親分逝く・・・
- カテゴリ:スポーツ
- 2010/10/07 23:42:31
不覚にもさっき知った。
虫の知らせというやつだろうか・・・。
つい先日のエントリに書いたばかりだった・・・。
大沢啓二(本名正 1932-2010)。
神奈川県出身の元プロ野球選手・監督である。
神奈川商工高-立大を経て56年に南海入り。
リーグ優勝3回,日本一1回。記録が際立った選手ではなかったが,冷静な判断力がウリの外野手として活躍した。
65年引退(最後の球団は東京オリオンズ)後,ロッテの監督を務める(濃人渉の後で金田の前)。
しかし何と言っても,彼の存在を印象づけたのは日ハムの監督時代だった。
特に81年は前期優勝後プレーオフで古巣のロッテを下し,日ハム球団発足後初の優勝を飾った。
貫禄のある風貌にグラサンという出で立ちは,どう見てもそっち系の人にしか見えず(特に江夏とのツーショット),選手に檄を飛ばす際も,
「野郎ども(てめぇら,だったか??),殺るぜ」
と言ったとか言わなかったとか・・・(多分嘘だろう・・・)。
どっかのホテルで,周囲が皆「親分」と呼んでいたので,スタッフが完全にその筋の者だと思った,という話も伝わっている・・・。
島田誠,田中幸,古屋,クルーズ,大宮,白井,ウィンタース,ブリューワなんて名前が出てくるのもこの時代である。
少なくとも,この時代の日ハムは,観客動員数はともかく活気に溢れていたと思う・・・。
因みに,この大沢親分,「ドカベン」にもグラサン姿で登場する。
土井垣監督率いる明訓高校が敗れると,土井垣は大沢親分の下日ハム入りが条件となっていた(因みに野村が犬飼小次郎を南海に,不知火はどこだったか・・・??)。
で,常勝明訓が勝つたびに,「べらんめぇ~」と叫んでいた・・・。
巨人ファンの私が最も敬愛する監督の訃報に合掌・・・。
コメントをいただき本当に感謝しております。
大沢親分が如何に皆さんに慕われていたかと,改めてその人柄に触れる思いです・・・。
今後あのような方が出てくることは考えられず,本当に惜しい人を亡くしたものです・・・。
野球界に必要なのは,ああいう人なんだ・・・と気づいたときには遅し。
合掌するしか有りません・・・。
私も 野球見てた時代、親分、好きでした(笑)
あの 歯にきぬ着せぬ物言い、日ハムのふぁんでなくても
気分爽快になったもの(笑)
残念です。
ああいうキャラの人は もうそう簡単には出てこないでしょうね・・・
突然だったので、ほんとに驚いた・・・!
親分のご冥福をお祈りしております・・・。
ニックネームの「親分」は言い得て妙!
親分を地で行くような生き様が思い出されます。
熱い性格とは裏腹に、的確な意見でモノを申す、今の野球界には稀少な人物でした。
惜御冥福をお祈りいたします。