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koshiのお部屋分家


「江~姫たちの戦国」-第16回「関白秀吉」

・・・ん,連日の聖地巡礼で疲れ果てて寝てしまった・・・。
何々,ガラシャと忠興が来た??
復縁許されて挨拶だぁ・・・。
相変わらず訳分からんことになっとるようで・・・。


途中で数分人事不省になっていた時のことは分からんのですが,今回もかなりぶっ飛んでいたので,思い切り笑わせてもらいました。
そうした意味でも,私にとっては貴重な番組です。
何せ毎週のブログ根多には尽きませんので・・・。
何度か見るのを止めようかと思いましたが,ブログを読んでくださる方々の存在と大河視聴コンプリートへの拘りが,日曜6時の録画・再生へと私を導いてくれます。
実際見ていて面白いのは事実です(嫌みではなく)。
今回はどんなハチャメチャが飛び出すのやら・・・と思うと,楽しみですらあります(いや本当皮肉じゃないですって・・・)。
だから,もうそれに徹して楽しむことにしました。
少々のことでは,ぶっ飛んだり驚いたりはしません・・・。


・・・と思ったものの,さすがに
「足利将軍家の養子に」
というお江の献策には吹き出しました(お江に意見を求める筈無いし,そんなことは誰でも考え得ることでしょう)。
ついでに,秀吉が江に意見を求めたあたりで,さすが昨今の大河,主役が悉く史実に絡み,やたらポテンシャルが高い・・・と,納得したばかりだったのですが・・・(納得してどうする・・・)。


秀吉が足利義昭の跡を襲おうとしたのは史実ですし,義昭というプライドの高い没落貴族がそれを一蹴したことも史実でしょう。
ついつい元亀4(1573)年の槇島城の戦いによって,義昭は信長から追放されたので,室町幕府滅亡・将軍職剥奪と思いがちですが,名ばかりとはいえそのまま将軍であり続けたのが本当のようです。
で,私なんかすぐに信長と敵対する毛利氏の庇護下に置かれて,備後の鞆に移ったとばかり思っていたのですが,実はそんな単純なものではなかったようです。
どうも毛利へ行くまでの間に,三好義継の河内若江城に依り,それによって信長に義継討伐の大義名分を与えてしまったり,本願寺の仲立ちで紀州に依ったりしたようです。
紀州は本来幕府の三管領の一つである畠山氏が守護を務めていたので,幕府の威光がからくも通用した国だったと思われます。
また,本願寺の強力な味方であった地侍集団の存在も大きかったのでしょう。
鞆に移ったのは,どうやらその3年後の天正4(1576)年になってからのようです。
その翌年に信長による紀州征伐が起こっています・・・。
鞆は,建武3(1536)年に足利尊氏が当時の持明院統の光厳上皇から新田義貞追討の院宣を受けた地で,足利氏にとっては極めて縁起の良い土地であったようです。
そこに亡命政府を置き,御教書を発して武田・上杉・北条の三国同盟を計ったりしたこともありました(勿論,実現しませんでしたが)。
秀吉と会ったのは,天正15(1587)年に九州攻めに向かう秀吉が立ち寄った際と言われています。
翌年帰洛。
秀吉より捨て扶持ともいうべき一万石を先に挙げた城州槇島に貰い,お伽衆として余生を送り,秀吉より1年早く没しました。


で,鞆(に居るとは言っていませんでしたが)には,何と秀長が行っていましたね。
寡聞にして知りませんが,根拠が有っての設定なのでしょうか・・・。
出自の卑しさを散々愚弄していましたが・・・。
そう言えば,秀吉ファミリー登場の場面では,秀長だけ居ませんでしたね。
何で妹の旦那が居て,姉の旦那が居ないんだ・・・,それに秀次と秀勝の兄弟や秀保も・・・などと突っ込みかけましたが,このようなことは端から有り得ないと思い,突っ込むのは止めました。
どうせ次回は母と妹を家康の元に送るのでしょうから,その伏線(にもならんか)として秀吉ファミリーを出したということでしょうか・・・。
で,関白太政大臣となって位人臣を極める秀吉・・・。
惹かれ始める茶々・・・。
う~ん,首を傾げる私・・・。
次回,家康は秀吉母妹を閉じ込めた寺に,薪を積み上げたりするんでしょうか・・・。


