Nicotto Town


koshiのお部屋分家


開幕戦,中止か・・・

3月13日に決勝レースが予定されている,F1GP開幕戦であるバーレーンGPが危うくなってきた。
チュニジアに揚がった現政権打倒の烽火は,瞬く間にエジプトへ広がったかと思ったら,燎原の火の如く近隣諸国へと飛び火している。
イランでのきな臭い噂が飛び込んできたと思ったら,エジプトの隣国でカダフィの独裁政権が長く続いているリビアでも,反政府デモが起こった。
そして,島国のバーレーンも例外ではなかった。


警官隊が休息中のデモ隊を襲撃して犠牲者が出たというし,F1自体がある組織の標的にされているとの情報が入り,F1の最高責任者であるバーニー・エクレストンも,GP開催が危険であることを認めたという・・・。
今週末に予定されていた同地サヒールサーキットでのGP2は中止になったというから,本当にやばい状況だ。
某サイトなど,すでに「今季の開幕戦は,メルボルン」とのニュースを報じたくらいだ・・・。


現在,各コンストラクターは,新マシーンの実地テストに余念がない。
この季節,温暖なイベリア半島(ヘレスやバレンシア)が主なテスト地であるが,最終テストは,来月3日から,バーレーンのサヒールサーキットで予定されている。
つまり,開幕戦を見据えた完全な実地テストとなる訳で,翌週はそのまま開幕となる。
このまま中止となれば,テストも中止となり,慣熟走行無しのままメルボルンへ・・・となってしまうのではないだろうか・・・。


民主化の波は大いに結構。
かつて80年代末~90年代初頭,F1が最も華やかでバブリーだったHONDAの先制時代,欧州各地が民主化の波に揺られており,共産主義が潰えてソ連邦の解体となったのは周知の通りである。
今,我々は歴史の動く様を見ていることになるのかも知れない・・・。


しかし,しかしである。
犠牲者が出るようなことをして,何のための民主化なのだろう・・・。
平和の象徴とも言うべきスポーツの開催を不可能にしておいて,何が民主化なのか声高に言いたい。
民主化とか市民革命とかいうものは,犠牲の上に成り立ってはいけないのではないだろうか・・・。
歴史が血を欲する,とか,変革に犠牲は付きもの・・・といった言い方は,第三者だから無責任に言えるのであって,現地の民衆にとっては迷惑以外の何者でもないのである。
バーニーの思惑では,来週23日まで沈静化することが絶対条件だそうだが,あと数日でおとなしくなるとは到底思われない・・・。
血の気の多さはアラブ人の特徴かも知れないが,平和の象徴たるスポーツの主権を奪うことは由々しきことである。
願わくは,予定通り開幕戦が行われることを願いたいと思う・・・。

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2011/02/21 13:48
ほんとうですね。
わたしもはじめは民主化!中国にも影響してくれたら!
と頼もしく見ていたのですが。
エジプトでの民主化運動からイスラエルの崩壊説もあり
結局は、時代が混沌としていく方向のようです。
なかなかうまくいきませんね
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2011/02/20 23:33
オムロンさん,今晩は。
軍が引き上げたという情報もありますが,混乱は続くでしょうね・・・。
今日知ったところけでは,バルセロナのカタルーニャサーキットが,テストの打診を受けた・・・とのことでした。
せっかく史上最多の全20戦というGPサーカスを楽しみにしていたのですが,残念なことになりそうです・・・。
開幕がメルボルン,というのも定着してきた感じなので,ま,それも良いかと・・・。
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2011/02/18 23:15
たぶんキャンセルでしょうね~(ノ∀`)
来月いっぱいかかってもくすぶり続けるのではないでしょうか・・
さすがのバーニーもこればかりはどうしようもないのでしょうね。

そうそう、テストはおそらく、アブダビのヤス・マリナ・サーキットで行われると思います。
既にサーキット側が受け入れるためにスケジュールを明けた模様です。




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