別格・・・
- カテゴリ:スポーツ
- 2010/07/04 17:00:02
日中野球観戦に逝き,缶ビール(もとい発泡性リキュール類)4本,生ビール3杯(これは正真正銘タンク出しの生ビール:一番搾り+スーパードライ)で出来上がっていたにもかかわらず,結局見てしまいました。
以前も述べたように,私はサッカーもF1も音楽もラテンや新大陸は好みではなく,ゲルマンかアングロサクソンを贔屓にしているのですが(勿論人種差別ではなく単なる趣味の問題で),一昨日ブラジルがオランダに逆転負けを喫したので快哉を叫び,昨晩今一方の南米の雄であるアルゼンチンが敗れたことにより,この両国による南米対決の決勝になるのでは・・・という私の危惧は無くなりました・・・。
しかし,今年のドイツは強いですね。
それを象徴するようなゲームでした。
開始早々3分でミュラー(「爆撃機」と言われた得点ランキング歴代2位のゲルト・ミュラーとは無関係らしい)がシュバインシュタイガーからのボールをきっちりと頭で合わせて先制。
2点目はクローゼがキーパーの後方からちょこんと合わせてゴール。
相手がアルゼンチンですからそれだけでも凄いのに,決して攻撃の手をゆるめることなく後半はフリードリヒと再びクローゼが決めて圧勝。
アルゼンチンは再三カウンターをかけてクロスは上げるものの,決定的なシュートを決めることなく終わりました。
このあたりは,やはり個人技に頼ったチームだったという印象でした。
前線になかなかボールが繋がらず,メッシが苛立って後方へ下がるのがよく分かりましたし,徹底的にマークされて結局今大会はノーゴールという結果と成りました・・・。
監督のマラドーナは露出度抜群で,これでもかというくらい画面に出ていました。
あれでは殆ど2006年のオールスターでの新庄と同じです・・・。
ま,南米予選で精彩を欠き監督としての手腕が取り沙汰される一方,WC予選は3戦全勝で勝ち上がり,強気の発言も見られた訳ですが今回は為す術もないといったところでしょう・・・。
しかし,通算3度目の出場となったクローゼは凄いとしか言いようがありません。
02年の日韓大会での鮮やかなヘッドが有名になりましたが,得点能力の高さは比類が無く,06年のドイツ大会での得点王でもあります。
ブンデスリーガデビューはカイザースラウテルンですが,ヴェルター・ブレーメンを経て07年からは名門バイエルン・ミュンヘンに所属。
今季は調子が上がらず,限界説もまことしやかに語られましたが,本戦で力を発揮するあたりはやはり只者ではありません・・・。
ミロスラフという名からも分かるとおり,ポドルスキ同様ポーランド出身です。
このあたりは,国境を接する欧州の複雑な事情が垣間見られると思います。
尤も,クローゼは9歳でポドルスキは2歳でドイツに移住していますので,国籍はドイツということになりますが・・・。
その後の試合はスペインがパラグアイに1-0で勝ち,ベスト4が揃いました。
オランダ対ウルグアイ,ドイツ対スペインという準決勝ですが,どうなるでしょう・・・。オランダとドイツが・・・というのが大方の予想でしょうが,オランダは周知の通り予選で日本に辛勝,ドイツはセルビアに敗れています。
何が起こるか分からない今年のWCですので,予断を許さぬ状況は変わりません(スペインもスイスに敗れていますし・・・)。
個人的にはオランダ-ドイツの決勝がベストですが,果たしてどうなることでしょう・・・。
「皇帝」ベッケンバウアーが,決勝に残る力が有る,と予選前に言っていましたが,私をはじめとする大部分の人は信じなかったことでしょう・・・。
ただ次のスペイン戦,どうでしょうね・・・。
EURO2008では決勝でスペインが1-0で勝利。
今のスペインはその時より明らかに力が落ちている気がします・・・。
スペインが先制すると,セルビア戦みたいになるかもしれないし,ドイツが先制すると逃げ切る可能性大と踏みます・・・。
クローゼにはロナウドの記録に追い付いて欲しいです。
強いですね,ドイツ。
手堅い守りとカウンターの速さ,そして破壊力と良いところだけが出たゲームでした。
バラック欠いてもこの強さです・・。
ただ,スペインも強いですからね。
ミュラーが出られないのが残念ですが,別の若手が力を発揮すれば・・・。
仰る通り,日本チームの躍進があればこそのWCなのかも知れませんね。
南米の雄2つが負け,大会で力を付けるチームが出てくるというのも面白さの一つなのかも知れません。
スペイン対ドイツ,今大会屈指の好カードとなることを期待しています。
こんなに強かったかと思ってしまうくらいです。
スターだけで勝とうとしたアルゼンチンはブラジル同様、自分たちが明らかな劣勢になった時の対処が全く出来ていませんでした。
組織としての力の差が如実に現れましたね。
クローゼは2大会連続得点王もあり得るのでは・・
オランダはグループリーグでロッベンを温存(怪我の影響もありますが)しましたから、本当の攻撃力はこれから明らかになるでしょうね。
スネイデルも調子を上げてきていますし、決勝まで来ると思います。
ドイツとスペインの戦いは注目ですね。
日本代表があのレベルに達するまであとどれくらいかかるか解りませんが(ひょっとしたら無理?)今後じっくりと見て行きたいと思います☆
オランダVSドイツの決勝戦見たいですね。
今年のWC は面白く感じる、いやさ面白いのだ。
下馬評を覆す程ではないにせよ、こんなにも予想外の結果が多いのもWC ではなのかな?
どちらにせよ、スペインVSドイツはまた楽しみな試合だねぇ。^ ^