Nicotto Town


koshiのお部屋分家


F1GP,2011-Rd9英国GP

改修なったシルバーストーンサーキット。
ほぼフルフラットな幅のあるコース。
元はRAFの飛行場だったというのも首肯できます。
周囲はノーザンプトンらしい平原。
ル・マン(サルテ)やスパフランコルシャン,或いはホッケンハイムやニュルブルクリング,エステルライヒリンク(A1リンク)といった中欧のオールドサーキットと異なり,森が見えないぶん無機的な印象を与えがちですが,観客の熱狂ぶりはモンツァやイモラのティフォッシを凌ぐものがあり,さすがGP発祥の地だけあると思います・・・。
英国出身のドライバーは勿論多く,また多くのコンストラクターもファクトリーを同国内に持っているので,当然のことながらファンの熱狂度も高いのでしょう・・・。
かつてはジム・クラーク(フライング・スコットと呼ばれたので,正確にはスコティナーですが),グラハム・ヒル,スターリング・モス(元祖無冠の帝王。チャンピオンになれず),ジェームス・ハント,ナイジェル・マンセル,デイモン・ヒルといったビッグネームの他にも,ディレック・ワーウィック,マーティン・ドネリー,ジョニー・ハーバート,マーティン・ブランドル,マーク・ブランデル,エディ・アーバイン(本来はアイリッシュか?),ディヴィッド・クルサード(スコティナーか)・・・といった名前を聞いたことがあることでしょう。
その他,思いつくままに書き連ねますと,ブライアン・ヘントン,スティーブン・サウス,ルパート・キーガン・・・なんて知っている人いるのかな・・・(失礼!!)。


・・・という訳で,サッカーもF1も音楽も,ラテンよりゲルマン及びアングロサクソンが好みである私にとって,聖地シルバーストーンでの英国GPは特別な存在です。
特に86,87,91,92年のマンセル優勝,88年の非力なジャッドエンジンでの2位,93年のヒルの最速ラップ(直後にエンジンブローでリタイヤ),94年の優勝,99年の引退凱旋レース(ついでに兄シュー怪我),95年のハーバートの初優勝・・・と,私が最もF1にのめり込んだ80~90年代は,地元ドライバーの活躍に熱狂しました(85年はブランズハッチでの欧州GPでマン太郎がウィリアムズ・ホンダで優勝というのもありました)。
尤も,マンセル以外で英国GPで強かったのは何と言ってもフライング・スコットこと故ジム・クラークでした。
そのクラークのチームメイトにして彼がホッケンハイムのF2レースで事故死した68年のチャンピオンに輝いた元祖モナコマイスターのグラハム・ヒルは,何故か母国GPでは勝てませんでした(当時は,ブランズハッチやエイントリーで行われたこともあったようです)。
息子のデイモンが地元の大声援を背に優勝したのは,グラハム没後19年を経た94年になります・・・。


・・・で,レースです。
はっきり言って,可夢偉くんのリタイヤ(否,その前のピットレーン通過ペナ)で萎えました。
1回目のアクシデントは,どう見ても兄シューの強引なねじ込みですし(こういうミスが多い。限界と焦りか??),2回目のミスはピットクルーが1度上げたロリポップを急に下げたからで(後方確認ミス)で,彼のせいではないでしょう。
タイヤガンがヒットして何らかのダメージを負ったせいか,急にスピードを失ってルノーに抜かれたのも止む無しでしょう・・・。
あのままトラブルに見舞われずに走っていれば,間違いなく入賞だっただけに残念な限りです・・・。
マクラーレンは序盤にハミルトンが凄まじい走りを見せましたが,やはりタイヤがネックだったようです。
バトンは,ホイールナット未装着による脱輪というマクラーレンらしからぬピットミスで脱落。
どうも,コースが改修されてスタート位置が変わったせいか,真新しいピットレーンやパドックでのミスが多かったのでは・・・と勘繰ってしまいました。
あのパドックはやたら狭いように見受けられましたが・・・。
それに,旧コースの最終コーナー手前(インフィールドセクションの後)から入る旧ピットレーンがコースとなっているのも狭すぎでは・・・と,思いました。


