超雀蜂襲来??
- カテゴリ:その他
- 2011/06/20 19:52:03
昨日午前に完成。
米海軍戦闘攻撃機F/A18Eスーパーホーネット。
先日組んだF/A18Dホーネットの発展型である。
VFA-14,通称トップバッターズ所属。
自衛隊の次期主力戦闘機の候補にもなっていたという多用途戦闘機(マルチロールファイター)だが,実は組んでみるまで外観上の相違が分からなかった。
しかし,実際に組んで2機を並べてみると,まるっきり別の機体・・・とは言わないまでも,かなりの相違点が散見された。
まず翼面積がかなり大きくなっている。
エアインテーク上部の主翼前縁など幅が倍以上になったし,エアブレーキの位置も違う。
何よりも筋彫に墨入れを施していて分かったのだが,パーツの分割がまるで違っている。
ここまで来ると,完全に別機と言ってしまっても差し支えないような気がする。
スペックでは,エンジンも新しくなったし,何よりも火器搭載量が篦棒に増えた。
絞り込まれた機首や尖鋭な印象を残す全体のフォルムは,まさにホーネット(雀蜂)の名にに相応しい。
・・・ということで,部分塗装+墨入れ+オーバーコートで完成。
但し,残念なことにキットとしては出来の宜しくない部類に入ろう。
脚扉や主脚など大変良くできているのだが,前脚のタイヤが左右に分かれていないのである。
殆どロードローラーのように,2つのタイヤを一発成形してあるのだ。
失望すると同時に,やすりとデザインナイフ+カッターで溝を彫り始めた・・・。
目立たないところではあるが,こうしたところはしっかり作って欲しいものである。
幾ら初心者・年少者向けとはいえ,手を抜いてはメーカーの沽券に関わる・・・。
・・・で,例によって画像はこちら↓に・・・。
http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/e/eecba5546d76dcabec14b7f5e97bcbe5
(クリックで拡大します・・・)
仰るように,より尖鋭なフォルムのD型も魅力有りますよね・・・。
この2種,異なるメーカーなのですが,どうやらD型の方が出来がよいようです・・・。
なかなか造形的に美しい機体なので,もう2~3機種組んで並べてみたいですね。
2機を比較すると、スーパーホーネットの機体のデザインの完成度が高まって安定感を感じさせますね。
もっとも、F/A18Dホーネットのやや荒削りにも思えるフォルムも捨てがたい・・・。
タイヤの削りだし。お気持ち、良くわかります!
精巧に作ること!これがモデラーの心意気ですから!