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koshiのお部屋分家


「江~姫たちの戦国」-第19回「初の縁談」

さすがに見るのがしんどくなってきたのですが・・・。
日曜6時に忘れることなくリアル視聴しました・・・。


ま,予想通りどうでも良いことにたっぷり時間をかけて描いていました。
女が政の道具-今更述べるまでもなく,封建時代では当然のことでしょう。
縁談というのは降って湧いてくるものであり,自由恋愛などというのは明治以降に西洋から入ってきたものでしょう。
だからといって,当時の女性は気の毒だ・・・という考え方は一面的に過ぎる,というか現代の感覚でしか無いと思います。
縁談というのは自分の意志でどうこうなるものではなく,むしろ
「私の夫となる殿方はどこに・・・」
と,夢見ているのが現実だったと思われます。
親から主君から押しつけられた縁談しか無いなんて気の毒,と思うのは短絡でしょう・・・。


で,めでたく本邦初のVIP自由恋愛カップルの成立となりました。
お初の縁談成立は,お茶々が動いたため・・・という新解釈にぶっ飛びましたが,その程度のことで驚いてはいけません・・・(自戒・・・)。
高次が九州攻めの功で江州高島1万石の大名となり大溝城主となったことと,初を妻としたことは,当然のことながら政治的配慮からでしょう。
室町幕府の四職の1つである京極氏は,北近江の守護大名にして名門佐々木氏の流れを汲む宇多源氏の名家です(南近江を支配していた六角氏も同族)。
つまり浅井家の主筋であり,室町時代は北近江の正統的な支配者ということになります。京・大坂といった畿内の玄関口でもあり,交通の要衝にして琵琶湖の舟運も重要なファクターとなりますから,生半可な者に支配させるわけにはいきません。
そうした点で,北近江の正統的支配者とも言うべき京極高次に白羽の矢が立ったと思われます。
考えてみたら,浅井三姉妹と高次は従姉妹ですから,結びつきも十分な縁談であったということでしょう。
高次は姉や妻の血縁で出世したと陰口をたたかれて,「蛍大名」(尻の力で・・・ということでしょうか)などと言われたそうですが,近江八幡城主-大津城主と近江国内で確実に出世していきます。
そして転機となったのは・・・その時が来たら述べることにしましょう・・・。


大坂城内で身を寄せ合って健気に生きていく三姉妹。
二女の初に幸福な縁談があり・・・次は・・・となるのでしょうが,でも果たしてこの三人は本当に仲が良かったのでしょうか・・・。
今となっては知る由も無いのですが,姉や妹の縁談を素直に祝福するような関係だったのでしょうか・・・。
そう考えると茶々が秀吉の側室になった理由も自ずと分かるような気がするのですが・・・。
「あんたなんて没落貴族の近江一万石がお似合いさ」
「佐治與九郎??誰それ??」
ぐらいがせいぜいではなかったでしょうか・・・。
女同士ってもつとどろどろとしたものでは・・・と,常に暗黒面に陥っている私なんか思うのですが・・・。


・・・ということで,後半の茶々については語る気力を失ってしまいました。
昼間から若い側室侍らせている秀吉を打擲した茶々・・・。
もう分からん・・・。
若い側室役のおねいさんに一瞬萌えかけました・・・。
もうそんなことしか見る楽しみがない(否それで十分か・・・)・・・。

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2011/05/25 22:03
よん様,今晩は。
そうなんですよ。
なんでも兄妹喧嘩したみたいで,行き来を断っているので女史1人の脚本となつたので酷いんだとか・・・。
確かに,あんな話,男は書かんですな・・・。
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2011/05/24 23:21
「脚本協力」としてクレジットされてる、お兄さんが
実は脚本を書いているという話が出ているようですが
こういうストーリーは男は書かないような。。。
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2011/05/23 12:06
meianさん,今晩は。
全く仰る通りで見ていられませんでした。
もう側室やら侍女やらのちょい役で出ているきれいなおねいさん見ることに目的を変えようかと思いました・・・(笑)。
権力に物を言わせていただく,或いは妹2人への当てつけで権力者になびき実をとる・・・とした方が一層潔いような・・・。
秀吉を徹底的に悪として仕立てるなら,女同士ももっとどろどろとした愛憎劇にした方が・・・・・・・視聴率取れんでしょうな・・・。
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2011/05/23 12:02
サモワールさん,こんにちは。
いつも詳細なコメントありがとうございます。
仰る通り,どろどろとした女の妄執が渦巻くような平安朝の恋愛劇は,この脚本家には無理と言うことでしょうね。
恋愛の機微とか,果たして描けるのかどうか甚だ疑問です・・・。
百歩譲って,今回の作品を恋愛ものに仕立てたとしても駄目とは思いませんが,とにかく登場人物に対する伏線の張り方が全く唐突に過ぎ,伏線になっていません。
さらには恋愛感情を持つに至る心情の描写が取って付けたようで,あれでは納得しません・・・。

浅井三姉妹は,仰るように表面では仲が良かったでしょうね。
初は大坂の役の際に既に寡婦となっていましたが,東西の和平交渉役として冬の陣の間大坂に在城していましたしね。
勿論,二度の落城を経て三人心を合わせて・・・といった局面は有ったことと予想されますが,縁談に関しては相方の値踏み等をしていたのでは・・・と思ってしまいました。
例えば,今回のように初が高次と念願かなって結ばれたなら,祝福はするけれども穏やかではない・・・というのが本音のように思ったもので・・・。
そう言えばエグザイルのにいちゃん出てこなかったので,張った伏線は生きているということでしょうか・・・。
視聴率下がったでしょうけど・・・。
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2011/05/23 11:51
うさりん♪さん,こんにちは。
いや,寝て正解というか当然です。
私だって眠かったですから・・・。
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2011/05/23 09:22
またまた前半、見逃し・・・。
後半は、猿と茶々の、ロミオトジュリエット張りの恋の心理戦!見てられません。
サモワールさんが仰るように戦国時代に恋愛や家庭劇を持ち込むな!ですね。
全部見逃せば、よかった!です。

姫達の戦国なのだから、
女同士が恋でも夫の地位でも競い合うほうが面白かったかも。

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2011/05/23 00:56
いやはや、今回も凄かったですねw

もうね、いっそ『源氏物語』でもやれば?って感じです。
いや、そんな事を軽々しく行ってしまうと、
冥府の紫式部に取り殺されてしまうかもしれませんが、
少なくとも、恋愛話をやりたいのなら、
中世以降の武家、しかも大名家ではやらないで頂きたいって事。

まあこの方では、『源氏物語』も無理だろうなあ。
姿を直に見た事が無いまま恋に妄想し、代筆の女房の返事から始まって、
ようやくベッドインしても、暗い内に帰宅し、
相手の姿を明るい内から見れるようになるのは夫婦になってから…
なんてのが当然な平安恋物語の機微は、この脚本家には描けまい。
ってか『源氏』の良さでも多少知っていれば、
初と高次を強引に恋物語にしてしまっても、もう少し面白く書けたでしょうに。

浅井三姉妹ですが、影では色々あった可能性は否定できませんけど(w)
少なくとも表面的には、かなり仲が良かった方だと思いますよ。
今回の茶々のフィクションはまあ置いといて、
茶々がそれなりに長女の気概で妹たちの面倒をみた可能性は否定できません。
完子を育てたのだって、それなりに江の境遇を思えば…という面もあったのではないかと。
初が落城間際まで大坂城にいたのも、それなりの絆があったのではないかと。
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2011/05/22 22:29
後半寝てしまいました・・・。




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