信長-悪→善
秀吉-極悪→悪
家康→善
    

という,実に分かりやすい構図のドラマなので・・・。


・・・で,その後の「新撰組血風録」は池田屋でした。
こちらも突っ込みどころはありましたが,良かったです・・・。
やはり「天地人」も「龍馬伝」も「江」も,これや「坂の上の雲」にエキスを吸い取られたのではないか・・・と,勘繰ってしまいます・・・(後者は,年末の第三部放映が今から待たれてなりません・・・)。

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2011/05/07 18:36
うさりん♪さん,今晩は。
ありがとうございます。
いつも読んでくださってコメントいただきますので,すごく励みになります。
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2011/05/07 18:02
日曜日に見なかったので、今日やっと見ました〜。
ので、koshiさんのブログもやっと読みにこれました!
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2011/05/03 23:04
meianさん,今晩は。
ミムラさん,きつめの美人ですね。
指揮者の金聖響は勿体ないことをしたもんだ・・・って違うか・・・。

あれじゃ天下人ですよね,殆ど・・・。
家康はかなりの善玉として描かれているので,多分次回は秀吉の母と妹を寺に閉じ込めて柴を高く積んでいつでも日をかけられるようにした・・・ということはしないと予想します・・・。
でどうせまた江が意見するんでしょうね・・・あ,予告で詰っていたか・・・。

もう「坂の上の雲」が待ち遠しくてなりません。
第二部を見終えたばかりなんですけどね・・・。
何で大河がここまで落ちぶれたのか,悲しいです・・・。
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2011/05/03 22:56
サモワールさん,今晩は。
そうでしたね。
成り上がり者っぽく赤打ち掛けでど派手に・・・そしてアンバランスな雰囲気があると良かったですね・・・。
身内の少なかった秀吉は,僅かな身内を大切にしたようですね。
加藤虎之助に福島市松,脇坂甚内とか・・・。
そうした人物を出すことの方が,後の関ヶ原の布石になると思うのですが・・・。
どうも今回の旭姫登場は,次回の使い捨てのための準備という感じで,とってつけたような感じは否めません・・・。

私も思いましたが,この時点で秀吉は内大臣ですよね。
内大臣と武士の最高位はどちらが上なのか,脚本家女史は本当に御存じなのか・・・と疑っちゃいました。
ま,なればこそ,突っ込み甲斐もあり(本当?),ブログ根多にもなる訳でして・・・。
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2011/05/02 17:48
細川ガラシャ、綺麗でした。お市の方よりも好きだなー・・・って、
そんあ楽しみ方でもしないと・・・。

江こそ、天下無敵の大将軍ですね。
演じている上野樹里ちゃんは楽しいでしょう。

家康だけが、浮かれずに密かに機会を窺って手を打っているようですね。
大物俳優だけに、おちゃらけさせるわけに行かないのでしょう。

「坂の上の雲」は、私も楽しみにしています。
大河ドラマコンプりは、貫徹してください!(って、このブログを続けてほしいから。ミエミエ)

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2011/05/02 01:52
旭姫(大坂城へ入れたのなら打掛ぐらい着せてやれよ!)の登場は、
もう笑ってしまうぐらい『使い捨てキャラ』臭がプンプンでしたね。
まあ、歴代大河で旭姫が使い捨てにならなかったケースは少ないですけども。
次週、江がしたり顔で『そなたのせいで!』と秀吉に詰め寄る姿が目に浮かびます。
(あ、もう予告で流れていたか)

茶々の変心風味は、権力の亡者にして行く布石ですかね。

義昭の態度は、いくら何でもやり過ぎに見えましたがw
っていうか前将軍と内大臣では、出自の差こそあれ、
相当な地位の開き方のはずですが。
自分の所でも書きましたが、このドラマは
内大臣より将軍の方が地位が上だと認識しているようで…。




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