F1バブル・・・
- カテゴリ:車・バイク
- 2010/10/04 20:42:54
F1日本GPが近付いている。
昨年までは「和製スクーデリア」の参戦もあり,感情移入することができたのだが(J・トゥルーリがピット作業でハミルトンを抜いて2位に上がったときは,えもいえぬ熱いものが込み上げてきた・・・),今年はそれもなく,割と冷静に10/10を迎えることになる。
チャンピオンシップが混沌としていて,どうなるか分からないというのが救いではあるのだが・・・。
私がF1を見始めて(というかCXが中継を始めて)数年たった90年代は,F1が華やかなりし時代だった。
多分鈴鹿がチャンピオンシップ決定の舞台となったからだと思う(92,93年を除く)。
そして我が国初のリアルタイムドライバーとなった中嶋悟と彼をスポンサードしたHONDAの影響は極めて大きいと思う。
特に中島が引退を表明し,BRAUNカラーの逆ガルウィングティレルHONDAで走った91年はそれがピークに達した(私はF1バブルと呼んでいる)。
だから,当時の日本GPの盛り上がりは凄かった。
前日だか前々日には「前夜祭」なるものが開催され,ドライバーは勿論豪華ゲスト陣が華を添えていた。
F1の音楽というと,真っ先に指折られるのは何と言ってもT-SQUAREだろう。
「Truth」をはじめとして,F1に関連する楽曲は多い。
例えば,93年はセナが勝つと「Face」,プロストが勝つと「明日への扉」といった具合にSQUAREの曲が流れた。
因みにシューマッハーは,Deadendの「Good morning Saterite」,ヒルは何だったか・・・。さらには番組のエンドクレジットである「A Latchkey」(これは今聴いても名曲だ)も前夜祭で演奏された。
作曲は佐藤準。
誰だ,それ・・・と思われるかも知れないが,80年代半ばに歌謡界を席巻したおにゃんこクラブの数々のヒット曲の作曲者である。
さらには,ロビン・ザンダーの「In This country」も使用された。
洋楽に全く疎い私も知っていたくらいだ・・・。
この「前夜祭」はいつ頃まで行われたのだろうか・・・。
セナが亡くなった翌94年は,セナの追悼コンサートとしてこれらのアーティストが演奏していた記憶があるが,翌95年はどうだっだろう・・・。
これらもまたF1バブルの所産だろうが,中嶋の引退でバブルが弾け,セナの死で完全にピークは過ぎたということだろうか・・・。
F1RegendなるDVDが販売されているようで,91~94年は入手できそうだ。
私のご贔屓だったデイモンがチャンピオンを獲った96年はどうなんだろう・・・(LDなら持っているのだが)。
こういう昔語りをするということは,今のF1にはどうも+αが足りないように思われてならないからでもある・・・。
それが何であるのか,自分でも分からないのだが・・・。
あの時代にあって,今に無いものって何でしょうね・・・。
「In This country」は名曲ですね。
昨夜久々に聴いたら,あの時代を思い出しました。
SQUAREだと,「In The Grid」というのも有りましたし,「ガーティの夢」というのも・・・。
誰かメンバーにスケベルガーのファン居たのでしょうか・・・。
夜中だろうが朝だろうが、何が何でも地上波中継を生で見たほど、当時は情熱を持って観て応援してましたが、最近はそこまでテンションが上がらなくなりました(爆)
今のF1は絶対的な「何か」が欠けている気がしてなりません。
「In This country」、俺の中でF1の音楽と言えばコレですね、間違いなく!