「江~姫たちの戦国」-第22回「父母の肖像」
- カテゴリ:テレビ
- 2011/06/12 20:15:11
今週も又何だかんだ言って見てしまいました・・・。
茶々の腹の子は秀吉の子ではないという落首が大手門(聚楽第)に。
で,町を2つ焼き払って,門番を初めとする17 人を殺した??
浅学な私は,そういう史実を存じませんでしたが史実です。
大仏の くどくもあれや やりかたな くぎかすがいは 子たからめぐむ
というのが落首の中身ですが,「日本史」を記したルイス・フロイスも「笑うべきこと」と語ったとされています。
で,番衆17人を処刑し,本願寺に逃げ込んだ者ばかりか関係者を含め113人をも殺したということです。
当時,秀吉は京都東山に大仏を建立しようとしており,それを名目として兵濃分離策である刀狩りを推進していました。
故に,上記のような落首が書かれたのでしょう・・・。
功徳と口説く(「くどい」も?)とやり方と槍刀をかけたあまり上等な句ではないですが,落首だから当然でしょう・・・。
天正17(1589)年暮れに,浅井長政とお市の方の供養が行われたのも事実でしょう。
現代に伝わる有名な肖像画は,高野山持明院に納められたことは,番組終了後語られた通りです・・・。
で・・・イケメン竹千代登場。
随分とまぁ反骨な若者という設定ですね・・・。
来週も出てくるようですが,早速江と会ったようで・・・。
これじゃ伏線にもなりませんな・・・。
でも今回は向井君出たので,視聴率上がったのでしょうか・・・。
冒頭に出てきたCGの聚楽第,ちゃんと飛雲閣が有ったのを確認。
中学生の時,社会科の先生がスライドで建物を映して,
「これを見て思うことは無いか」
と,質問したことを覚えています。
勿論,私をはじめとする生徒全員が分かるはずもなく,黙って聞いていたら,
「これ程センスの無い建物は無い」
ということでした。
飛雲閣は三層の建物ですが,各層がそれぞれ様式が違い,ちぐはぐな建物となっているというのが,その理由です。
つまり秀吉の田舎趣味丸出しということでした・・・。
聚楽第は秀次に受け渡され,秀次切腹後は取り壊されたと記憶していますが,飛雲閣は聚楽第の様子を伝える貴重な遺構として,今は西本願寺の南東角に残されています。
昨年末,私が訪れた時は生憎工事中で養生シートがかけられており,その姿を見ることはかないませんでした。
東西本願寺(これは家康の高等政策によって分割されました)は拝観自由なので,京都駅での列車待ちの時間にちょっと・・・というのがお薦めです。
ま,西本願寺はちょいと離れてはいますが・・・。
・・・という訳で,今回は突っ込む気力も無く流して見たという感じでした。
江が豊臣ファミリーの一員となっていたかどうかは分かりませんが,ま,傍若無人な江のキャラは,今後も続くことでしょう・・・。
あ,鶴松のことと,一瞬だけ出てきた例の側室おねいさんのことを書かないでしまいました・・・。
ま,いいか・・・。
因みに,飛雲閣の画像は↓です。
http://www.kyotodeasobo.com/art/staffblog/Hiunkaku_Nishi_Honganji.jpg
通常は非公開とのことでした・・・。
亀レスすみません。
ながら視聴が相応しい番組ですね。
飛雲閣は完全な寄せ集めです。
国宝だそうですが,センス無いですね・・・。
私は、ついにニコタでブログ訪問しながらの、ながら視聴(?)になりました。
飛雲閣。なるほど寄せ集めというのが、一目瞭然ですね。
あれもこれもと何でも持ちたくなるのが成金の習性でしょうか?
私も同じぐらいの年代で大河ドラマを見て興味を持ったものです・・・。
ま,時々(否,いつも)有り得ないことやってますので,くれく゜れも江がのだめのような傍若無人・天然と思いませんように・・・。
豊臣ゎ側室が11人もいるんだってねw
なんか複雑w