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夏至

日本語というものは,本当に言い得て妙,というか,ドンピシャにはまる表現が時々存在します。          
一昨日6月21日は,昼14時間35分夜9時間25分という最も昼の長い「夏至」でした。


「夏」に「至」るとは,何という見事な表現でしょう。
古来,四季を感じ,自然と共に生きてきた日本人の感性がかくも美しき言葉を現出させたことは,奇跡のように思われてなりません。
「夏至」という言葉を耳にする度,私はまさに本日のように梅雨の合間の淡彩的な青空を思わせます。
薫る風に草の臭いを感じると共に,来たるべき盛夏への序章とも言うべきこの季節に,ついつい心躍る思いがします・・・。


もう随分昔,6月の北海道を訪れたことが二度ほどあります。
ご存じのように,北海道はわが国の大部分が温帯モンスーン気候であるのに対して,冬季湿潤寒冷気候,つまり亜寒帯(冷帯)なのです。
従って本州以南のような梅雨が無く,からりとした湿気の少ない晴れた日が続き,花々も一斉に開く,という実に美しい時期でした。
札幌市の大通公園には色とりどりのパラソルが開き,短い北の国の夏を楽しむ人々で賑わいます。
また,市内を見渡す小高い丘にある旭山記念公園は,美しい花々に包まれていました・・・。


「夏至」に対して特別な思いを保っている民族と言えば,やはりラップランド-フィンランドに代表される北欧の人々でしょう。
瞬く間に過ぎゆく短い夏を精一杯謳歌すべく,「夏至祭」が開かれます。
何と言っても,太陽が沈まぬ「白夜」が訪れるわけですから,人々の思いも格別でしょう・・・。
太陽が地平線に沈まず,平行移動する白夜は,一度現地で味わってみたいものです・・。
10年以上前の夏,成田発のロンドン便に乗った際,ウラル越えの後ロシア平原からカレリア地峡を経てフィンランド湾へというアプローチでしたが,湖沼地帯であるカレリアの地形は,機上からも確認できました・・・。
夏至が過ぎた今日,BGMはシベリウスで・・・。

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2010/06/24 22:13
まさるさん,今晩は。
私もこの季節は調子悪いです。
日較差大きいので風邪引きやすいですし・・・。
首の古傷ですか・・・,私は若い頃野球で脱臼した右小指と,昨年亀裂骨折した右親指が湿気で痛みます・・・。
海外はとんとご無沙汰です・・・。
函館は去年3年ぶりに行きました。
札幌・小樽は10年以上ご無沙汰です・・・。
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2010/06/24 22:09
オムロンさん,今晩は。
6月の北海道は良いですね。
7月末には銭函海岸の海水浴場がオープンしているのを見ました・・・。
インドア派とはいえ,北海道にお住まいのオムロンさんが羨ましいです。
愛車でお出かけの時など,花がきれいでしょうね・・・。
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2010/06/23 22:25
この時期の俺は体力、精神力共に大幅にダウンします
(何せ蒸し暑いのがとてつもなく苦手だし、首の古傷が湿気で痛むんで)。
とゆーわけで夏至ってのは苦手です(スイマセン)。
何やら10年前に凄い旅行をされてるようで・・・今度是非ブログで旅日記などいかがでしょうか?
また北海道行きたいナ~☆
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2010/06/23 21:54
確かに夏至というと、気持ちの良い青空のイメージがありますね。

北海道の夏は短く、海を見れば海水浴とキャンプを一度に済ませようとする人々で溢れ、いささか風情に欠けますが・・
必死に夏を謳歌しようとする様子はセミのようでもあり、そういった意味では夏らしいといえるのかもしれません。

かくいう私はインドア派。完全に他人事であります( ´ー`)





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