合掌・・・
- カテゴリ:日記
- 2011/03/10 21:23:33
コメディアンにして俳優の坂上二郎さんが亡くなられた・・・。
数年前に脳梗塞で倒れてから,奇跡の復活・・・と言われていたのだが,昨年頭を強く打って栃木で入院・・・という報を聞いたばかりだったのだが,やはり脳梗塞だった・・・。
二郎さんと言えば,やはり欽ちゃんとのコント55号であろう。
土曜夜8時のフジ系は,長らく55号とドリフが視聴率で鎬を削った・・・。
ドリフが結構えげつないギャグで人気を取っていたのに対し,55号は体を張った体当たり的なギャグがウリだったと思う。
特に舞台の左右から走ってきての体当たりが名物で,ゲスト出演した紅白でもそれやっていたと記憶している。
人気があったのはたれ目の欽ちゃんの方だったが,私は二郎さんの方が絶対面白いと思っていた・・・。
「裏番組をぶっ飛ばせ」とか「55号決定版」とか「なんでそうなるの」とか,結構際どい題名の番組が,ゴールデンタイムを席巻したのは,60年代末から70年代半ばまでだった。
私なんか,野球拳とはコント55号の考案であると思っていたくらいだ・・・。
その後の二郎さんは,味のある俳優として人気があったと記憶している。
多分「夜明けの刑事」あたりが代表作となるのだろうが,個人的には90(平成2)年の大河ドラマ「翔ぶが如く」の西郷吉兵衛(吉之助=隆盛の父)役が印象に残っている。
コント55号がテレビ界を席巻していた時期は,我が国の高度成長期と被る。
下積み時代は長かったが,やはり時代の寵児であったと言わねばなるまい・・・。
因みに,55号の意味は,コンビ結成のその年(1966年),巨人の王貞治が打ったホームランの数に因んだものである。
時代を同じくした人の訃報は,やはり何とももの悲しい・・・。
ただただ合掌・・・。
黒い三連星・ガイアの声優さん(徳丸完さん)も6日に亡くなったそうです。
南無南無( ̄人 ̄)
櫛の歯が欠ける如く,時代を同じうした人が去っていくのは,悲しいものがありますね・・・。
昭和は遠くなりにけり・・・です。
コント55号は欣ちゃんと二郎さんで一時代を作りましたものね~
昭和を賑わした有名人が一人又一人と消えて行くのは本当に寂しいですね。
ー合掌ー