Nicotto Town


koshiのお部屋分家


2010年F1GP-第9戦欧州GP

各コンストラクターが挙って下方排気システムを採用。
その結果,赤馬と赤牛が今回アップデートの無かったマクラーレンに拮抗するタイムを出し,前回のカナダGPよりは期待の持てる予選グリッドとなりました。
しかし,ハミルトンが予選の最終ラップでミスをしつつも3位に付けたことで,マクラーレン優位は揺るぎなしと踏みました。


スタートでトラクション宜しく飛び出したハミルトンがあっさりウェバーを躱し,トップのベッテルをも伺った時,やっぱりなと思ったものです。
何とかこらえたベッテルが(明らかにタイヤが接触していました)首位を堅持したのがせめてもでした。
ベッテルはブレーキというアキレス腱を抱えている上に,ハミルトンには勢いと運があります。
しかし,今回のベッテルは容易にハミルトンを寄せ付けない速さがありました。
対称的にウェバーはスタートで9位に沈み,早めのタイヤ交換も裏目に出て下位に沈
んだ結果,何とコバライネンのリアタイヤに乗り上げ,宙を飛ぶ大クラッシュ。
裏返しに路面に叩きつれられ,勢い余ってランオフエリアのタイヤバリアに突っ込みました。
92年エストリルのパトレーゼとベルガー,93年モンツァでのクリスティアン・フィッティパルディとバルバッツァの2つのクラッシュを思い出しました(後者は,見ていたフィッティパルディの母親が失神したという・・・)。


その結果導入されたセーフティーカーで割を食ったのが久々の上位進出のチャンスだった赤馬の2台でした。
マッサは入賞圏外に去り,アロンソは入賞圏ぎりぎりに・・・。
逆にそれを利したのは可夢偉でした。
ピットに入らず,何とラスト3周まで3位を走行。
後続のバトンには1度も譲らなかったのは,抜けないバレンシアだとしても上出来です。
圧巻だったのは,タイヤ交換後入賞圏内の9位で戻った後アロンソを刺して,さらにはチェッカー目前の最終コーナーで先行するブエミをも躱すという痺れるオーバーテイクショー見せてくれました。
今回の主役は,紛れもなく可夢偉でしょう・・・。


・・・ということで,上位はベッテル,ハミルトン,バトン,バリチェロ,クビカ,スーティル,可夢偉,ブエミ,アロンソ,ロズベルグ。
シューは全く良いことなく終わりました・・・。


次回の英国GPはマクラーレンの大幅アップデートが見込まれています。
得意のシルバーストーンだけに,このままマクラーレンが独走するようなことだけは避けて欲しいのですが・・・。

アバター
2010/06/30 20:51
オムロンさん,今晩は。
そうでしたか。
Fダクトはバリチェロのみでしたか・・・。
ということは,さほど予選タイムが変わらないので,ウィリアムズの場合効果はさほど無かったのでしょうか・・・。
確かにバリチェロは単独走向が多かったので,もしかするとその違いが出たのかもしれないですね・・・。
アバター
2010/06/28 23:59
バリチェロはFダクトを積んでますが、フルケンベルグは積んでいなかったはずです。
それで予選のタイムが全く同じなのだからどういう事だという感じもしますがw
カウルの形状が違うので、熱の籠もり方などに違いが出たのかもしれません。

また、バリチェロは前に誰もいない状況での走行時間が長かったように記憶していますが、フルケンベルグの方はずっと渋滞の中でしたから、オーバーヒートしてしまったのかもしれませんね(ノ∀`)
アバター
2010/06/28 23:09
オムロンさん,今晩は。
ヒュルケンベルグ,何で一度白煙吹いたのに・・・と思ったら,そういうことだったのですね・・・。
しかし下方排気システムによるトラブルというのは分かりましたが,何でまた今一台のバリチェロは無事だったのでしょうね・・・。
タイヤの破損の仕方も変だと思ったら,排気の熱によるものだったのですね・・・。
上方排気は何年か前に赤馬が考案し,しばらくトレンドだったのですが,時代とともに変化していくということでしょうか・・・。

可夢偉の走りにははっきり言って痺れました。
F1が改めて戦うスポーツであることを再認識するとともに,フェアなオーバーテイクがF!の醍醐味であること,そして類い希なるレーシングスピリットを持つ一握りのドライバーのみがこうしてグレイテッドドライバーと呼ばれるようになることを改めて思いました・・・。
あのセクター2でのベストタイムは何だったのでしょうね・・・。
単に軽かった・・・ということでしたら,皆条件同じだし・・・。
アバター
2010/06/28 23:01
まさるさん,今晩は。
ラスト3周,私も思いましたよ。
07年カナダで,終盤たっくんがオリンピック・ローイングストリップでアロンソ刺したのと同等と・・・。
久々に興奮するF1を見せてもらいました。
昨年の日本GPで,トゥルーリがハミルトンの前に出た時以来の熱いものがこみ上げてきました・・・。
ウェバーのミスは痛いですね・・・。
焦りがミスを呼んだのでしょうか・・。
ヴェテランには頑張って欲しいです・・・。
アバター
2010/06/28 22:58
ありすさん,今晩は。
しおちゃん,絶叫してましたね,ロスタイムの逆転ゴールだみたいに・・・。
今回の主役は可夢偉でしょう。
ラスト3周,アロンソ刺しただけでも凄いのに,最終ラップの最終コーナーでブエミまで躱すとは,前回カナダでぼろくそに言っていたペーターおじさんも掌を返したように絶賛してましたね・・・。
え゛ロベルトに蓋ですか・・・。
バトンには蓋してましたが・・・。
アバター
2010/06/28 22:56
フェラーリは損でしたねぇ。

バトンが言っていた下方排気のリスクが見事に出てしまったのがメルセデスとフルケンベルグです。
メルセデスはフリー走行の段階で把握していたので、インシュレーターを挟むなどして妥協し、何とか走れるようになったようですが、フルケンベルグの方はレース中に初めて症状が出たのかもしれませんね。
リヤセクションで何かが燃え始め、一度煙を噴き上げました。
その後延焼してカウルが解け、過熱した何かが右のリヤタイヤを破壊したようです。

カムイくんは良い走りでした。
レース中に路面が改善して、プライムでもネガティブ・デグラデーションによるラップタイムの向上があったおかげで、バトンも抜くことは出来なかったと認めています。
でもどうして直線区間の多いセクター2で彼がトップタイムなのかという謎が解けません(ノ∀`)
ビリから2番目に遅い車なんですが・・
アバター
2010/06/28 21:32
07年のカナダGPの琢磨を彷彿とさせるよーなカムイのいい走りでした。
あーゆーのが見れるF-1見ててよかったなと素直に思えます。
逆にウェバーとフェラーリの2台には失望です(笑)
今シーズンの行方がまたもわからなくなってきました☆
アバター
2010/06/28 21:26
今日、地上波の放送も見たのだけど、
しおちゃんが、サッカー中継ごとく、ロスタイムでカムイが抜いて・・みたいに絶叫してましたね(笑)
久しぶりに、左京さんの 感動の声も聞けたような気もします。
左京さん、オフの遭難事件からなんとなく 声のトーンも沈んだ声っぽかったので
ちょっと嬉しかったな。 カムイ君のおかげです。

でも、でもですよお・・・
カムイ君、ロバートにふたしちゃ、イヤ!! イヤ!!




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.