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「江~姫たちの戦国」-第24回「利休切腹」

いきなり国替えから始まりました。
関東移封を命じられ,利休を訪う家康。
突然,ずばりと本質を突く利休。
で,秀勝と激突する江。
こんなわざとらしい接点を作ってどうするんだ・・・。
三成が利休を讒訴して陥れる・・・??
そんな設定で納得するのか・・・。
またしても,大坂城内恋愛ドラマが始まる・・・。
秀忠まで出現。
江曰く,
「あなたには(秀吉と利休のことは)関わりないでしょう」
とのことですが,あんたにも関係ないよ。
家康の国替えに対して,江が口出すわけ無いだろう。
おまけに利休のことも秀吉に問い詰めるとは・・・あり得ません。
結局,大徳寺山門の木像と茶器の高額転売を三成の讒訴で・・・,そして秀吉を見限って秀吉のために茶を点てるのが厭だと暴言吐いたから・・・というのは,納得できません。
秀長薨去の後のごたごたに巻き込まれたという説も有るようですが,一体どれが真実なのでしょう・・・。
利休の娘お吟は登場しませんでしたが・・・。
それから,古田織部(重然)は確かに利休七哲の一人でしたが(他に細川忠興,蒲生氏郷,高山右近等),利休に推されて茶頭になったかどうかは分かりません。
利休切腹の折,忠興と共に秀吉の怒りを覚悟で利休を見送った骨のある人物だったでしょうが・・・。
多分,織部の出番はこれで終わりでしょうね。
後年,大坂の役の際に大坂方への内通により切腹となったことは,多分触れられないでしょうから・・・。
抗弁せずに従容として切腹の座についたということは・・・??
真相はどうだったかきょうみが湧きます・・・。
このあたりは司馬遼太郎著「割って,城を」を読むと,成る程・・・と思わせるものがありますが,私の周囲にごまんと居た「アンチ司馬」には鼻持ちならないことかもしれません・・・。
最近では,コミック&アニメの「へうげもの」の方が一般的でしょうか・・・。
残念ながら,いずれも目にしていませんが・・・。


朝鮮使節引見って,果たしてこの時期にあったかどうか,或いは本当に鶴松を同座させて使節の顰蹙を買ったのかどうか,浅学にして存じませんが,秀吉の唐入りは信長の踏襲とも,本能寺直後から構想が有ったとも,国内の大名の対立を国外に反らすため・・・とも言われますが,そのあたりが何とも不鮮明です。
で,鶴松が倒れた時,秀長も危篤に・・・。
大和郡山城に駆けつける秀吉(本当に行ったのか?)。
だから秀長と呼ぶなって・・・。
小竹か小一郎,或いは大納言と呼べというに・・・。


しかし,たらればは歴史にタブーですが,この異父弟が秀吉より長命だったら,歴史は変わっていたでしょうね。
少なくても,関ヶ原や大坂の役があのように推移し,豊臣家があっさり滅ぶこともなかったような気がするのは私だけでしょうか・・・。
次回は利休切腹と,いよいよ江と秀勝の婚儀のようですが,「愛の嵐」なる副題を見て今まで以上の厭な予感がします。
ま,ちょっとやそっとじゃ驚かなくなりましたけど・・・。

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2011/07/05 22:04
サモワールさん,今晩は。
一昨日から某復興相のお笑い劇場にすっかり見とれておりました・・・(笑)。

朝鮮使節引見の場にも,各大名の国替え沙汰(人事)の場にも居り,利休切腹の沙汰に食ってかかる・・・等、あらゆる国政に参画する江のポテンシャルの高さ。
さすがとしか言いようがございません・・・。
何で江が家康や利休を慕うのか,必然性が全く感じられませんね。

利休が何故茶頭を辞任したのか,秀吉の何に失望したのか,そして利休を切腹に追い込んだ秀吉の怒りの根源は何なのか,これまた分かりませんでした(私だけか・・・)。
確かに利休は暴言吐きすぎですね・・・。
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2011/07/04 14:09
昨夜の『江』はまたしても録画のみの状態ですので、その前の回の感想を。

朝鮮使節引見に際し、鶴松の同座は確かに驚愕でしたが、
下座に控えていた、ただ一人の女性たる江の存在や如何に(-_-メ)
鶴松の同座が無礼なら、江は一体どういう立場なのか。
徳川移封に関して江が秀吉にくってかからねばならないほどの必然性が薄過ぎますw
利休切腹に関しても同様。

大和大納言薨去のシーンは良かったように感じましたが、
大納言の演技に脚本と設定が負けているように感じたのは私だけでしょうかw
利休と秀吉のシーンは、まあまあ見応えを感じたのですが、
利休が暴言を吐きすぎですw
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2011/06/29 22:57
うさりん♪さん,今晩は。
「グイン・サーガ」は100巻を超えて,今なお未完結なのでしょうか・・・。
栗本薫は「ぼくらの~」シリーズだけしか知りません。
「江」は,そろそろ愛想尽かされて視聴率がたがたに・・・とはならんでしょうね。
イケメンで視聴率とるんだろうな・・・。
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2011/06/29 22:53
meianさん,今晩は。
底は無いですね・・・もとより・・・。
800万人以上が,江という名すら正確に伝わっていない女性があのような立ち回りを演じたと思っている・・・というか,思ったのはその半数としても,空恐ろしいことです・・・。
歴史を歪曲するのではなく,異なった視点から見据えるのは良いと思いますが,だとしても説得力がいかんせん皆無です。
悪いけど脚本家女史には,「草燃える」(79)や「炎立つ」(93-94)見て説得力と歴史の必然性を身につけてほしい・・・と,思ってしまいました・・・。
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2011/06/28 09:55
「愛の嵐」というタイトルには思い出がありまして〜。
グイン・サーガの34巻「愛の嵐」。
私は友だちから借りてずっと読んでいたのですが、
この巻でその友達が挫折したため、私もその後読んでいないという・・・。
「江」ももしかしたら、ここで終わりか〜?
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2011/06/27 17:53
石田三成の嫉妬心と茶頭辞退で利休の死を片付けてしまう底の浅さ!?
もはや、何をか言わんや、の心境では?と拝察いたします。

スペシャルものなど他の番組では歴史の真実を追究する姿勢があるNHKですが
この大河ドラマは、脚色自由のお墨付きが与えられているようですね。
4900万世帯(平成17年国勢調査)の視聴率18%として、882万人以上が
歴史的観点からは、荒唐無稽な話をインプットされている、と考えると唖然とします。
史実に則ったといえるストーリーは少ないのですが、なにか釈然としません。




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