後は,クレバーな戦い方をしたアロンソの走りが光りましたね。
最終ラップのハミルトンとマッサの攻防は,もっと映して欲しかったです。
当然の如く(ファンには申し訳ないですが)マッサを応援しました・・・。
ベッテルはピットのミスで後退した後,ずるずると後退して最後はタイヤに来ていたようです。
次戦は,ホッケンではなくニュルなんですね・・・。
こちらも伝統の独GPなので楽しみです。
ブロウンディフューザーの規制が,果たして赤牛を止めるのかどうか・・・。
新大陸では,たっくんがダニカ・パトリック嬢とクラッシュして20位だったようです・・・(トロントのストリートコース)。
次戦は二週間後にエドモントン・シティセンター空港特設コース。
次のストリートコースは,9/4のボルティモア(データ採ったのでしょう)。
こちらも頑張って欲しいです・・・。

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2011/07/16 23:35
やっと映像を観れました^^;
ピットでのミス凄く多かったですね。
今回結果を知ってから観たのでアロンソが何処で抜くのか不思議だったのですが・・・ピットのミスだったんですね^^;
プロウンディフューザーの規制が元に戻ってしまうのが少し残念な気がします^^;
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2011/07/16 09:45
まさるさん,おはようございます。
ハードなお仕事お疲れ様です。
今回赤馬が勝ったことで,少し勢力版図が変化しましたね。
次戦のニュルで,プロウンディフューザーの規制の結果もよりはっきりするのでは・・・。
ニュルが楽しみです・・・
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2011/07/16 09:43
Miataさん,おはようございます。
昨年の韓国GP以来でしょうかね・・・伊国歌。
サッカーでは割と聴く機会が多いのですが,スペイン国歌はあまり記憶に無かったです。
昨年のWCとアロンソ優勝時だけでしょうから・・・。
兄シューは,今後の動きから目が離せないですね・・・。
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2011/07/13 20:03
日曜は、朝3時半起きだったコトもあり、21時にはビジネスホテルのベッドに倒れ込んだのですが・・・。
ふと目を覚ますと、何故か0時20分(笑)
カムイのリタイヤは見れなかったですが、久々にフェラーリのイキのイイ走りが見れて、なかなかオモシロいレースだったと思います。
次戦以降の勢力図が気になりますね~☆
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2011/07/12 07:52
今回は久しぶりにイタリア国歌が聴けて嬉しかったですよ♪
運が見方した所も大きかったですし。
ピットストップでのミスも目立ちました。
しかし・・・ミハエルはキレが無くなりました。老いたせいだけでは無いような・・・
でも未だに人気は衰えず、高い給料貰ってるんですから、続けるならもっと頑張ってもらいたいですね。
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2011/07/11 21:55
オムロンさん,今晩は。
兄シューの談,私も読みました。
あそこはDRSゾーンだったのですね。
シルバーストーン旧コースは,幾度も走ってますので(爆),コーナーの名称からRのきつさまで把握しているつもりなのですが,今回は良く分からないまま・・・というのが現実です。
可夢偉は確かに掘られること多いですね。
極端なブロックしている訳でもなさそうですが・・・。
赤馬の復活は,私としても嬉しいです。
マッサは08年の速さを失ったのか・・・と思っていましたし・・・。
成る程,ハミルトンを抜ききれなかったのは,デブリ拾っていたせいでしたか。
確かにディレスタとブエミのクラッシュは酷かったですから・・・。
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2011/07/11 21:15
シューマッハを少しだけ擁護すると、あの接触の直前にDRSをレースで初めて使ったことから、想定していた以上にスピードが出ていて、ブレーキングの読みを誤ったというのが本人の主張です。
とはいえミスはミス。
気がかりなのは、シューマッハにこういった接触が多いのと同じくらい、小林は追突される事が多いということですね。
カナダでもロズベルグとハイドフェルドにオカマ掘られていましたし・・
彼が悪いのは運以外にないと思いますが、追突を誘発しがちなドライビングなのかもしれません。

小林にとっては気の毒としかいいようが無いレースでしたが、フェラーリの復活は嬉しい限り。
マッサもあと1周あればというところでしたが、ディレスタとブエミが接触した際のデブリによってフロアを壊してしまったそうなので、あれが精一杯かなと思います。
でも、久しぶりに戦えるマッサを見られたので・・結構うれしいものですね(*´ー`)




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