何故こんなことに・・・
- カテゴリ:車・バイク
- 2011/02/07 18:58:24
F1界に激震が走った。
開幕戦のバーレーンGPまであと一ヶ月というこの時期,各コンストラクターの新車発表とバルセロナでのテストのニュースが次々とリリースされる中,ロータス・ルノーチームのエースであるロベルト・クビカ(我が国での表記はロバート・クビサだが,Robert Kubicaなので敢えてドイツ語読みした)がイタリア・ジェノヴァでのラリーに参戦中にクラッシュ。
教会の壁に突っ込んだ後,ガードレールに突き刺さり,重体・・・。
左大腿骨,左手首損傷・骨折という情報が入り,一時は手首切断との報も入ったが,7時間に及ぶ大手術の後,それは免れたともいう・・・。
何故にクビカがラリーに参戦していたのかは不明だが(WRCのモンテカルローラリーへは不参加と言っていた),何とも取り返しの付かないことになった・・・という感が強い。
前世紀を過ぎて不振のジャック・ヴィルニューヴの代理としてザウバーBMWからデビューしたのが06年の終盤と記憶しているが,そのステディな走りで表彰台の常連となるも,翌年のカナダGPのカジノヘアピンで大クラッシュ。
そこから復帰を遂げ,翌年の同コースで自身のF1キャリア初優勝を飾ると共に,ザウバーに初勝利を献じた。
以来の活躍は枚挙に暇がない。
昨季はアロンソの後任としてルノーに移籍。
ルーキーである相棒とは格の違いの走りを見せ,将来を嘱望される若手ドライバーの1人となった矢先の出来事だった・・・。
開幕戦どころか今季も・・・,或いはドライバー生命も絶たれるのでは・・・という憶測が飛び交っているようだが,間もなく状況がはっきりするのではないだろうか・・・。
いずれにしても,クビカはF1の将来を担うべき逸材である。
それもポーランドというモータースポーツの本場(英独仏伊)からは離れたところから出てきたということにも意義を感じる。
そうした逸材を,今回のことで失ってはならないと思う。
回復を祈ると共に,ドライバーらしい強靱な精神力によって肉体が甦ることを願ってやまない・・・。
確かに何でこの時期にリスキーな・・・と私も思いますが,ドライバーの性(さが)というやつでしょうか・・・。
クビカはライコネンとも仲が良く,ラリーが好きだったようですしね・・・。
いずれにしても由々しき事態です。
1日も早い回復を願いたいと思います。
確かに手首がやられたということは,F1ドライバーとしての復帰は困難でしょうね・・・。
意図的な昏睡から醒めて,意識も思考もしっかりしているという報が入りましたので,取り敢えずは安心ですが,神経が通うか否かで,切断の可能性は消えないそうです・・・。
ナニーにもピケもザナルディも,怪我をしてレーサーとしての人生を終えてしまったので,そうならないことを祈るばかりです・・・。
>ラリーに参加OKを契約事項に入れてるドライバーというのは珍しいのですが、それがこんなことになるとは。。。
全くです。
残念で鳴りません・・・。
最近はハンドル付近のボタン操作が多いから、
手首に故障を抱えると、どうなのか、と感じますが。。
ラリーとか他のカテゴリーは可能かも・・
ラリーに参加OKを契約事項に入れてるドライバーというのは
珍しいのですが、それがこんなことになるとは。。。
私も後続車の車載映像見ましたが,とにかく狭い区間をもの凄いスピードで走っている印象でした。
反対向きにガードレールに突き刺さっていましたし・・・。
車内にガードレールが入って,コクピットは滅茶苦茶でしたので,よくぞ・・・と思いました・・・。
しかし,ラリーというとWRCのモンテにしても千湖(フィンランド)にしてもある程度のコース幅があって,グラベルとターマックの違い,そしてSSが分かりやすいと思っていたのですが,ジェノヴァのコースは石の壁や崖が迫り,車一台がやっと・・・という感じで恐ろしいです・・・。
強靱な体力と精神力で,レースシーンに戻ってきて貰いたいです・・・。
同じく将来を嘱望されたアレッサンドロ・ナニーニのようにはなってほしくないので・・・。
BMW時代はチームが認めなかったので出走できなかったのですが、ルノーは出走を認めていたようで、2010シーズン中にもイタリアのラリー・デル・フリウーリに出走して13位という健闘ぶりでした。
本当はモンテカルロ・ラリーにも出走する予定でしたが、四駆のルノーを準備できなかったために断念したそうです。
後続車の車載映像を見たのですが、かなりの高速区間でのクラッシュだったように思えます。
あれだけの大けがになったのも頷けますね・・
何はともあれ、レースに戻ってきてくれる事を祈るばかりです。。