雪の日・・・
- カテゴリ:日記
- 2011/03/17 18:40:57
今日も予報が外れ,昨日来の雪は情け容赦なく一向に降る速度を落とす気配がない・・・。
確かに東北の太平洋側は,冬は乾燥して晴天の日が多いのだが,時々こうして3月も後半になった時期にどか雪が降ることが過去にもあった・・・。
被災地,それも我が街東部や隣接県の沿岸部,そして福島原発の事故によって不本意ながら避難せざるを得なかった人々にとっては,何ということだろう・・・。
唯々心が痛むばかりだ。
私のように,何とか自宅で生活ができる者はそれだけでも幸運なのだが,ここ何日か腹一杯食べていないせいか,大食らいの私は空腹感が無くならない・・・。
如何に贅沢に身を任せてきたか,本当に反省することしきりだ・・・。
日々の糧にありつけるだけでも感謝せねばならないのに・・・。
今日は,強制的に自宅待機となり(誰もがガソリンが底を尽きつつある),午前中は雪の中をDIY店に並び,卓上コンロとボンベを3つ手に入れた。
他に,トイレットペーパー12ロール(残り2つだった),ラップを2巻,それに点火器具
を求め,自転車で運んだ。
並んで開店を待っている途中,周囲の人と話す。
奥さんが末期のガン・息子さんが隣の医院で人工透析という年配の男性,帰省中地震に遭った東京の大学に通うお子さんを山形市まで送り,バスで庄内空港-羽田というルートで送り出したという隣の団地から並んだ奥さん,私と同年代で私の両親と同じ団地に住む男性,そして私の両親より少し若いとおぼしきご婦人・・・と,見ず知らずの人たちでも情報交換を根多に話が弾んだ。
少々寒いのを除くと,開店待ち時間の辛さが随分緩和されたようだった。
誰もが思いは一つで,精一杯今の生活を立て直そうとしている。
買い物を終えた際は一様に
「頑張りましょう」
と,声を掛け合って別れた・・・。
友人・知人からは,続々と知らせが届く。
気仙沼市に住む3人の消息は,相変わらずつかめない。
職場のある仙台新港で津波に遭遇し,東から迫る津波に対して敢えて西に逃げず,高台である北東方向に4キロ以上走って,隣接する多賀城市の文化センターに行って難を逃れたという話を聞いて驚嘆した。
市の南部で被災し,避難所に駆け込んで一夜を明かした者も居た・・・。
私なんか北西部にいたので,全く被害を受けていないに等しいのだ・・・。
・・・と,書いているうちに,2度電源が落ちた。
ブレーカーは落ちていなかったので東北電力の問題だろうが,灯油節約のためにストーブは最初しか使用せず,部屋が暖まったらエアコンに切り替えて18℃を維持できたら電源OFF。
その「ハイブリッド」方式を,数回繰り返したのが悪かったのかも知れない・・・。
さすがに,また停電か・・・と,びびった・・・。
さらに,そうしている間にも何度もの揺れを感じる。
TVを付けると,町民の半数が行方不明となっている南三陸町では,何と津波被害に遭わずに残った家に対する窃盗が増えているという。
預金通帳(印鑑無かったら無意味だろうに)やTV,灯油,ガソリンを盗んだ者や,自販機をバールでこじ開けていた20歳前後の若者も居たそうだ。
我が家の近くでも,屋外タンクから灯油を抜き取った痴れ者が居たという。
謙譲と高潔がウリの日本人として,万死に値する行為である。
皆が心を一つにして困難に向かうべき時に,同じ県民として情けないとしか言いようが無い・・・。
すみません,愚痴は書かないつもりだったのですが,かなり愚痴ってしまいました。
本当は,近況報告と今日一日のことを時系列に沿って追おうと思ったのですが,思いつくままに書いていたら,まとまりのない駄文となってしまいました・・・(いつものことか)。今夜も真冬並に冷えますので,早めに寝むことにします・・・。
ありがとうございます。
皆さんのご厚意に甘えて,今日も愚痴らせていただきました。
ただ,やはり愚痴っても後ろを向くだけですので,何としても乗り切ってやる・・・という意志力で踏ん張りたいと思います。
今日は,連絡の途絶えていた気仙沼の知人2人の消息をつかみました。
あと1人,確認できずにいます・・・。
町民の半数が行方不明という町もありますし,避難所では多くの方が凍えています・・・。
心が痛みますが,私もまさるさんの「つぶやき」にあった言葉を反芻しながら,明日も頑張ろうと思います。
善意溢れる方々の気持ちは,必ずこちらに届きますよ。
ここにいらっしゃる方々の善意は,私に十分に届きましたし・・・。
せっかく生きながらえた命ですから,何としても乗り切らなくては・・・の思いで踏ん張っています。
ありがとうございます。
ご厚意に甘えて,今日も愚痴っています・・・。
ただ,それだけでは駄目なので,ポジティブな思考で乗り切らなくては・・・と思います。
長友選手の言葉,心に沁みますね。
全くその通りで,愚痴って後ろ向きでいては駄目ということでしょうね・・・(猛省)
自販機をこじ開けていたという2人組は,翌日12日,津波の水が引いた直後にやっていたらしいです。
町一つ壊滅して,町民の半数が犠牲になったばかりというのに・・・。
ありがとうございます。
皆さんのご厚意に甘えて,愚痴っちゃおうかなと思ったりします・・・。
余震は嫌ですねぇ。
睡眠中にぐらりと来て,何度も起こされます・・・。
起きないと,もっとまずいのですけど・・・。
いや,愚痴るとどうしても後ろ向きになってしまうので,不快な思いをさせる・・・と思って描かないように心がけてはいるのですが・・・。
仰る通り,寒いと体力消耗しますね。
なので,今日も間もなく寝ます・・・。
美文では、心の澱は取れません。また、人の心も打ちません。
今は事実を感じたままに、がいいのではないでしょうか。
私は、余震や原発に心を悩ませていましたが、親しい飲み友達から、釜石在住の御兄姉と全く連絡が取れず、
安否が心配だとのメールが来て、まだまだそういう人々たちが大勢いることを今更ながら痛感しました。
このような苦境に乗じて、心根の貧しく汚い哀れな人間が跋扈する事態は、日本国民として恥ずかしい限りです。
今は、まさるさんの「つぶやき」にあった、
「僕らがいつも目ざすのは 愛しいものたちの幸せ
絶望の先に必ずある ひと筋の希望の光」
という言葉を、心に刻み漸進あるのみです。
(まさるさん、無断借用お許し下さい)
こちらでできることが、節電と募金くらいなのが、情けないし悔しいです。
もっとできることが見えてきたら、がんばります。
本当に、身体に気をつけてくださいね。
心も身体も。。。
湧き上がった感情は文字にしてしまえばだいぶ気持ちが落ち着きます^^
どんどん愚痴っちゃってください^0^y
外国のメディアで日本人の高潔さが報道されて嬉しく思っていたんですが、こーゆー輩も中にはいるんですね・・・。
「どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない。みんながいる!みんなで乗り切ろう!You`ll never walk alone」
セリエAで活躍する長友選手が掲げた日本国旗に書いてあったメッセージですが、日本人全員がこの気持ちを持てるようになりたいですね☆
言いたいことたくさんあることと思います、
まだ余震が続いているのが早く治まってくれることを祈っています・・!
何もできなくて申し訳ないです、
どうぞ頑張ってください・・!
そして明日への活力のために、寝て疲れを取りましょう。
寒さは身体にこたえているはず。
体力こそ、生き残るベースになるものです。