を絶やさぬように応援していきたいと思う。





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