新政権に期待無し・・・
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- 2010/06/08 22:07:14
民主党政権は国民が望んだものではなく,自壊した自民党をNo.2が継いだだけのものだった。
自民党政権の終焉は,そういう意味でも国民による審判だったとも言えるかもしれない。
それが故に,自民党政権のような失敗が許されないという厳しい状況にあったのだが・・・。
同じような失態を演じた民主党を果たして国民は支持するのだろうか。
例えば,鳩山政権のアキレス腱ともなった普天間問題は棚上げになった格好だが,勿論政権が変わったからといって解決に向かったわけではない。
新政権としては,日米合意に基づき辺野古沖移設を提唱するのだろうが,地域住民の合意が得られるかどうか分からない。
前政権同様,民主党のアキレス腱になりかねない問題である。
来るべき参院選,民主党はどう戦うのだろう。
野党となった自民党がどう巻き返してくるのだろうか・・・。
そして脱小沢色こそ新内閣に求められていることらしいが,参院選である程度の目に見える成果を残さないと連立が崩れる可能性が大だと思う。
ただ,自民党としてもできれば支持率を失った状態の鳩山政権下で総選挙に臨みたかったのではないだろうか・・・。
そうした意味でも選挙を控えたこの時期に,鳩山前総理は身を挺して民主党を守ったということになるのかもしれない・・・(投げ出したのが真相だろうが)。
・・・で,マニフェストである。
国民の機嫌取りのような前政権の二番煎じは要らない。
景気回復と福祉の充実,誤った教育行政の是正等に明確なビジョンを打ち出して欲しいものだ。
私自身,民主党を支持するものではないが,政界の混迷はもうたくさんである。
頼むから時代の徒花となった非自民連立政権(そして自民党待望論なるものまで誘引し,鉄面皮の長期政権を生むに至った)の二の舞は御免である・・・。
>前政権が積めるだけ積んでいった問題に、どう向き合っていくか
仰る通りですね。
積めるだけ積んで放りだしていった問題が山積していますから,どのように1つ1つ対処していくが正念場といった気がします。
言うなれば鳩山政権が広げた大風呂敷をどうやって収まりを付けるかということだと思います。
仰るように,腰を据えてじっくり取り組むことが肝要と思いますが,参院選を控えてばたばたしそうな気もします・・・。
その辺のすりあわせというか兼ね合いが難しいかもしれません・・・。
あまりにも多くのことを変えすぎて、安定感を欠いた前政権に比べると、新政権は地に足が着いている感があります。
かなり慎重な発言に止めている部分もありますが、きれい事を言う状況ではないという認識はあるように見受けられますね。
いまのところは私自身、支持政党を決めていませんが、どうなるにせよ、政府も国民も急ぎすぎては前政権の二の舞ですから、腰を据えてじっくり取り組み、また見守っていくべきでしょう。
もちろん、急がなければならないところでマゴついていいという訳ではありませんが・・