「江」~姫たちの戦国~第15回「猿の正体」
- カテゴリ:テレビ
- 2011/04/24 19:58:50
四十八手の次は,ナニが有ったか無かったかですか・・・。
そのあたりで既に引いてはいたのですが・・・。
身辺を探る???
大坂城の中を勝手に歩き回るのは勿論,三成,秀長,孝高,秀次,北政所,利休と自由に口をきくなど不可能と思いますが・・・。
・・・と,突っ込んでも詮が無いので(どうせ秀吉が少し悪人ではなくなるだけでしょう・・・),本日出て参った秀吉の養子3人について述べてみようかと思います。
結城秀康(1574-1607)
天正13(1585)年時点で12歳。
徳川家康次子。
幼名於義丸。
妾腹のため正室築山御前を憚って重臣本多作左衛門重次に預けられ,父に疎まれる(双子との説も)。
秀吉実子鶴松誕生後,関東の名門結城家へ婿養子として入り,下総結城11万石を継ぐ。
称羽柴結城侍従。
関ヶ原の役の際は小山評定の後,上杉への押さえとして関東に残る。
その功により,越前北の庄67万石の太守となるが,7年後に早世。
称越前宰相,越前黄門,結城少将。
武勇に長け,家康も一目置いていたというが早世が惜しまれた・・・。
羽柴秀勝(1569-92) 同17歳。
父は三好吉房,母は瑞龍院日秀(秀吉姉)。
つまり秀次弟。
幼名小吉,通称丹波少将,同中納言,岐阜宰相。
この年,早世した先代秀勝(信長四男)の遺領である丹波亀山(現亀岡)城主。
小田原の役の後,八ヶ月間甲信地方を治め,躑躅ヶ崎館に住した後岐阜城主となる。
お江との婚姻は天正15年とも小田原役後とも。
文禄元(1592)年,文禄の役に出兵中,巨済島にて病没。
享年24。
江との間に一女有り。
その子完子についてはいずれ述べてみたいが・・・。
宇喜多秀家(1572-1655)同14歳。
父は備中岡山城主宇喜多直家。
幼名八郎,初名家氏。
父直家は秀吉の対毛利政策によって,信長傘下へ入った直後の天正9(1581)年没。
元服後,秀吉の猶子となり秀の一字を貰い,備中美作の大名となる。
四国・九州攻め,小田原の役,朝鮮出兵にも従軍して力を発揮する。
関ヶ原では西軍の副将となり,勇戦したことは周知の通り。
その後については語るまでなし。
通称備前宰相。
誰よりも長く生きた・・・。
・・・ということで,今回は突っ込みもそこそこに,秀吉の養子について述べて終わってしまいました。
勿論,他にも秀次と小早川秀秋という大物も居るわけですが,私が語るまでもないでしょう・・・。
「江」を見終えた後,惰性に任せてBShiを見ていたら,「新撰組血風録」が始まりました。
土方を演ずるのは永井大(オグシュンかと思った。かつてのF1のおにいさん)。
「江」や「龍馬伝」に比して,数倍はまともに見えるのは何故・・・??。
コメントありがとうございます。
「篤姫」は,周囲を固める人たちがあそこまでは逸脱していなかったような気がします。
今回は,お初にせよ秀吉にせよ,とんでもないです・・・。
やはり脚本と演出のせいなのか・・・と思ってしまいます・・・。
乳母の存在というのは絶大な筈ですけどね・・・。
例えば,鎌倉幕府草創期の将軍2人,頼家の乳母は比企氏,実朝の乳母は北条氏から出ています。
権力争いの構図となっている訳です。
その乳母の存在を無視するのも考えもんですね。
大蔵卿局の大坂城での存在の大きさは,子の大野兄弟を見ても理解できますし,民部卿局は浅井時代からの乳母ですが,存在すらありませんね・・・。
困ったもんです・・・。
そっか,宇喜多秀家の奥方もごう(豪)でしたね・・・。
良かったですよ。
むしろそちらを楽しみにしています・・・。
亀レス済みません・・・。
ま,はっきり言って見る価値無し,と思いますが,ブログ根多の為に惰性で見ています。
運が良ければ生き残る・・・まさにそうですね。
そう考えると,お江の人生は幸運なだったのかもしれません・・・。
同じ脚本家女史が描く女性主人公大河にしても、
『篤姫』にはまだ配慮と品があった気が…。
あと、このドラマでは女性が主人公なのに、
侍女や乳母についてはどーでも良いみたいですねw
茶々の乳母は、恐らく後年の大蔵卿局でしょうし、
江の乳母は春日局を推挙したという説もある民部卿局でしょう。
城主の姫や婦人と呼ばれる立場の女にとって、
側近中の側近である乳母や侍女をまともに描かないって事は、
要するに表・政界の動きなんかは、
自動的に自分が調べ、見て回る形式にならざるを得ないw
宇喜多…浮田(ToT)/
彼の妻もゴウ(豪)でしたねえ。
秀吉とお江が抱きあうなど・・・???さては秀吉、お江までも狙って・・・などと妄想してしまいそうに・・・。
新番組の季節だから、どこかの局で本格時代劇始めたらいいのに!
時代劇は制作費が掛かるから、この景気では無理・・・。
戦国時代は、運命に翻弄された挙句、短命に終わる。長寿は幸運な武将だけ。
つくづく今の時代に生まれた幸せを感じます。